5月5日に令和6年度神奈川県柔道連盟春季審判講習会が開催されます。



今回の講師は神奈川県柔道連盟審判部の全日本柔道連盟公認Sライセンス審判員鏑木文隆先生。

指導員資格と審判員資格の運用の変更が2024年4月より改定されており、基本的に資格の有効期間が1年間に短縮されました。
その間に講習会の受講が義務付けられています。

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昨年は横浜武道館でした。


有効期間が短縮された理由は何なのでしょうか?
審判員の資格維持には、コンプライアンス講習を年1回受講することが義務付けられていましたので、毎年講習会を受講するのはある意味必須でした。有効期間だけを短縮する意味があるのでしょうか?

指導者資格については、更新ポイントを取得していれば講習会の受講の必要がありませんでしたので、期間短縮する意味は何となく理解できますが、審判員資格の期間短縮はあまり意味のないもののように感じます。
結果的には講習会を受講すればよいのに変わりはありませんので、実質的な変更になる訳ではないのですが、この変更で指導者資格や審判資格の取得や維持を躊躇する人がいそうな気がします。

現在の指導者や審判は、ボランティア的な対応を求められることが大半ですが、それでは受けてくれる人が少なくなるばかりのように思います。

私の所属する鎌倉柔道協会でも同様の問題を感じており、改革に取り組んでいます。
難しい問題ですね。

これ以外にも大きな変更がありますので、審判ライセンスの取得者は確認しておいた方がいいと思います。

改定公認審判員規定


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