先日、全日本柔道連盟から発表されたルール改正の導入。

4月1日から導入ということで、全日本選抜体重別柔道選手権大会が最初の試合。
ここで、試合動画を見ている方のやりとりを見ていると、IJFルールについての認識が低いことが分かりました。

特に有効の基準が変わったことで、ポイント、ノーポイントのジャッジが以前とは大きく変わりましたが、この点を理解できていない人が多く感じました。

そのため、ルールが複雑に感じているようです。

これは、柔道を観戦することから言えば、大きなマイナスです。
試合前に試合会場や、ライブ配信前に動画等で解説しするとよいのではないでしょうか?

私は審判や選手として活動いているので、ルールを正確に把握しなければ自身が困ります。
なので、一生懸命調べたり、覚えたりしますが、一般の方はそんなことはないはずで、分かりにくいまま試合を見ることになります。

ルールが分からなければ、理解できないことも多いですから、詳しくない人にも分かるように説明しなければいけないなと感じました。


有効の基準が甘くなったのは、古くから柔道をやっている私のような者からすると当然のように感じるはずです。
しかし、IJFルールがこのように変化した背景を知らないと違和感だらけだと思いますが、投げ技で決着をつけるという視点(極力指導3での反則決着を避ける)でルール変更しとということを知れば、多少納得すると思います。
それでも、うつ伏せから少し傾いただけで投げ技でポイントあるという判断で良いのかという疑問もありますが、それだけ競技者の実力が均等になったので、少しの差にフォーカスしなければならないのかもしれませんね。

講道館ルールでの技の効果ですと、有効、技ありを取り返すのは難しいですが、IJFルールだとそこまで難しくない。
全日本選抜体重別柔道選手権大会男子73キロ級は、まさにそれを見せつけた撃ち合いの試合でした。
田中龍選手が有効を先制し、田中裕選手が技ありで逆転、さらに有効を追加。ビハインドとなった田中龍選手が技ありを取り返し、ゴールデンスコアで指導3を奪い反則勝ち。

やる方は大変ですが、見ている方は面白い試合でした。


面白く試合を見てもらうためにも、観客にルールを分かりやすく説明する必要がありますね。







ブログランキングに参加しました。

柔道ランキング
にほんブログ村 格闘技ブログへ
にほんブログ村