中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

ルール変更

全日本柔道大会ルール変更

2025年の全日本柔道選手権大会ならびに皇后盃全日本女子選手権大会のルールについて新たな発表がありました。







昨年同様の旗判定の導入と、さらに立ち姿勢で組んだ状態からの下半身への攻撃、防御が認められることになりました。

令和7年大会の審判規程申し合わせ事項には、昨年採用しました「試合時間内に勝敗が決しない場合は、判定にて勝敗を決する。」等に加え、「立ち姿勢において、相手と組んだ状態で攻撃・防御のために、相手の帯から下を掴む(触れる)ことは反則(指導)とはしない。但し、相手と組んでいない状況で直接相手の帯から下へ攻撃を行うことは反則(指導)とする。」を新たに導入することになりました。

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これは、離れた状態からのいわゆるタックルは禁じられますが、手内股(すくい投げ)、肩車、きびす返し、足取り大内などの技が使えると言うことです。


男女の全日本は、体重無差別の個人戦ですから、従来のIJFルールが前提としている同階級での戦いとは違います。


体重差のある場合、IJFルールは適していませんので、新しいルールの設定は歓迎です。
ここから、無差別用のルールが派生し、体重無差別の団体戦にも導入されるといいと思います。

柔道の良さである小よく大を制すというのを実現するには、今のIJFルールはかなり厳しいですからね。
楽しみな取り組みです。


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全日本柔道選手権がルール変更!

体重無差別で日本一を決める全日本柔道選手権大会。
柔道の個人戦が、体重別の試合中心となり、ルールもそれに沿った改定が多く、体重無差別の試合にそぐわないと指摘され早何年経ったのでしょう。

個人戦に限らず、体重無差別で行われる団体戦なども同じことが言えます。
私も現役時代(アマチュアなんで引退してはいませんが(笑))、体重無差別の団体戦にも良く出ました。
慎重170センチ、体重70キロ位でしたので、自分より大きい選手とやるのは珍しくありません。
現在も行われている春の関東高校柔道大会の個人戦の神奈川県予選にも出場し、ベスト8まで勝ち残りました。当時は400名ほど参加する、巨大なトーナメントでしたね。(余談 錬成塾で指導する榊原君とはこの大会のベスト16で初めて対戦しました)

現在のルールの主流は、国際柔道試合審判規定。いわゆるIJFルールです。
このルールが良いとか、悪いとかではなく、このルールは同じ体重の選手が対戦することを想定したルールなので、体重無差別には向いていない。

柔よく剛を制すというのは、確かに柔道の神髄であるかも知れませんが、ある程度対抗できる力も必要。そして、その不利を埋める策も必要ですが、IJFルールではその多くが出来ません。

ここ数年の全日本柔道選手権では、このルールのミスマッチを多く目撃し、ジレンマを抱えていました。
体重無差別のルールは別途作成すれば良いと以前より思っていましたが、ようやく改革が始まったようです。




詳しくは正式発表を待たなければなりませんが、一歩前進でしょうか。
出来ることならば、全日本柔道選手権に留まらず、体重無差別の試合に採用されるようになって欲しいものです。


そして、既に都道府県予選が開催されていますが、途中でルール変更するというお粗末な状況になっています。
これは協議を掌る主催者が、余りにもお粗末としか言いようがありません。
途中でルールが変わる選手の身になって考えれば(直前も同じですが)、良いことなんぞひとつもありません。
もちろん審判も大変です。

こんなことになるのであれば、講道館ルールでやればいいのにと思う人も多いでしょう。
こんな対応してちゃ、柔道人口が減るだけです。
事情は知りませんが、しっかりして欲しいな~。

ejudoにも、この辺りは厳しい意見として書かれているので、興味ある方は読むことをお勧めします。
まさに、この通りだと思います。



R4全日本ポスター-thumb-autox452-9063
昨年のポスター




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