IJFのルール改定が発表され、その内容が全日本柔道連盟のホームページに公開されました。
個人的には、ちょっと微妙な改定です。
以前の下半身への攻撃禁止や、組手の切る動作の禁止に並んだショッキングな改定です。
立ち技からの関節が禁止されました。
つまり、飛び十字、腕返し、腕固めなどは反則扱いということです。
私は競技者なので、ルールにはもちろん従いますが、ドンドン自分の柔道の技の部分を否定されているような気分になります。
確かに禁止になった経緯を考えれば、分かる部分もありますが、私もそこまでたどり着いた経緯は稽古で積み重ねたものです。
その稽古の積み重ねを否定されているような気持ちは、どうしても感じてしまいますね。
同階級ならばまだしも、体重差がある場合、明らかに体重が軽い選手は不利です。
それを工夫で補ったつもりだっただけに、、、
この辺りも考慮して欲しいのが、本音です。
そして、柔道の技にも経緯を払って欲しいどすね。
一時期の、レスリング技(レスリングの技としてはリスペクトしていますが、柔道の技としてという意味です)は、確かに疑問がありました。
ですが、今回禁止された技は、古来より柔道で培われた技です。
柔道ではなくJUDOということは分かっていますが、原点は忘れて欲しくはないですね。
しかし、決まったからにはこのルールに沿って戦うのみです。
5月の日本ベテランズ国際柔道大会に向けて、頑張ります!