2024年の世界ベテランズ柔道選手権大会は、11月4日から7日にアメリカネバタ州ラスベガスのリオホテル&カジノで開催されます。
優 勝 明楽賢一(日本)
準優勝 METZDORF,Axel(GER)
第三位 DANKANYCH,Mykola(UKR)
第三位 DIMARCO,Jeff(CAN)
第五位 MOSTEFAI,Mohamed(FRA)
第五位 LOPEZ,Justino(MEX)
第七位 DIMARCO,Jeff(CAN)
第七位 STROOBACH,Wouter(NED)
世界ベテランズ柔道選手権大会は、通常のワールドツアーの流れとほぼ同じように大会が運営されます。
表彰式もファイナルの試合(通常のワールドツアーでは、3位決定戦と決勝を残しますが、年齢別の区分けがあるため、ベテランズでは決勝のみ残します。)が終わり、次の2試合目が終わった後で表彰式が行われます。
今回は決勝戦が27試合あったため、3試合場で開催され、表彰式も1回に3階級行われます。
これを9回繰り返すので、それなりに時間が掛かりました。
表彰式では、メダリストの4人が壇上に上がり、銅メダリストの選手から順にメダルを掛けてもらいます。
4人全員にメダルが渡ると、ナショナルアンセム(国歌斉唱)です。
そして、映像ながらもメダリストの国の国旗が揚がります。
このシーンはとってもジーンと響きました。
なかなかこんな経験を出来るものではありません。とても素晴らしい経験をすることができました。
当初、君が代を聞いて、国旗が揚がるシーンはどんな気分だろうと思っていましたが、自然と君が代を歌い、国旗が揚がるシーンでは、感極まって自然と涙が出てきました。
自分として不思議な感覚でした。
そして、記念撮影。
まずはプレゼンターを含めて行い、その後選手のみで。
時間にしてそんなに長くはないのですが、このような表彰式はいいですね。
時間に都合で表彰式がおざなりになる日本ベテランズも見習ってもらいたいところです。
時間の制約があるのは仕方ないのですが、もう少し参加選手をリスペクトして欲しいものです。
少なくとも、世界ベテランズでは、選手に対するリスペクトがありました。
館内放送もそのひとつ。
ワールドツアーで放送を担当しているMCの方が、基本的に全試合の紹介をしており、表彰式でも話していました。
私の時には、壇上から降りる際に、「おめでとうございます」と日本語で言ってくれました。
何気ない一言ですが、とっても嬉しかった一言です。
大会終了後のレポートの内容も秀逸でした。これも日本ベテランズではあまり見られません。
簡易和訳も書きましたので、ぜひ読んでいただきたい。
このように色々と楽しめる大会です。
きっと、参加したくなりますよ。
IJFレポート
大会写真
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優 勝 明楽賢一(日本)
準優勝 METZDORF,Axel(GER)
第三位 DANKANYCH,Mykola(UKR)
第三位 DIMARCO,Jeff(CAN)
第五位 MOSTEFAI,Mohamed(FRA)
第五位 LOPEZ,Justino(MEX)
第七位 DIMARCO,Jeff(CAN)
第七位 STROOBACH,Wouter(NED)
世界ベテランズ柔道選手権大会は、通常のワールドツアーの流れとほぼ同じように大会が運営されます。
表彰式もファイナルの試合(通常のワールドツアーでは、3位決定戦と決勝を残しますが、年齢別の区分けがあるため、ベテランズでは決勝のみ残します。)が終わり、次の2試合目が終わった後で表彰式が行われます。
今回は決勝戦が27試合あったため、3試合場で開催され、表彰式も1回に3階級行われます。
これを9回繰り返すので、それなりに時間が掛かりました。
表彰式では、メダリストの4人が壇上に上がり、銅メダリストの選手から順にメダルを掛けてもらいます。
4人全員にメダルが渡ると、ナショナルアンセム(国歌斉唱)です。
そして、映像ながらもメダリストの国の国旗が揚がります。
このシーンはとってもジーンと響きました。
なかなかこんな経験を出来るものではありません。とても素晴らしい経験をすることができました。
当初、君が代を聞いて、国旗が揚がるシーンはどんな気分だろうと思っていましたが、自然と君が代を歌い、国旗が揚がるシーンでは、感極まって自然と涙が出てきました。
自分として不思議な感覚でした。
そして、記念撮影。
まずはプレゼンターを含めて行い、その後選手のみで。
時間にしてそんなに長くはないのですが、このような表彰式はいいですね。
時間に都合で表彰式がおざなりになる日本ベテランズも見習ってもらいたいところです。
時間の制約があるのは仕方ないのですが、もう少し参加選手をリスペクトして欲しいものです。
少なくとも、世界ベテランズでは、選手に対するリスペクトがありました。
館内放送もそのひとつ。
ワールドツアーで放送を担当しているMCの方が、基本的に全試合の紹介をしており、表彰式でも話していました。
私の時には、壇上から降りる際に、「おめでとうございます」と日本語で言ってくれました。
何気ない一言ですが、とっても嬉しかった一言です。
大会終了後のレポートの内容も秀逸でした。これも日本ベテランズではあまり見られません。
簡易和訳も書きましたので、ぜひ読んでいただきたい。
このように色々と楽しめる大会です。
きっと、参加したくなりますよ。
IJFレポート
簡易和訳
2024年ラスベガス世界柔道選手権大会ベテランズの初日は、M6、M7、M8、M9の4つの異なる年齢カテゴリーにおける男子柔道家の優勝で幕を閉じた。
したがって、55 歳から 59 歳(M6)、60 歳から 64 歳(M7)、65 歳から 69 歳(M8)、70 歳以上(M9)のアスリートが、パフォーマンスと相互の尊敬と友情に捧げられた一日に参加しました。
カテゴリーM7、8、9ではしめ技が禁止され、競技時間は短くなります。これは紛れもない事実であり、競技者の年齢が何であれ、勝ちたい、表彰台に上りたいという欲求は損なわれず、全力で取り組み、ルール、審判、そしてもちろん対戦相手への敬意が中心となる雰囲気の中で行われます。
もちろん、すべてのアスリートが例外なくどれだけやる気に満ちているかを見るのは常に素晴らしいことです。対戦相手、仲間、家族に励まされ、全力を尽くす準備をして畳の上に立つ。そのため、日中は観客から「お父さん、さあ」という声が聞こえてきました。なぜなら、私たちが指摘したように、ベテランの競技会は家族行事であることが多いからです。
また、試合が終わったばかりの柔道家が、すぐに着替えて椅子に座ってチームメイトを指導する姿を見るのはいつも興味深いことです。これがベテランの精神であり、柔道の創始者である嘉納治五郎師範が思い描いた相互扶助と共栄の精神だからです。
これは決して逸話ではありません。なぜなら、近代オリンピックの創設者であるピエール・ド・クーベルタン男爵が言ったように、重要なことは自分自身のベストを尽くして参加することだからです。本日、モンゴル、日本、フィンランド、米国、カザフスタン、オーストリア、ブラジル、ウクライナ、デンマーク、オランダ、フランス、アゼルバイジャン、キューバ、セルビア、ポルトガル、ドイツ、モルドバの選手たちが表彰台の最上段に登りました。柔道家は悔いのないように全力を尽くしました。彼らは社会の模範であるため、柔道家は彼らに頭を下げます。
その日の終わりに、IJF退役軍人委員会は、これらの選手権で少なくとも10回優勝した選手たち(アメリカ、サンディ・ノース - NEDのヘンドリック・コッペ - AZEのファルハド・ラジャブリ)を称賛し、柔道は年齢に関係なく練習できることを実証した。何があっても、ロールモデルの情熱が社会に真の影響を与えるということです。
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