11月28日に第93回神奈川県秋季柔道大会兼神奈川県柔道高段者大会が神奈川県立武道館で開催され出場してきました。

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新型コロナウイルス感染症の影響で久しぶりの開催となりましたが、感染防止対策を取り、実施されています。


私がエントリーしたのは、年齢別の五段個人戦。
年齢、体重をを考慮して組み合わせが行われます。


今回の対戦相手は中島研也(実業柔道クラブ)先生。
後で聞いたのですが、京大卒の七帝戦士でした。
さらに、京大が全日本学生柔道優勝大会でベスト16に進出した際の主要メンバーだったとか。


稽古が不十分な私は、無理が出来ない状態でした。
組手は右です。
釣り手をお互いに持ち、右斜め後ろに引き出しつつ巴投げを打ちますが、あまりついて来ておらず待て。
再開し、今度は中島先生が左一本背負いを打ちますが、予測していたため潰すことに成功。
そのまま横三角を狙いますが防御が堅かったため、後ろに回り込み、左から腕を取りに行きつつ絞めを狙いに行きますが待て。
次いで二本持ち、前に引き出しつつ内股を狙いますが、これは引付が甘く潰され、待て。
同様の展開で先に二本持つことに成功し、動きを速め巴投げに誘いますがついて来ないため、押し込んでプレッシャーを掛けると中途半端な低い右背負いに入ってきたので、横にズレて捌いてすぐさま足を差し込み、頭を抑えつつ内股で回し技あり。
綺麗に返せたものの、低い回転だったため技あり止まりでした。
次に組み合い、しばらくして時間となり、優勢勝ち。
寝技の巧者に対し、巴投げや寝技を仕掛けるなど、知らないからこそ出来る試合展開でした。



勝ったものの、紙一重のワンチャンスをものにした試合展開でした。
組み力もあり、思うような展開に持ち込めませんでした。
稽古不足が重なり、歯がゆい試合内容で、綱渡りでした。
よく凌いだというのが正直な感想です。


2021年は2試合を行い、1勝1分けで終了。
前回の全国高段者大会で8.25点でしたので、今大会の勝ちで1点追加し、合計9.25点となりました。
2018年1月24日に五段に昇段し、優で昇段するのには7年16点(2025年1月24日)、良で昇段するのに9年6点(2027年1月24日)、可で昇段するのに12年3点(2030年1月24日)が目安となります。
試合得点は良の基準を満たしていますが、優の基準を満たすには残り3年と2か月余りですので、実質3年です。3年で7点が必要ですので、2.4点平均必要です。

私の場合の対象の大会は、全国柔道高段者大会、関東柔道高段者大会、神奈川県柔道高段者大会(春季、秋季)、日本ベテランズ国際柔道大会になりますので、年間最大で4試合のチャンスがあります。
新型コロナウイルス感染症の影響で、この2年試合がちゃんと行われなかったのは痛いところですが、仕方ありません。
3年で12試合です。

そして同時に講道館護身術の勉強もしなければなりません。
引き続き稽古に励みたいと思います。