中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

ベテランズ

2026年日本ベテランズ国際柔道大会 個人戦

2026年日本ベテランズ国際柔道大会が6月20~21日に、埼玉県上尾市のリプロ武道館で開催されました。

出場資格は30歳以上で初段以上(海外選手は1級以上)となっていたはずですが、今年の要綱には下記のように記載されています。
ですが、例年通り国際大会なので海外からもエントリーできているので、要項が不備なのでしょう。

今回大会には、海外の友人もエントリーしています。
一人は韓国 釜山の父子柔道のCHOI seungwan選手。
丸山選手の大ファンで、今大会はM2 73キロ級にエントリー。
2024年大会にも出場しています。

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もう一人はラスベガス世界ベテランズで知り合ったハワイでサーフィンスクールを息子さんと営むHOEKSTRA james選手。
以前、日本に住んでいたので、日本語はペラペラ。
前回の鹿児島大会に続き、M7 81キロ級にエントリーです。
前回も一緒に食事を楽しみ、永年の友人のような感覚です。
来年のワールドマスターズゲームスにもエントリーするって言ってました。

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こうやって、海外選手と仲良くなれるのが国際大会のいいところ。
団体戦で対戦したTeam Isshin SanbuのANDRIANOV Alexandre選手とも連絡先を交換しました。

参加資格:
(1) 全日本柔道連盟2026年度登録者である日本人及び日本在留の外国人
注) 未登録者は出場出来ないため、当該の都道府県柔道連盟(協会)を通して、速やかに登録手続を完了すること。
(2) 日本マスタ―ズ柔道協会の登録会員であること(申込時に自動的に会員となる)。
(3) 2026年12月31日時点で30歳以上の者(1996年以前に生まれた者)(年齢基準は2026年12月31日時点での年齢を基準とする。)
(4) 参加者は講道館段位が初段以上の既得者であること。


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組み合わせ



すったもんだあって、一度発表された組み合わせは変更を重ね、私は1回戦から登場。
初戦は髙⽥⾏紀(東京都)選手、勝ち上がると準々決勝は岸野公勇(千葉県)選手です。
さらに準決勝はCHAIB sahraw(神奈川県)選手と平賀誉治(愛知県)の勝者と昨年3位の梅岡達⽣(愛媛県)選手が対戦し、この勝者と対戦する組み合わせです。

と、またもや組み合わせ変更。
1回戦でこの階級のレジェンド西尾真治選手といきなり対戦です。

何故今回このようになってしまったのかはこちらで↓



ちょっとあり得ない対応だと思います。


さて、試合当日の朝、大浴場のお風呂に向かい体を温め、目覚めさせます。
と、ここでアクシデント。
体を洗う時、足を上げたら腰に違和感が。
恐る恐る体を動かして確認すると、違和感は残るものの痛みは出ておらずセーフ。

朝食をゆっくりと摂り、準備を整え試合会場に向かいます。


会場で試合を観戦しつつ、11時前にアップ会場に移動し、着替えてアップ。
同級生が付き人として来てくれました。(感謝)

体を解し、腰の状態を確認しながら、軽い打ち込みと足技の投げ込み、そして組手を入念にチェックし、汗をかきます。

12時から午後の試合が開始ということでしたので、15分前に終了し試合会場に移動。
ところが、午前中の試合が押しており、午後の再開は遅れるとアナウンスが。

午後の部が再開し、私の試合は4試合目。
いよいよ勝負です。

西尾選手とは愛媛県で開催された日本ベテランズの準決勝で初対戦し、その際は巴投げで一本負け。
その後、再戦は適わず、年齢の階級の差ができたことで今年2度目の対戦となりました。

個人的には、この1試合に集中し、後のことは考えないで挑みます。





ファーストコンタクトでケンカ四つクロスで背中を叩き、西尾選手の頭を下げ、隅返しを打ち込むも待て。
ここで手の甲のかさぶたが剥がれ、治療。


次いでも同様にケンカ四つクロスで背中を叩き。そこから小内刈りを狙うも待て。
思ったよりも間を詰めさせてくれませんでした。

次いでは通常の組手に戻し、引手争いから両者足を飛ばし、西尾選手が巴投げも潰して待て。

次いで、同じように組み合い、私が小内刈りで追い込み、距離が詰まったところで潜り込みながら捨て身技を打つのと、西尾選手が大内刈りに踏み込むタイミングとが合致し、見た目上私が投げられたように見え、主審は技ありを宣告。しかし、すぐに両副審から異議が入り、映像チェックの後取消。
私的には、自分から仕掛けていたのでポイントはないと確信していましたが、映像で見るとやられているように見えるのも事実(笑)

次いで、釣り手は低く持ち、振りながら西尾選手にプレッシャーを掛け、内股、小内、隅返しの連続技を打ち込みますが、技の効果はなく、寝技の攻防も進展なしで待て。

この攻防で、私は消耗してしまったようで、動けなくなってきました。
下がりながら組み合い、西尾選手の出足払いから、巴投げに対して動かなければならないのに動けず、まともに受けてしまい有効。

何とか挽回せんと、前に出てプレッシャーを掛けるも巴投げで展開を切られ待て。

次いで、両襟で距離を詰め、足を飛ばすも西尾選手は崩れず、小内刈りで前に出たところで釣り手が切れ、その流れで足を触ってしまい指導。

逆転の巴→十字を狙うも、都合よく掛かる訳もなく待て。この時点では、立ち上がるのもキツイ状況に。

残り時間4秒、本来ならば飛びついての抱き勝負をするなどしなければならないところでしたが、体が動きませんでした。
組手争いで終了。


また、負けました。
対策を練って、効果的だったもの、想定とは違ったものとありましたが、方向性は間違っていなかったと思います。
有効は失ったものの、試合展開は悪くなかったですし、判定ならば勝つチャンスもあったでしょう。
しかし、その戦略を支えるスタミナが急激に落ちた。
これは、減量云々ではなく、コンディション作りの失敗だと思います。
これぐらい大丈夫だろうという驕りがあった。
そんな甘い考えで西尾選手を破ることができるはずがない。
前日の過ごし方が問題でしたね。
次回、同じ轍は踏まないように注意します。

ちなみに、心配だった腰は試合中問題なしでしたが、試合終わって集中が切れてから前進の倦怠感に加え、あちこち痛みが出て、腰ももれなく痛くなってきました。


西尾選手はその後も順調に勝ち上がり、8度目の優勝。
来年のワールドマスターズでは、必ず雪辱します。






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2026年日本ベテランズ国際柔道大会 団体戦

2026年日本ベテランズ国際柔道大会が6月20~21日に、埼玉県上尾市のリプロ武道館で開催されました。

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出場資格は30歳以上で初段以上(海外選手は1級以上)となっていたはずですが、今年の要綱には下記のように記載されています。
ですが、例年通り国際大会なので海外からもエントリーできているので、要項が不備なのでしょう。


参加資格:
(1) 全日本柔道連盟2026年度登録者である日本人及び日本在留の外国人
注) 未登録者は出場出来ないため、当該の都道府県柔道連盟(協会)を通して、速やかに登録手続を完了すること。
(2) 日本マスタ―ズ柔道協会の登録会員であること(申込時に自動的に会員となる)。
(3) 2026年12月31日時点で30歳以上の者(1996年以前に生まれた者)(年齢基準は2026年12月31日時点での年齢を基準とする。)
(4) 参加者は講道館段位が初段以上の既得者であること。

今年は、鎌倉柔道協会として初めて団体戦にエントリーします。
団体戦は、先鋒 30歳代、次鋒 40歳代、中堅 50歳代、副将 60歳代、大将 70歳代という陣容。
各チーム、副将、大将の手配に苦労するはずです。御多分に漏れず、鎌倉柔道協会もこの2人を口説いての参加です。

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大将は御年82才。
まだまだ元気なので心配はしていません。
私は監督としてチームをサポートします。
50歳代は高校の同級生を抜擢しました。







組み合わせ


団体戦は、2回戦でTeam Isshin Sanbu(アメリカ/イタリア)と対戦。
3名ながら、いずれもベテランズ柔道の各種大会に出場しています。
ここを勝ちあがると、3回戦で昨年優勝の東京柔道BAKAと神⼾六甲台柔道クラブの勝者と対戦です。


すったもんだあって、一度発表された組み合わせは変更を重ね、私は1回戦から登場。
初戦は髙⽥⾏紀(東京都)選手、勝ち上がると準々決勝は岸野公勇(千葉県)選手です。
さらに準決勝はCHAIB sahraw(神奈川県)選手と平賀誉治(愛知県)の勝者と昨年3位の梅岡達⽣(愛媛県)選手が対戦し、この勝者と対戦する組み合わせです。

と、またもや組み合わせ変更。
何故今回このようになってしまったのかはこちらで↓



ちょっとあり得ない対応だと思います。



さて、団体戦当日。
団体戦メンバー4人をピックアップし、会場に向かいます。
会場には無事に予定通り到着し、残り1名とも合流し、早速着替えてアップに入ります。

まずは各自体をほぐし、打ち込みを10×5本。
次いで、組手の確認を行い、最後に足技限定の投げ込み3×6本。

汗をかいて、一旦息を上げて終了。
休息に務めます。

私は最後の体重調整にスーパー銭湯へ。
ところが道が混んでおり、お風呂に入れる時間は15分程度。
汗を流して終了です。


そして、いよいよ団体戦の開始なのですが、時間が押して12時半開始が13時→13時15分と遅れます。
ようやく始まりTeam Isshin Sanbu(アメリカ/イタリア)と対戦です。

   鎌倉        Team Isshin Sanbu
先鋒 山下〇(不  戦)△
次鋒 山部△(合わせ技)〇TANDOI,Thomas
中堅 原田△(優勢勝ち)〇ANDRIANOV,Alexandre
副将 京谷〇(不  戦)△
大将 斎藤△(払巻込み)〇KINDER,James

2人不戦という有利な状況ですしたが、ものの見事にひっくり返されました。
次鋒戦は、73キロ級と100キロ級という体格差もあり、おまけに左相四つなので、ちょっと厳しいかなと思っていました。組手で何とか凌げればと思っていましたが、甘くはなかった。この1敗は想定内。

中堅戦はほぼ体格は同じ。さらに同級生の原田君は、自分より背の高い左組は大好物。なので、悪くて引き分け、たぶん取るだろうと読んでいました。
しかし、誤算が。
原田君はコロナもあり、ケガもありで本当に久しぶりの試合。
しかも、団体戦で同点。自分が取らなきゃならない場面。気負っていました。固かった。
予定通り、釣り手を取ったところまでは良かった、前に引き出すのも悪くない。自分の形。でも、急ぎ過ぎた。
ここを突かれ、下がり際に左小内を引っ掛けられ、有効。(後に技ありに訂正)

ここでふと思い出す出来事が。
今を去ること40年前。
場所も同じ埼玉県の当時の県立武道館だったか?(正確な場所までは不明)
関東高校柔道選手権の団体戦予選グループで大宮工と対戦し、2引き分けで迎えた中堅戦。
相手は長身左組で内股得意というかそれしかないという話。これは原田いただきでしょと話していたら、その時の相手は膝を怪我して内股掛けられず、窮余の一策で谷落とし一閃。これがものの見事に決まって技あり。そしてそのまま負け。

いや正にデジャブかと思うような展開ですが、40年の積み重ねは原田君を成長させ、左一歩案背負いで有効を奪い返します。
相手もヘロヘロになっていましたが、挽回もここまで。
技ありの優勢負け。
最初の技ありが余計でした。

副将戦は不戦勝。
そして運命の大将戦。

大将の斎藤先生に監督から指示が出ます。
最初の1分は足技だけ。相手のスタミナが落ちてきた後半に得意の足車を打ち込めと。
任せておけと大きく頷く斎藤先生。
相手は2015年フォートローダーデール世界ベテランズの81キロ級チャンピオン。
年齢はひとつ違い。
これを取ったら斎藤先生ヒーローです。

さあ、試合開始。
体格では相手が一回り大きいものの、しっかりと組めており、最初の出足払いで大きくよろけさせる。
よしよし狙い通り。これで体力を削って、後半勝負だ。
と、思ったのもつかの間、チャンスと思ったか得意の足車をここで出しちゃった。
引手、釣り手とも切れてしまいましたが、相手は四つん這いになる効果的な技。
一番盛り上がった瞬間かも。
当然、相手も警戒し、引手襟で固定に掛かり、奥襟を持って力勝負に持ち込んできますが、怯まず斎藤先生は足車を3連発で打ち込み、これを剥がします。(素晴らしい!)
次いで、クロスグリップで抱き込まれ、大外を引っ掛けられて有効。抑え込みは何とか逃れ待て。
再開後、引手は脇、釣り手は奥襟という完璧な組手から、渾身の右払い腰を打ち込まれますが、斉藤先生の粘りは凄く、これを左小外で切り返し、あわやという場面を作ります。
両者疲労困憊も、最後の一勝負とばかり、引手脇からクロスグリップで腕を抱え込まれ、体格差を活かして払い巻き込み。

両者の熱い戦いに、双方のベンチから拍手です。
最後の礼の後、握手をして僅かなコミュニケーションを取ります。
この場面はやっぱりいいですね。


団体戦で1勝を挙げたかったですが、仕方ない。
メンバーが楽しかったと口を揃えて言ってくれたのが嬉しかった。
曲がりなりにも国際大会。
運よく、海外の選手と試合ができるチャンスもあり、少しばかりの国際交流も出来、私が感じて素晴らしいなと思った一旦に触れてもらえたようで良かったです。

試合後のお疲れ様会では、皆さん本当に楽しそうにしていたのが印象的でした。
大人の遠足を楽しめて良かった!

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