驚きのニュースが入ってきました。


リオデジャネイロオリンピック柔道女子57キロ級の金メダリストラファエル・シルバ選手(ブラジル)のドーピング違反です。


記事によりますと、昨年8月の大会でドーピング違反が見つかったということですが、正しくは4月のパンアメリカン大会で発覚し、8月の東京の世界選手権でも再び陽性となったようです。
当時そのような話は全く聞いたことがありませんでした。

事実、現時点でIJFのラファエル・シルバ選手の記録には、
06. Oct 2019 Brasilia Grand Slam 2019 3
01. Sep 2019 World Championships Senior Teams 2019 -
25. Aug 2019 World Championships Senior 2019 3
12. Jul 2019 Budapest Grand Prix 2019 1
10. May 2019 Baku Grand Slam 2019 1
28. Apr 2019 Panamerican Senior Teams Championships 2019 -
25. Apr 2019 Panamerican Championships Seniors 2019 2
05. Apr 2019 Antalya Grand Prix 2019 -
29. Mar 2019 Tbilisi Grand Prix 2019 2
15. Mar 2019 Ekaterinburg Grand Slam 2019 -
22. Feb 2019 Düsseldorf Grand Slam 2019 2
16. Feb 2019 Oberwart European Open 2019 2
09. Feb 2019 Paris Grand Slam 2019 5
の記載が残っています。

記事では、IJFがラファエル・シルバ選手に対し、2年間の資格停止処分を行ったような記載もありますが、昨年10月のグランドスラムブラジリアにも出場しておりましたから、処分を巡ってスポーツ仲裁裁判所(CAS)に撤回や軽減の申し立てをしていたため、延期されていただけだったのかもしれません。

スポーツ仲裁裁判所(CAS)が申し立てを却下したことで、ラファエル・シルバ選手のオリンピック出場、2大会連続の金メダルの夢は消え去りました。

意図的かそうでないかは不明ですが、2年間の資格停止ということは、意図的と判断されたものと思います。




メディアリリース(原文)


JUDO – ANTI-DOPING
THE COURT OF ARBITRATION FOR SPORT (CAS) CONFIRMS THE TWO-YEAR
SUSPENSION IMPOSED ON BRAZILIAN JUDOKA RAFAELA SILVA


ぜんそくの薬に含まれている禁止薬物が検出されたようです。
不注意なのか意図的なのかは不明ですが、残念な結果です。




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