4月5日、6日の全日本選抜体重別選手権大会が終了し、2025年世界柔道選手権大会の選考試合が全て終了しました。
この結果を受け、男女14階級プラス団体戦の日本代表メンバーが確定しました。

男子
60キロ級 永山竜樹(パーク24)
66キロ級 阿部一二三(パーク24)、武岡毅(パーク24)
73キロ級 石原樹(ジャパンエレベーターサービスホールディングズ)
81キロ級 永瀬貴規(旭化成)
90キロ級 村尾三四郎(ジャパンエレベーターサービスホールディングズ)、田嶋剛希(パーク24)
100キロ級 新井道太(東海大学)
100キロ超級 太田彪雅(旭化成)
団体戦
73キロ級 田中裕大(パーク24)
90キロ超級 中野寛太(旭化成)
女子
48キロ級 古賀若菜(JR東日本)
52キロ級 阿部詩(パーク24)、大森生純(JR東日本)
57キロ級 玉置桃(三井住友海上火災保険)
63キロ級 嘉重春樺(ブイ・テクノロジー)
70キロ級 田中志歩(JR東日本)
78キロ級 池田紅(コマツ)
78キロ超級 新井万央(日本体育大学)、髙橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)
団体戦
57キロ級 渕田萌生(自衛隊体育学校)
70キロ級 本田万智(東海大学)
この結果を受け、男女14階級プラス団体戦の日本代表メンバーが確定しました。

男子
60キロ級 永山竜樹(パーク24)
66キロ級 阿部一二三(パーク24)、武岡毅(パーク24)
73キロ級 石原樹(ジャパンエレベーターサービスホールディングズ)
81キロ級 永瀬貴規(旭化成)
90キロ級 村尾三四郎(ジャパンエレベーターサービスホールディングズ)、田嶋剛希(パーク24)
100キロ級 新井道太(東海大学)
100キロ超級 太田彪雅(旭化成)
団体戦
73キロ級 田中裕大(パーク24)
90キロ超級 中野寛太(旭化成)
女子
48キロ級 古賀若菜(JR東日本)
52キロ級 阿部詩(パーク24)、大森生純(JR東日本)
57キロ級 玉置桃(三井住友海上火災保険)
63キロ級 嘉重春樺(ブイ・テクノロジー)
70キロ級 田中志歩(JR東日本)
78キロ級 池田紅(コマツ)
78キロ超級 新井万央(日本体育大学)、髙橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)
団体戦
57キロ級 渕田萌生(自衛隊体育学校)
70キロ級 本田万智(東海大学)
男子
60キロ級 永山竜樹(パーク24)
最終予選の全日本選抜体重別では敗れたものの、パリオリンピック3位、そして先日の絶好調だったグランドスラムバクーの結果を受け、永山選手が順当に選出されました。選抜体重別を制した近藤選手は、海外で結果を残せなかったのが痛かった、中村選手も直接対決での敗戦で後れを取りました。
永山選手は、この好不調の波を無くすのが課題です。今まで通りの感覚頼りからの脱却が必要に思います。
66キロ級 阿部一二三(パーク24)、武岡毅(パーク24)
この階級も順当に選出され、2枠目の使用も順当だと思います。世界チャンピオンの田中龍馬選手は、このところ調子を落としており、選出洩れとなりました。非常に層の厚い階級です。
阿部選手は1試合のみで棄権しましたが、さすがの進退でした。武岡選手は躍動感ある試合運びはさすがでしたが、自分の強い場面に自信を持ちすぎているように感じます。世界選手権の時などは、この辺りのコントロールは上手かったのですが、悪く言うと今回は甘く見ていたように感じます。試合展開は隙ができやすいので、特に注意が必要だと思います。
73キロ級 石原樹(ジャパンエレベーターサービスホールディングズ)
最終予選の全日本選抜体重別では敗れたものの、海外での成績を加味し、石原選手が選出。対抗馬の田中龍雅選手はケガの影響もあって低調なパフォーマンスとなり、落選。ケガを早く治して復活して欲しいものです。この階級もある意味順当な選出です。今回の石原選手は、組み際の技が少なかったように感じます。石原選手の技のキレを警戒されて、今まで通りに入れなくなってきているのだと思いますが、ここを乗りこえないといけません。
81キロ級 永瀬貴規(旭化成)
最終予選の全日本選抜体重別で衝撃的な敗戦でしたが、GSに入るまでの戦いは安定していたと感じます。復帰戦が選抜体重別というのはハードルが高かったと言うことですね。候補の藤原選手が早々に敗れたので、選出は妥当。3連覇を飾った、永瀬選手の高校の後輩老野選手は、世界選手権や海外派遣で結果を残せなかったので、選出洩れは致し方ないですが、今年海外で結果を残せば、新旧交代も見えてきます。まだまだ若手に蓋をする存在でいて欲しい選手ですから、試合勘を取り戻し、体力の充実を図って欲しいものです。
90キロ級 村尾三四郎(ジャパンエレベーターサービスホールディングズ)、田嶋剛希(パーク24)
パリオリンピック2位の村尾選手は、選抜体重別を欠場しましたが、それまでの結果で当確。世界チャンピオンの田嶋選手も、結果を残し、これまた順当に2枠目での選出は妥当。この二人の直接対決を見たかった。田嶋選手は苦しい試合でも、辛抱強く戦っていた姿が印象的です。以前であれば、早く勝負を決めようと、無理して自爆するケースが多かったですが、自重するようになりました。攻撃力は田嶋選手の最大の魅力ですが、がまんすることも大切です。その意味からは、今回は我慢強く戦い、結果に導いたと思います。
100キロ級 新井道太(東海大学)
全日本選抜体重別で初戦の難敵増山選手を下し、優勝した新井選手が順当に選出です。スケールの大きな柔道、誰でも一発で放り投げる投げ力は魅力です。試合になった時の火事場のバカ力的な姿は、驚異の集中力の賜物でしょう。課題の組手、寝技も心境著しいので、楽しみですね。
100キロ超級 太田彪雅(旭化成)
全日本選抜体重別を3連覇した太田選手が選出。海外では苦戦することの多い太田選手ですが、組手が上手く、柔道IQが高いだけに小さくまとまり過ぎているように感じます。勝負所での先手攻撃が出来るようになると、海外勢との結果もついて来るように感じます。
団体戦
73キロ級 田中裕大(パーク24)
90キロ超級 中野寛太(旭化成)
団体戦メンバーとして、全日本選抜体重別を好パフォーマンスで優勝した田中裕選手とケガで勝ち切れなかった中野選手が選出。田中裕選手は、今後のことを考えると、非常に大きな選出となりそうです。中野選手は、半月板の状態が気がかりです。
女子
48キロ級 古賀若菜(JR東日本)
不調ながらも選抜体重別をしっかりと勝ち切り、悲願の世界一チャレンジの切符を手にした古賀選手。近藤選手、宮木選手が不在、吉岡選手も敗退したことで、選出は妥当です。このところ、古賀選手よりも年下の選手の台頭が目立ち、気が抜けない戦いが続いていますが、結果を残すのはさすがです。フランスのブクリ選手をやや苦手をしていますので、しっかりと対策を立てて挑んで欲しいものです。
52キロ級 阿部詩(パーク24)、大森生純(JR東日本)
阿部選手は危うい場面がありながら選抜体重別を勝ち切り、大森選手も決勝に勝ち残り、実力を示しました。この2名の選出は当然という結果ではないでしょうか。
57キロ級 玉置桃(三井住友海上火災保険)
ベテラン玉置選手が勝負所で如何なく力を発揮し、世代交代を許さなかった選抜体重別の結果を受け、順当に選出。ルール変更による掛け逃げの指導強化で、安易な指導をもらうケースがありましたが、本番までに対応して欲しいものです。柔道の上手さは折り紙付きですが、それに溺れることなく強さも追いかけて欲しい選手です。
63キロ級 嘉重春樺(ブイ・テクノロジー)
プレッシャーからか選抜体重別の動きは固かった嘉重選手。海外遠征時の良い動きが見られませんでしたが、実績で選出されました。粘り強い組手と寝技が持ち味ですので、それを生かした柔道を期待します。対抗の山口選手は勝ち切れなかった。勝てば代表だったと思いますが、次回に期待です。
嘉重選手のワールドシリーズでの戦いぶりは、非常に魅力的でしたので、大舞台での経験を積んで、ブレイクして欲しいものです。
70キロ級 田中志歩(JR東日本)
過去の実績もあり、決勝は痛み分けながらも代表に田中選手が選出されました。ルール変更により可能となった組手を随所に散りばめ、ルールに適応していたのは良かったと思いますが、試合運びにおいてはあまり計画的に感じず、淡々と進めていた印象です。実力は非常に高い田中選手ですが、後一歩勝ち切れないのは、この辺りの戦術面にあるように感じます。世界チャンピオンになる実力はあると思うので、非常にもったいない。初戦、新ルールを味方に、引手で後ろ裾を抑え、相手の背負投げを封じたところは良かったのですが、審判が掛け逃げの指導を取らないとなった時点で、戦略を変えるべきでしたが、そのままの展開を続けたところなどは、まさにこの弱点が出たようです。試合の流れ、ヤマ場を作ることも大切なので、このようなところを改善して欲しいですね。
天才型の選手だけに、試合を組みた立てるのは苦手かも知れませんが、期待の選手だけに頑張って欲しいです。
高校生の髙橋選手は末恐ろしい。前田選手を完封した試合運びはカデの選手レベルではありません。将来が楽しみというだけでは月並みすぎますが、本当に楽しみな選手です。
78キロ級 池田紅(コマツ)
選抜体重別では敗れたものの、過去の実績で池田選手が選出されました。一時代を築いた濱田選手と梅木選手の落ち込みは、時代の流れと言えばそれまでですが、寂しい限りです。その混戦を勝ち上がってきたのが泉選手というのが、この階級の弱さを感じます。池田選手も一時期の良さが消え、停滞しています。自分の柔道の軸を見失っているような印象ですから、今一度自分の武器、勝負する場所を整理すると良いのではないでしょうか。
78キロ超級 新井万央(日本体育大学)、髙橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)
選抜体重別優勝の高橋選手と、初戦敗退ながらも過去の実績から新井選手が選出。髙橋選手は安定感が増しました。自分の勝ち方を確立しているのが大きいように思います。対する新井選手は、今大会は少し相手を甘く見ていたように感じます、海外勢とではあの試合のような入り方はしないと思います。どちらも大きな海外勢対策が必要不可欠ですので、世界選手権まで十分に対策を練って欲しいものです。井上選手は将来が楽しみです。驚きました。
団体戦
57キロ級 渕田萌生(自衛隊体育学校)
70キロ級 本田万智(東海大学)
57キロ級の渕田選手は、もう一歩で代表を逃していただけに、団体戦とはいえ、経験を積み成長に繋げて欲しいものです。実力は十分にありますので、がむしゃらにやるだけではなく、試合展開にメリハリをつけることも意識すれば、さらに良さが出るのではないでしょうか。
70キロ級の本田選手は、個人戦の代表候補でしたが、ベテランの上手さに胡麻化された感じです。将来性十分ですから、団体戦の経験を生かして欲しいですね。
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60キロ級 永山竜樹(パーク24)
最終予選の全日本選抜体重別では敗れたものの、パリオリンピック3位、そして先日の絶好調だったグランドスラムバクーの結果を受け、永山選手が順当に選出されました。選抜体重別を制した近藤選手は、海外で結果を残せなかったのが痛かった、中村選手も直接対決での敗戦で後れを取りました。
永山選手は、この好不調の波を無くすのが課題です。今まで通りの感覚頼りからの脱却が必要に思います。
66キロ級 阿部一二三(パーク24)、武岡毅(パーク24)
この階級も順当に選出され、2枠目の使用も順当だと思います。世界チャンピオンの田中龍馬選手は、このところ調子を落としており、選出洩れとなりました。非常に層の厚い階級です。
阿部選手は1試合のみで棄権しましたが、さすがの進退でした。武岡選手は躍動感ある試合運びはさすがでしたが、自分の強い場面に自信を持ちすぎているように感じます。世界選手権の時などは、この辺りのコントロールは上手かったのですが、悪く言うと今回は甘く見ていたように感じます。試合展開は隙ができやすいので、特に注意が必要だと思います。
73キロ級 石原樹(ジャパンエレベーターサービスホールディングズ)
最終予選の全日本選抜体重別では敗れたものの、海外での成績を加味し、石原選手が選出。対抗馬の田中龍雅選手はケガの影響もあって低調なパフォーマンスとなり、落選。ケガを早く治して復活して欲しいものです。この階級もある意味順当な選出です。今回の石原選手は、組み際の技が少なかったように感じます。石原選手の技のキレを警戒されて、今まで通りに入れなくなってきているのだと思いますが、ここを乗りこえないといけません。
81キロ級 永瀬貴規(旭化成)
最終予選の全日本選抜体重別で衝撃的な敗戦でしたが、GSに入るまでの戦いは安定していたと感じます。復帰戦が選抜体重別というのはハードルが高かったと言うことですね。候補の藤原選手が早々に敗れたので、選出は妥当。3連覇を飾った、永瀬選手の高校の後輩老野選手は、世界選手権や海外派遣で結果を残せなかったので、選出洩れは致し方ないですが、今年海外で結果を残せば、新旧交代も見えてきます。まだまだ若手に蓋をする存在でいて欲しい選手ですから、試合勘を取り戻し、体力の充実を図って欲しいものです。
90キロ級 村尾三四郎(ジャパンエレベーターサービスホールディングズ)、田嶋剛希(パーク24)
パリオリンピック2位の村尾選手は、選抜体重別を欠場しましたが、それまでの結果で当確。世界チャンピオンの田嶋選手も、結果を残し、これまた順当に2枠目での選出は妥当。この二人の直接対決を見たかった。田嶋選手は苦しい試合でも、辛抱強く戦っていた姿が印象的です。以前であれば、早く勝負を決めようと、無理して自爆するケースが多かったですが、自重するようになりました。攻撃力は田嶋選手の最大の魅力ですが、がまんすることも大切です。その意味からは、今回は我慢強く戦い、結果に導いたと思います。
100キロ級 新井道太(東海大学)
全日本選抜体重別で初戦の難敵増山選手を下し、優勝した新井選手が順当に選出です。スケールの大きな柔道、誰でも一発で放り投げる投げ力は魅力です。試合になった時の火事場のバカ力的な姿は、驚異の集中力の賜物でしょう。課題の組手、寝技も心境著しいので、楽しみですね。
100キロ超級 太田彪雅(旭化成)
全日本選抜体重別を3連覇した太田選手が選出。海外では苦戦することの多い太田選手ですが、組手が上手く、柔道IQが高いだけに小さくまとまり過ぎているように感じます。勝負所での先手攻撃が出来るようになると、海外勢との結果もついて来るように感じます。
団体戦
73キロ級 田中裕大(パーク24)
90キロ超級 中野寛太(旭化成)
団体戦メンバーとして、全日本選抜体重別を好パフォーマンスで優勝した田中裕選手とケガで勝ち切れなかった中野選手が選出。田中裕選手は、今後のことを考えると、非常に大きな選出となりそうです。中野選手は、半月板の状態が気がかりです。
女子
48キロ級 古賀若菜(JR東日本)
不調ながらも選抜体重別をしっかりと勝ち切り、悲願の世界一チャレンジの切符を手にした古賀選手。近藤選手、宮木選手が不在、吉岡選手も敗退したことで、選出は妥当です。このところ、古賀選手よりも年下の選手の台頭が目立ち、気が抜けない戦いが続いていますが、結果を残すのはさすがです。フランスのブクリ選手をやや苦手をしていますので、しっかりと対策を立てて挑んで欲しいものです。
52キロ級 阿部詩(パーク24)、大森生純(JR東日本)
阿部選手は危うい場面がありながら選抜体重別を勝ち切り、大森選手も決勝に勝ち残り、実力を示しました。この2名の選出は当然という結果ではないでしょうか。
57キロ級 玉置桃(三井住友海上火災保険)
ベテラン玉置選手が勝負所で如何なく力を発揮し、世代交代を許さなかった選抜体重別の結果を受け、順当に選出。ルール変更による掛け逃げの指導強化で、安易な指導をもらうケースがありましたが、本番までに対応して欲しいものです。柔道の上手さは折り紙付きですが、それに溺れることなく強さも追いかけて欲しい選手です。
63キロ級 嘉重春樺(ブイ・テクノロジー)
プレッシャーからか選抜体重別の動きは固かった嘉重選手。海外遠征時の良い動きが見られませんでしたが、実績で選出されました。粘り強い組手と寝技が持ち味ですので、それを生かした柔道を期待します。対抗の山口選手は勝ち切れなかった。勝てば代表だったと思いますが、次回に期待です。
嘉重選手のワールドシリーズでの戦いぶりは、非常に魅力的でしたので、大舞台での経験を積んで、ブレイクして欲しいものです。
70キロ級 田中志歩(JR東日本)
過去の実績もあり、決勝は痛み分けながらも代表に田中選手が選出されました。ルール変更により可能となった組手を随所に散りばめ、ルールに適応していたのは良かったと思いますが、試合運びにおいてはあまり計画的に感じず、淡々と進めていた印象です。実力は非常に高い田中選手ですが、後一歩勝ち切れないのは、この辺りの戦術面にあるように感じます。世界チャンピオンになる実力はあると思うので、非常にもったいない。初戦、新ルールを味方に、引手で後ろ裾を抑え、相手の背負投げを封じたところは良かったのですが、審判が掛け逃げの指導を取らないとなった時点で、戦略を変えるべきでしたが、そのままの展開を続けたところなどは、まさにこの弱点が出たようです。試合の流れ、ヤマ場を作ることも大切なので、このようなところを改善して欲しいですね。
天才型の選手だけに、試合を組みた立てるのは苦手かも知れませんが、期待の選手だけに頑張って欲しいです。
高校生の髙橋選手は末恐ろしい。前田選手を完封した試合運びはカデの選手レベルではありません。将来が楽しみというだけでは月並みすぎますが、本当に楽しみな選手です。
78キロ級 池田紅(コマツ)
選抜体重別では敗れたものの、過去の実績で池田選手が選出されました。一時代を築いた濱田選手と梅木選手の落ち込みは、時代の流れと言えばそれまでですが、寂しい限りです。その混戦を勝ち上がってきたのが泉選手というのが、この階級の弱さを感じます。池田選手も一時期の良さが消え、停滞しています。自分の柔道の軸を見失っているような印象ですから、今一度自分の武器、勝負する場所を整理すると良いのではないでしょうか。
78キロ超級 新井万央(日本体育大学)、髙橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)
選抜体重別優勝の高橋選手と、初戦敗退ながらも過去の実績から新井選手が選出。髙橋選手は安定感が増しました。自分の勝ち方を確立しているのが大きいように思います。対する新井選手は、今大会は少し相手を甘く見ていたように感じます、海外勢とではあの試合のような入り方はしないと思います。どちらも大きな海外勢対策が必要不可欠ですので、世界選手権まで十分に対策を練って欲しいものです。井上選手は将来が楽しみです。驚きました。
団体戦
57キロ級 渕田萌生(自衛隊体育学校)
70キロ級 本田万智(東海大学)
57キロ級の渕田選手は、もう一歩で代表を逃していただけに、団体戦とはいえ、経験を積み成長に繋げて欲しいものです。実力は十分にありますので、がむしゃらにやるだけではなく、試合展開にメリハリをつけることも意識すれば、さらに良さが出るのではないでしょうか。
70キロ級の本田選手は、個人戦の代表候補でしたが、ベテランの上手さに胡麻化された感じです。将来性十分ですから、団体戦の経験を生かして欲しいですね。
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