先日行われたグランドスラムデュッセルドルフの男子100キロ超級決勝で、両者反則負けということ裁定がくだされた。

そのため優勝者はなしで、銀メダルが2名という結果が掲載された。

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また、前日計量の後に当日階級プラス5%以内の体重でないと失格になるというルールに、山本杏選手が100gオーバーで引っかかり失格となりました。


前者は、2018年1月1日のルール改定で明確に記載されており、両者反則負けは問題ありません。
その際には大会から失格になると書かれています。
この失格という定義がやや不明瞭で、分かり難いですね。
失格ということは、表彰の対象外になるように感じる人も多いのではないでしょうか。

また、明確に罰則を与えられない場合は、試合を継続させるということも書かれていますので、ますます微妙ですね。
ルールですので、仕方ありませんが、勝負に出て欲しかったです。


後者の計量については、無作為な選出での抜き打ち検査だったようです。
これは、やや不公平な感じがしてしまいますね。
また、5%という数値も根拠に乏しい感じもしますが、決められているなら仕方ありません。
しかし、抜き打ちというのは止めた方がいいように思います。

ボクシングでも当日の再計量を義務付けている団体がありますので、行うことは良いと思います。
しかし、抜き打ちではなく全員やるべきですよね。


このあたりは見直して欲しいですね。