平成29年度神奈川県中学柔道大会新人戦の団体戦が、1月28日に神奈川県立武道館で開催されました。
前日の個人戦に続き、2日連続の開催ということで、個人戦に出場した選手の疲労が気がかりですが、若い中学生には関係ないかもしれませんね。


母校、玉縄中学も男女ともに出場しましたが、男子は初戦の2回戦で南下浦中に0対5で完敗。
女子も1回戦で武山中に1対1からの代表戦で惜しくも敗れました。

男子
準々決勝
金目 5-0 大沢

ここまでの2試合を5対0(2回戦 樽町中、3回戦 大正中)で下した王者金目中学。55キロ級の五十嵐選手、66キロ級の久保選手、90キロ級の岸田選手の3階級の優勝者を擁し、万全の体制で準々決勝に挑みます。
対する大沢中は、90キロ超級優勝の山越選手を擁し、2回戦南戸塚中に3対2、3回戦茅ヶ崎一中に2対2の内容勝ちで接戦を物にして勝ち上がります。
思わぬ大差で金目中が5対0で一蹴。

六角橋 4-0 横須賀神明
81キロ級優勝の金子選手を擁する六角橋中は、ここまで2試合を5対0(2回戦 相陽中、3回戦 御幸中)で下し、順調にベスト8進出。
対する横須賀神明中は、90キロ超級3位の内田選手を擁し、2回戦上溝中に2対2からの代表戦、3回戦野川中に3対1で勝ち上がります。
六角橋中が地力を見せ付け横須賀神明を4対0で下します。

東橘 4-1 日吉台
81キロ級2位の荒井選手を中心に毎年まとまった好チームの東橘中は、2回戦秦野本町中を5対0、3回戦南下浦中を4対0でベスト8進出。
対する日吉台中は、90キロ超級2位の山田選手を擁し2回戦大野北中を3対1、3回戦相洋を3対2で下しての勝ち上がり。
上位の上連校東橘中が日吉台中を4対1で下し、ベスト4へ。

東海大相模 5-0 光丘
60キロ級の服部選手、73キロ級の天野選手の2階級の優勝者を擁する東海大相模中は、2回戦川崎橘中を5対0、3回戦大磯中を4対0と順当勝ちでベスト8進出。
対する光丘中は、領家中を4対0、桐蔭学園中を3対1で下しての勝ち上がりです。
県のチャンピオン2人を擁する東海大相模中が5対0で圧勝。


準決勝
金目 2-0 六角橋

金目中が、安定した戦いで失点0で決勝に勝ち上がりました。

東海大相模 3-2 東橘
東海大相模中が接戦を制し、東橘中を下し決勝へ。


決勝
    金目      対    東海大相模
先鋒 五十嵐          服部
次鋒 久保            天野
中堅 平野            田中
副将 渡辺            金杉
大将 岸田            佐藤


先鋒 ▲五十嵐 優勢 服部〇
先鋒戦は60キロ級のチャンピオン服部選手が、55キロ級のチャンピオン五十嵐選手を抑え優勢勝ち。
貴重な先取点を挙げます。

次鋒 ▲久保 反則勝ち 天野〇
次鋒戦は73キロ級のチャンピオン天野選手が、66キロ級のチャンピオン久保手に反則勝ち。
王者金目中学追い込まれます。

中堅 〇平野 けさ固め 田中▲
中堅戦は73キロ級の3位の平野選手が、けさ固めで一本勝ち。
金目中学、反逆開始。

副将 渡辺 引き分け 金杉
副将戦は引き分けに終わり、東海大相模中がリードのまま大将戦へ。

大将 〇岸田 優勢 佐藤▲
大将戦は90キロ級のチャンピオン岸田選手が、優勢勝ち。
2対2ながらも内容差で金目中の優勝。

この試合は、先鋒戦がポイントだったようです。
1階級上の服部選手は、一本が欲しいところでしたが、取りきれませんでした。
東海大相模中は金目中を追い込みましたが、あと1歩及びませんでしたね。


女子
準々決勝
金目 3-0 飯島

金目中は、52キロ級2位の青木選手、63キロ級優勝の高橋選手、70キロ級の笹原選手を擁し、1回戦横浜鴨居中、2回戦上溝南中を3対0で下してベスト8進出。
対する48キロ級3位の坂本選手を擁する飯島中は、1回戦川崎橘中を2対1、2回戦武山中を2対1で下しての勝ち上がり。
金目中が3対0で飯島中を一蹴です。

横須賀神明 1-1(代表戦) 大野北
70キロ級2位の荒川選手を擁する横須賀神明中は、1回戦岡村中を3対0、2回戦日吉台中を2対1で下してベスト8進出。
対する63キロ級3位の井上選手を要する大野北中は、1回戦久里浜中を3対0、2回戦大正中を1対1の代表戦で下しての勝ち上がり。
この試合は、1対1の内容差なしのため、代表戦へ。大野北は連続で代表戦となり、やや苦しいか。
横須賀神明中がしぶとく勝ち抜き、ベスト4へ。

相洋 2-1 大津
63キロ級2位の中村選手、57キロ級3位の齋藤選手を擁する相洋中は、1回戦西谷中を3対0、2回戦横浜西中を2対0で下してベスト8進出。
対する52キロ級3位の松原選手を擁する大津中は、1回戦稲田中を3対0、2回戦あざみ野中を2対0で下しての勝ち上がり。
相洋中が2対1で大津中を下し、ベスト4進出です。

茅ヶ崎一 2-1 希望が丘
52キロ級優勝の杉山選手、57キロ級3位の杉山選手を擁する茅ヶ崎一中は、1回戦田浦中を3対0、2回戦大鳥中を2対0で下してベスト8進出。
対する44キロ級優勝の濱口選手、40キロ級3位の原田選手を擁する希望が丘中は、1回戦大沢中を2対0、2回戦追浜中を2対1で下しての勝ち上がり。
茅ヶ崎一中が2対1で希望が丘中を下し、最後のベスト4椅子を獲得です。


準決勝
金目 3-0 横須賀神明

何とか一矢報いたい横須賀神明中ですが、金目中の牙城は厚く3対0で金目中が決勝進出です。

相洋 1-1 茅ヶ崎一
決勝進出を掛けた一戦は、1対1の内容差で、相洋中が辛くも逃げ切り、金目中への挑戦権を獲得しました。


決勝
    金目   対   相洋

先鋒 青木        勝俣
中堅 高橋        齋藤
大将 笹原        中村


先鋒 〇青木 送り襟絞め 勝俣▲
52キロ級2位の青木選手が、送り襟絞めで一本勝ちし、先取点獲得。

中堅 〇高橋 払い腰 齋藤▲
63キロ級優勝の高橋選手と、57キロ級3位の齋藤選手の戦い。
高橋選手が払い腰で一本勝ちし、金目中の優勝が確定。

大将 〇笹原 優勢 中村▲
70キロ級優勝の笹原選手と63キロ級2位の中村選手の対戦です。
勝負は決したものの、何とか一矢報いたい中村選手ですが、健闘むなしく優勢負け。

女子は金目中の力が頭ひとつ抜き出ていましたね。
初戦から決勝まで全て3対0の勝利。引き分けもひとつもありませんでした。

ということで、男女ともに金目中が優勝です。
他のチームは全中に向けて、打倒金目中となることでしょう。


DSC_0277