中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

あり得ない

あり得ないWBCの裁定

今朝のニュースでWBCがルイス・ネリ選手と山中慎介選手のダイレクトリマッチの指示をしたとの記事がありました。

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もしやとは思っていましたが、この裁定はあり得ないでしょう。




WBSが禁止している薬物が検出され、それが事実と確定したのですから、その時点で試合自体が無効で当然。
ネリ選手の処分がどうなるかだけの話であるはずです。



食べた牛肉に入っていたという言い訳のようですが、食べる位の量では検出されない量が表示されたと聞いています。(まあ、これも聞いた話なので真実は不明ですが)

WBCはWADA(世界アンチ・ドーピング機構)にジルパテロールがもたらす影響について問い合わせたが、回答が得られなかったと言っているようですが、WBC認定の試合で、影響がどうであれWBCが禁止している薬物が検出されたらダメ以外ありません。
色々とWBCも言い訳していますが、自ら定めたルールを、解釈の違いならまだしも自らが明らかに破るのでは団体として致命傷です。


競技である以上、ルールが必要で、そのルールに基づいて公平に行われるから成立しますが、これでは競技ではありません。
先のWBAの村田選手とエンダム選手の判定問題は理解できるものですが(スーパーチャンピオンとレギュラーチャンピオンや暫定チャンピオン問題は別ですが)、これはまったく理解できません。


これが事実ならば、こんな団体を認めるのはおかしいと思います。
山中選手は、ネリ選手にリベンジしたいと思っていると思いますから複雑でしょうね。

[画像:b6aad1d8-s.jpg]


違反があったかなかったかに関係なく、一度負けた相手をそのまま放っておくのはボクサーだけでなく格闘家は良しとしないと思います。
やはり、リベンジに燃えているようですね。

今度はネリ選手にもクリーンにやってもらいたいものです。


判定勝負の難しさ

色々な競技で審判が判定を下しますが、人間が判断するので統一感が出ないことが多々見られます。


柔道でも、オリンピック決勝で篠原選手がドゥイエ選手の内股を透かしたにも関わらず、相手のポイントになったのが有名です。


明かな誤審だと思いますが、選手の立場からはなかなか誤審だとは言いにくいものです。


篠原選手も自分が悪いと言っていましたが、篠原選手は悪くないですよね。


野球やサッカーでも同様のことがあり、ビデオ判定が導入されたりもしました。
柔道でも、ジュリーという第三者がビデオをチェックしたり、判定対し意見を言ったりするシステムが確立してきました。



さて、昨日のボクシング。

田中選手は全勝全KO勝ちの最強挑戦者をダウンを取って完封勝利。


拳四郎選手も見事にチャンピオンを抑え、判定ながらも勝利!


比嘉選手は体重オーバーした元チャンピオンをKOで下し、周囲の不満を解消しましたよね。


そして、注目の村田選手とエンダム選手の試合。
村田選手はご存知オリンピック金メダリスト。
エンダム選手は元世界チャンピオンの強豪。


試合展開は、概ね村田選手がペースを握り、ダウンも一つ取って進みました。
有効打は圧倒的に村田選手が多かった。
エンダム選手は手は出していましたが、有効打は少なかった。

ダメージは明白にエンダム選手にありました。

田中選手の展開と似ていたとも言えます。


しかし、判定はエンダム選手の2対1。(116-111 115-112 110-117)

これにはWBAの会長も異論を唱える事態になりました。
@GilberticoWBAさんのツイート(https://twitter.com/GilberticoWBA/status/866011139007709185?s=09)




判定の基準が人それぞれでは、試合する方はたまりませんよね。


判定は確かに難しいので、明白に倒せばいいという声もありますが、実力が拮抗していればなかなか難しいものです。


非常にスッキリしない終わり方でした。


村田選手にはこのまま終わらないでもらいたいですね。



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