8月6日に埼玉県立武道館で令和5年関東柔道高段者大会が開催されました。
前日のJRの事故で、ダイヤが大幅に乱れており、予定していた電車が運休となり、到着がやや遅れましたが、余裕をもって移動していたため、何とか無事に間に合いました。


今回の対戦相手は千葉県の方。
年齢は私よりも6つ上ですが、マスターズにも出場し、入賞されている方です。
左と右のケンカ四つということで、釣り手からお互いに探ります。
釣り手の攻防で優位に立つことができ、引手を探ります。
組んでみると、非常に組み力が強く、そのままでは技に入る隙がありません。
出足払いで牽制を入れつつ、頭を着けあった体勢で、腰を切るフェイントを入れつつ出足払いを入れ、踏ん張ったタイミングでそのまま左内股に飛び込み有効。
この際に相手の方が首を痛め、中断。
再開後、同様の展開から互いに組み合い、相手が足取り小内を狙う動きを見せ、一瞬クロスグリップになったことから小外を狙っている雰囲気を察知し、内股で切り返そうと考えていると、次の瞬間その展開が訪れ、内股で跳ね上げようとしますが、右手で足を抑えられ肘を着き、尻もちを着きます。これが、なぜか有効と判断されます。
今大会は講道館ルールですから、下半身の攻撃は有効ですので、これに対応出来ませんでしたが、尻もちだけでは有効にはならないはずですが、副審も異議を唱えません。
ポイントを取り返さんと、前に出て先に二本持つ優位な形を作ると、相手が背負投げで潰れ、内股で投げようと試みるも潰れ方が早く、次いで腕緘返しを狙うがこれも体勢悪く。回転しながら腕を掬って横三角に移行し、返すところまでは行きましたが、腕のロックを外せず待て。
残り51秒。
次いで、釣り手を持って、引手争いをしつつ、引手を持った瞬間右に一歩誘い出しつつ出足払いを入れると、激しく横転。
うつ伏せに着地するものの、釣り手が既に首に入っており、そのまま片羽絞めに入り、2分41秒一本。
最後は得意の出足払いが助けてくれました。
今まで何回も同じ動きで投げた技です。
このところ、なかなか稽古に時間を取れない中、最後に助けてくれたのは今まで練習していた技でした。
釣り手の左手はパンパンで、力も残っていませんでした。
対戦した方とは、試合後に色々と話させていただきましたが、このような交流も高段者大会の良いところですね。
対戦していただき、ありがとうございました。
今回は、柔整時代の同級生とも卒業以来に再開できて、色々記憶に残る大会となりました。

この勝利により、昇段ポイントも1年を残し残り1点となりました。
六段昇段への道(8月6日時点)
15戦10勝1敗4分け
11勝 × 1点=11点(高段者大会 9勝、日本ベテランズ 2勝)
4分け × 0.5点=2.0点
参加奨励点(全国 5試合、関東 3試合)
7試合 × 0.25点=2点
合計 15点
2018年1月24日昇段のため、2025年1月23日で丸7年が経過します。
優の評定基準では、得点は16点以上で7年の修行が必要です。
16点まで残り1点です。
前日のJRの事故で、ダイヤが大幅に乱れており、予定していた電車が運休となり、到着がやや遅れましたが、余裕をもって移動していたため、何とか無事に間に合いました。


今回の対戦相手は千葉県の方。
年齢は私よりも6つ上ですが、マスターズにも出場し、入賞されている方です。
左と右のケンカ四つということで、釣り手からお互いに探ります。
釣り手の攻防で優位に立つことができ、引手を探ります。
組んでみると、非常に組み力が強く、そのままでは技に入る隙がありません。
出足払いで牽制を入れつつ、頭を着けあった体勢で、腰を切るフェイントを入れつつ出足払いを入れ、踏ん張ったタイミングでそのまま左内股に飛び込み有効。
この際に相手の方が首を痛め、中断。
再開後、同様の展開から互いに組み合い、相手が足取り小内を狙う動きを見せ、一瞬クロスグリップになったことから小外を狙っている雰囲気を察知し、内股で切り返そうと考えていると、次の瞬間その展開が訪れ、内股で跳ね上げようとしますが、右手で足を抑えられ肘を着き、尻もちを着きます。これが、なぜか有効と判断されます。
今大会は講道館ルールですから、下半身の攻撃は有効ですので、これに対応出来ませんでしたが、尻もちだけでは有効にはならないはずですが、副審も異議を唱えません。
ポイントを取り返さんと、前に出て先に二本持つ優位な形を作ると、相手が背負投げで潰れ、内股で投げようと試みるも潰れ方が早く、次いで腕緘返しを狙うがこれも体勢悪く。回転しながら腕を掬って横三角に移行し、返すところまでは行きましたが、腕のロックを外せず待て。
残り51秒。
次いで、釣り手を持って、引手争いをしつつ、引手を持った瞬間右に一歩誘い出しつつ出足払いを入れると、激しく横転。
うつ伏せに着地するものの、釣り手が既に首に入っており、そのまま片羽絞めに入り、2分41秒一本。
最後は得意の出足払いが助けてくれました。
今まで何回も同じ動きで投げた技です。
このところ、なかなか稽古に時間を取れない中、最後に助けてくれたのは今まで練習していた技でした。
釣り手の左手はパンパンで、力も残っていませんでした。
対戦した方とは、試合後に色々と話させていただきましたが、このような交流も高段者大会の良いところですね。
対戦していただき、ありがとうございました。
今回は、柔整時代の同級生とも卒業以来に再開できて、色々記憶に残る大会となりました。

この勝利により、昇段ポイントも1年を残し残り1点となりました。
六段昇段への道(8月6日時点)
15戦10勝1敗4分け
11勝 × 1点=11点(高段者大会 9勝、日本ベテランズ 2勝)
4分け × 0.5点=2.0点
参加奨励点(全国 5試合、関東 3試合)
7試合 × 0.25点=2点
合計 15点
2018年1月24日昇段のため、2025年1月23日で丸7年が経過します。
優の評定基準では、得点は16点以上で7年の修行が必要です。
16点まで残り1点です。