中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

計量失敗

まさかの計量失敗

明日は村田選手のWBA世界ミドル級の初防衛戦と比嘉選手のWBC世界フライ級のタイトルマッチがあり、本日前日計量がありました。

村田選手は無事に計量をクリアしましたが、比嘉選手がまさかの900gオーバー。

再計量まで2時間の猶予がありましたが、途中でギブアップ。

試合前に王座剥奪となりました。
既に汗が全く出ない状況だとか。

比嘉選手がタイトルを獲得した時の相手も200gの計量オーバーで試合前にタイトル剥奪されましたが、まさかの比嘉選手までも計量失敗とは。


日本人の世界チャンピオンでは初めての失態だとか。


比嘉選手に限って、意図的に失敗したということはないでしょうが、日本記録となる連続KOの記録が掛かっていただけに、後味が悪いですね。


試合は、比嘉選手が明日の朝8時の時点でリミットから4.5キロオーバー以内なら試合が行われるようです。

KO記録も記録上は継続ということです。


私も過酷な減量を経験したことがあり、計量したその日の5キロオーバー、翌日には7キロオーバーまで体重が増えた経験があります。

ほぼ、水分での増加だった気がします。
比嘉選手も同じようなというか、もっと酷い状態だったのではないかと思います。

しかし、どんな理由があろうとも、計量失敗してはいけません。
せっかくの比嘉選手の経歴に傷がついてしまったのに違いはありません。


明日はしっかりと試合を行い、反省した上で階級を上げて信頼を築いていって欲しいですね。
スーパーフライ級で井上選手が出来なかった統一戦を含めた戦いするも良し、バンタム級に上げて井上選手との戦いも見てみたいですね。

体重別競技の問題

体重別の競技は色々とありますが、格闘技系の競技に多くあります。


私がやっている柔道もそのひとつ。

それ以外には、レスリング、ボクシング、キックボクシング、MMAなどが主なところでしょうか。
アマチュアでは、相撲も体重別で行われています。



体重別で行うからには、体重のリミットをクリアしなければなりません。
先日行われたグランドスラムデュッセルドルフの当日計量で、山本杏選手がこの規定に引っかかり、失格とされました。



私自身も高校生の頃から体重調整の苦しみを知っており、60キロ級の試合に出場した時は、最大15キロの減量を行っていました。
極限まで絞り込んでいるので、当日に5キロのリバウンドがあり、翌日にはさらに2キロ増え67キロにまで増えていたのを覚えています。



プロボクシング注目の試合、山中慎介選手とWBC世界バンタム級チャンピオン ルイス・ネリ選手との公開計量で山中選手は200グラムアンダーでパスしたのに対し、ネリ選手は2.3キロオーバーで再計量となりました。
その後も落とすことなく、予想通りベルト剥奪です。
そもそも、前回のドーピング疑惑の時に剥奪しておくべきです。
(正しくは、無効試合で山中選手がチャンピオンとしておくべきです。)


減量の過酷さは理解していますが、2.3キロオーバーというのは有り得ない数字です。
このところ、プロスポーツだけでなく、計量失格の記事を良く見ます。

プロスポーツの場合、興業的な問題もありますから、試合を中止としにくいのも理解できます。
今回の試合は、注目度の高い試合だけに残念です。
ネリ選手は、前回のドーピング疑惑(私は個人的に疑惑ではないと考えています)に続き、体重コントロールの失敗で信用を失いました。
そもそも信用できない選手でしたから、当たり前の結末といえばそうなんですが。



健康的な側面もありますから、主催者が認めた医師の診断でストップが掛かる以外は、最低でも出場停止2年くらい与えるべきだと思います。(もちろん罰金も)



試合に向けて積み重ねてきたものを、一瞬で無にされた感じになる相手の計量失格。
特に、ワンマッチではその衝撃は大きいと思います。
選手の心境も含め、対策を考えなければならないのではないでしょうか。

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山中選手のこの気持ち分かります。

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