先日行われた全日本ジュニア柔道体重別選手権大会。

この結果を見て、ふと気になることがありました。


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男子の60キロ級より上の階級。
つまり、シニアの階級で高校生が入賞する確率が低いという事です。


私が出場した時(31年前)はもっと少なかったと思いますが、今年も決して多くないですよね。


高校生が優勝したのは、100キロ級の山口選手(長崎日大)だけ。



インターハイチャンピオンや全国高校柔道選手権のチャンピオンも出ていましたが、ことごとく敗れていました。


3位以上の高校生の入賞者は、60キロ級で2位に武岡選手(足立学園高校)、66キロ級で3位に湯本選手(桐蔭学園高校)、73キロ級で村上選手(神戸国際大学付属高校)、81キロ級で2位に賀持選手(桐蔭学園高校)、90キロ級はなし、100キロ級は前述の山口選手(長崎日大高校)と2位の関根選手(桐蔭学園高校)、100キロ超級で3位に斉藤選手(国士舘高校)の7名しかいません。


高校生にもいい選手は多かったと思うのですが、勝てませんでしたね。

60キロ級の市川選手(習志野高校)、66キロ級の水戸選手(比叡山高校)、73キロ級の塚本選手(日体荏原高校)81キロ級の奥田選手(京都学園高校)、田中選手(大牟田高校)、90キロ級の村尾選手(桐蔭学園高校)、100キロ超級の東部選手(大成高校)などは上位に絡むと思ったのですが、思いの外結果を出せませんでした。

特に村尾選手は優勝すると思っていただけに、意外な結果でした。
完璧と思っていた村尾選手にも、弱点があったんですね。


もちろん大学生も負けられませんから、ある意味順当な結果なんですけどね。


その中で、高校生同士で決勝をやった100キロ級の二人は将来が楽しみですね。
国内、国外共に層が厚い階級ですが、どんな風に成長するか楽しみですね。