全日本柔道連盟からの2021年5月28日付けの通知が出ました。


新型コロナウイルス感染症対策と柔道練習・試合再開の指針」に反する行為について







全柔連のHPには、該当箇所を現時点で確認できませんでしたが、概要は以下の通りです。

「新型コロナウイルス感染症対策と柔道練習・試合再開の指針」を遵守しなければ、指導者資格の停止、喪失もあり得るというものです。

指導する方は、注意しなければなりませんね。

この指針、ちょっと疑問に感じる部分がない訳ではありませんが、参考になる部分も多いです。
例えば、練習相手を固定すると書かれていますが、感染した場合にそのルートを特定しやすいというメリットがある反面、感染しやすくなるとも捉えることが出来、メリット、デメリットがあります。
個人的には、感染した場合に特定しやすくすることよりも、感染しないように取り組むことの方が重要に思うのですが、どうなんでしょうか?

神奈川県では、昨日2021年度第18回全国小学生学年別柔道大会の神奈川県予選が行われました。
私自身は、大会開催、特に大学生世代以下の大会開催は、防止策を講じてするべきと考えていますが、上記の指針と必ずしも一致する状況ではありません。
特に、緊急事態宣言こそ発令されていませんが、特措法に基づくまん延防止等重点措置が取られている地域もあり、その判断が難しい部分が多くあります。
その状況で、指導者資格の停止や喪失もあり得ますと言われるのはどうなんでしょう。

不明点も多く、手探り状態での対応なので、致し方ない部分も多いのですが、対応の根拠を示した上で対応策を明確に示して欲しいものです。

地域やチーム(学校や企業、道場など)によって感染や自粛程度の状況が異なりますので、地域やチームの要請に従って練習休止と再開の判断を決定下さい。

に準じ、判断したにも関わらず、「新型コロナウイルス感染症対策と柔道練習・試合再開の指針」を遵守していないと言われるケースも起こりかねませんので。


そうは言っても、鎌倉柔道協会は、稽古会場の鎌倉武道館が、特措法に基づくまん延防止等重点措置の影響で営業時間短縮のため、稽古を見合わすことになっているので問題ないのですが。
いつになったら稽古を大手を振って出来るようになるのでしょうかね~。





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