中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

柔道(自分史)

柔道部物語(高校編)⑭金鷲旗

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夏の高校柔道のイベントといえば、金鷲旗高校柔道大会。
1年生の時は留守番、2年生の時は補欠でメンバー入りも出場なし。
そして最終学年は先鋒でメンバー入りです。

金鷲旗といえば抜き勝負。
最低5人抜きはやりたいと思っていたので、先鋒というのは待ってましたという感じ。

しかし、直前の国体二次予選で、釣り手の親指と肘を痛めており、調子は決してよくありませんでした。

1回戦は福岡県の糸島高校。
先鋒で私が出場し、3人目まで勝ちますが4人目で引き分けて5人抜きならず。
次鋒の後輩が相手の大将を破り、不戦3人で勝ちました。

2回戦は昨年同様に熊本県の東海大二高校。
私は先鋒で濱田選手と対戦し、得意の出足払いで倒すもポイントにならず、決め手を欠いて引き分け。

次いで次鋒戦はポイントゲッターの原口選手を1年生の桃崎選手が止めて引き分け。
中堅戦は河内選手が取られ、副将の金子選手が引き分け。
大将の柏木選手が副将を取り、大将同士の戦いに縺れ込みました。
相手の大将の小嶋選手はかなりの強豪選手。高校卒業後、旭化成に進み実業団個人戦で優勝するなどしています。
この選手に対し、柏木選手も健闘し試合終了間際に内股で投げましたが、主審は場外の判定。
柏木選手の内股に完全に乗った小嶋選手の左足が投げられながら着地したのが場外でしたが、技を掛けたのは明らかに場内。
いわゆる誤審です。
再開後、逆転を狙った小嶋選手に柏木選手は投げられそのまま抑え込まれ一本負け。
2年連続で東海大二高校に敗れることになりました。

この試合は本当に悔しかった。
中学時代にも誤審で負けましたが、それに続く誤審による敗戦。
しかも、主審は東海大二高校に近い関係者だったとか。
ホームタウンデシジョンですよね。
高校生の私には、受け入れがたい敗戦でした。


この大会にて、高校生としての公式戦は終了です。
しかし、関東ジュニアに出場できることとなり、通常よりも1階級下(71キロ級から65キロ級)での出場することになりました

なぜ出場できたのかは未だに不明です。
当時は神奈川県予選もありませんでしたので、推薦で出場した形だと思います。


柔道部物語(高校編)⑬国体二次予選

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で、柔道の再開はいつになることやら。
格闘技の試合もなく、過去の振り返りを行っているので、久しぶりに自分史の更新です。


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このパンフレットは、大学生時代に成年の部に出場した時のものです。


国体の一次予選が終了し、いよいよ2次予選。
組み合わせ抽選の結果、準決勝はインターハイ代表になった濱田選手(桐蔭学園)との対戦になりました。

濱田選手とは神奈川県の体重別新人戦の団体戦で対戦し、その時は引き分けでした。
濱田選手右組、私は左組のケンカ四つ。
得意技も、濱田選手は背負い投げ、私は内股と対照的な二人でした。

試合前に立てた私の戦略は、濱田選手が背負い投げに来たところを潰し、内股で切り返すことを狙うというもの。
これで投げる気満々で挑みました。

後々考えると、これが敗因でした。
濱田選手も私も攻撃型の選手で、先行逃げ切りタイプです。

つまり、先手の取り合いになり、如何に自分のペースで試合を進めるかという争いだったのですが、これを自分から放棄する戦略を選んでしまったのです。
新人戦での対戦の感覚から、この戦略で勝てる(投げれる)と思い込んでいました。

試合が始まり、予想通り濱田選手が右の背負い投げで攻め込んできます。
来るのが分かっているので、当然かわしますがなかなか内股に入るチャンスがありません。
濱田選手の攻めのペースはどんどん上がり、投げられはしないものの完全に攻撃のペースを掴まれてしまいました。
ここで本来ならば、ペースを取り返すために違う取り組みをしなければならなかったのですが、準備不足が祟り、ペースを変えられません。
一度崩れたリズムは回復せず、確か場外になったものの投げられたはずです。
そのまま時間となり、判定は赤2本で濱田選手を支持。

準決勝で敗退し、決勝で待つ宮本選手の元にたどり着きませんでした。

相手の技を内股で切り返すという戦略自体は悪くありませんでしたが、最初からそれを狙ったのが失敗でした。
攻撃型の選手同士の戦いで、ペース争いが重要であったのにも関わらず、その争いをやらなかった。
これでは、勝てる試合も勝てません。
おまけに試合中に釣り手の親指を捻挫し、肘も痛めるなど散々な状態になりました。

本来であれば、組手で先に抑え、足技を使いながら先手で攻め、苦し紛れに来た背負い投げを切り返すならば良かったと思います。
それを怠り、楽をした結果が完敗になった理由です。

こうして、高校時代の個人戦は全て終了したと思っていましたが、ひょんなことから関東ジュニアの出場権が巡ってくることとなり、出場することになりました。

国体の二次予選が終了し、すぐに次は金鷲旗です。




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