中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

治療・予防

膝の治療法

先日から左膝に違和感がありました。

膝の裏側が張っていて、歩きにくい感じです。



原因は思い当たらず、圧痛も強くありません。



少し前(GW)にボートの上から飛び降りてから、膝が引っかかるような感じがあったので、あの時に半月板を痛めたのかと思っていましたが、その後症状は消失していました。




そして、前述のような症状が発生です。




しばらくは、以前にもご紹介したチタンテープを貼り、様子を見ていましたが、あまり芳しくありません。
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坐骨神経痛も疑いましたが、痛みの出かたがおかしいので却下。
次に考えたのが、足底筋等の炎症ですが、炎症が起きるようなことやっておらず却下。



すると、入浴中に何気無く両膝裏を触っていたら、左膝の腫れに気づきました。
原因はこれですね。


とすると、やはりGW中にボートから飛び降りた際に、半月板を痛めていたのだと思います。
そして炎症を起こし、軽く水が溜まっているような状態なんでしょう。


確かに、膝のちょっとした動きの際に、膝がズレるというか引っかかるというか、良く分からない違和感がありました。



ということで、炎症を抑えるために湿布をして、ハンドタオルを折りたたみ、膝裏に当て、包帯固定を施しました。いわゆる圧迫固定ですね。
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膝に水が溜まるのは、前方が有名ですが、裏側も結構な確率で発生します。
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麦垂帯です。

このような時は、注射で抜くこともありますが、圧迫固定で吸収させることもあります。
注射は誰しも好きではないと思いますので、意外とこの方法は効果的です。


私も一晩これで様子を見たら、調子が良くなっていました。

打撲や捻挫、挫傷など出血を抑えたい時にも使える方法です。
以前、おでこに膝蹴り食らったときも、この方法で出血を抑えました。


ということで、不明な時はもちろん専門家に診せることが大事ですが、応急処置としてこんな方法もありますので、頭の片隅にでも入れておくと良いと思います。


ケガとの戦い ケガの見極め方

柔道に限らず、コンタクトスポーツである格闘技にケガは付き物です。


私も大なり小なりのケガを経験しています。

幸い、本格的な骨折は経験ありませんが、不全骨折や疲労骨折は気づかないうちにあったと思います。
もちろん捻挫、打撲、挫傷は数知れず(苦笑)



年を重ねるに従い、思わぬケガも増えてきました。


今まではケガしなかったようなシュチュエーションでのケガが多くなってきた感じがします。
先日も、相手の巴投げを堪えたら、出会い頭で相手の膝がおでこに激突。
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また、私の場合、左組みですから左足での技が多いのですが、頭の中の動きと、実際の動きがズレているのだと思いますが、変なところにぶつかって痛めるケースが増えています。

一昨年には、打撲から蜂窩織炎を発症し、幸い切開、排膿せずに済みましたが、えらい目に合いました。
昨年は人生初の肉離れ、今年は肩鎖関節脱臼。
今は膝の裏側の違和感が続いていますし、先週の稽古では足の親指の爪を剥がしました。
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特に何した訳でもなく、痛みが残る肘、何度も痛めている首、腰などは常に何らかの痛みや違和感が付きまとっています。
これらを最悪の状態にしないためにも、メンテナンスや治療、予防が必要です。


トレーニング含め、運動直後は関節や筋肉が疲労し、熱を持ちますので、クールダウンのための運動(整理体操、ストレッチ等)が必要です。


その後、アイシングなどを必要に応じて行い、場合によっては簡易の低周波治療器を使ったり、テーピングなどで保護したり、湿布で痛みを緩和したりします。


で、一番大切なのは、ケガの状況の見極めです。
無理して大丈夫なケガと、無理したらダメなケガとがあります。

もちろん、オリンピックや世界選手権の決勝前にケガしたというのであれば、無理する場合もあるでしょうが、一般人の場合そんなケースはレアというか皆無だと思います。


簡単な見分け方として、日常生活に支障が出るような状態であれば、自重すべきです。
日常生活は、柔道などの格闘技やその他のスポーツに比べ、負荷は少ないです。

しかし、その少ない負荷であっても耐えられないのであれば、間違いなく運動すると状況は悪化し、後に影響を大きく残します。
(日常生活に支障がなければ大丈夫という訳ではありませんので、注意してください)



昨年の肉離れの時は、試合中でした。
一瞬、何が起きたか理解できませんでしたが、アキレス腱を切ったか肉離れと思い、棄権しました。
直後は動けそうな感じでしたが、ドンドン痛みが強くなり、歩行も困難になっていましたから、棄権の選択は正しかったと思います。

柔道整復師として、自分のケガは自分で治すというポリシーを持っていますので、応急処置を除き全て自分で治療しました。




私も、以前努めていた接骨院や整形外科で、試合に出たいために無理をするアマチュアの方をたくさん見てきました。
専門家として、やはり治すことが第1ですが、本人の意向も出来るだけ尊重していました。
その上で、納得して選択してもらうように心がけていました。
ケガをしながらの戦いは、本来のパフォーマンスを発揮できず、消化不良にもなりますからね。


私のような年齢になると、治りも悪くなり、どこかしら痛めながらの状況が続きますので、誤魔化しながらやったり、サポーターやテーピングで補強してやることとなります。
やっぱり、好きだから無理してしまうのですよね。

そんな訳で、これからもケガとは紀っても切れない関係でしょうから、仲良くすることとします。
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