昨日17日、神奈川県立武道館において、神奈川県総体高校柔道インターハイ予選団体男女が開催されました。


私の独断と偏見で大胆予想を行いましたが、結果はどうだったでしょうか?


男子から結果を見てみたいと思います。


第1試合場
準々決勝は予想通り東海大相模と慶応の争いで、予想通り東海大相模が3対0で勝利し、準決勝進出です。
ここは的中しました。

第2試合場
日大と武相がベスト8で激突する予想でしたが、日大が決勝トーナメント1回戦で立花学園に2対3で惜敗。
予想でも足元を掬われる恐れを指摘していましたが、立花学園が躍進です。
もうひとつの武相は激戦の予選リーグで残念ながら敗退です。
藤沢翔陵と武相の試合は2対2の内容差で武相が辛勝。
続く光明相模原と武相は3対2で光明相模原が武相を撃破!
光明相模原と藤沢翔陵とは3対0で藤沢翔陵が完勝!
3竦みとなり、内容差で藤沢翔陵が決勝トーナメント進出です。
鎌倉武道館に出稽古に来ている藤沢翔陵が強豪校に勝利し、ベスト8に進出ですから嬉しい誤算でした。

ということで、準々決勝は立花学園と藤沢翔陵の対戦です。
結果は思わぬ大差がつきました。
藤沢翔陵は予選リーグで力を使い果たしたか、5対0で立花学園の勝利です。
立花学園は初の準決勝進出ではないでしょうか。
ここは予想が外れましたね。


第3試合場
相洋と横浜の争いと予想しましたが、その通りの戦いとなりました。
接戦と思いきや、3対1で相洋が完勝です。 
相洋がベスト4に進出です。
ここは予想的中です。


 第4試合場
選手権優勝校の桐蔭学園と母校日大藤沢の準々決勝と予想し、その通りの争いになりました。
 日大藤沢は、予選リーグで相模田奈を5対0、厚木北を3対0で一蹴し決勝トーナメントへ順当に進出。 
決勝トーナメント1回戦は旭と対戦し、これも5対0で 下し桐蔭学園に挑戦です。
しかし、全国チャンピオンの壁は厚く、5対0で敗戦です。
3年生は金鷲旗と国体予選を残すのみ。
最後の踏ん張りを期待します。 
ということで、桐蔭学園が順当にベスト4へ駒を進めました。 


準決勝第1試合
東海大相模VS立花学園


 ここまで大健闘の立花学園ですが、東海大相模の壁は厚く、5対0で敗戦です。
神奈川県でのベスト4ですから、胸を張って良い成績です。
これからの戦いぶりが楽しみですね。
東海大相模は、順当に決勝進出です。 


準決勝第2試合
相洋VS桐蔭学園


この試合も桐蔭学園が相洋を4対0で粉砕。 
予想では3対0でしたが、それを上回る4対0ですから桐蔭学園の充実ぶりが見て取れます。


ということで、決勝は東海大相模と桐蔭学園の宿敵同士の対決です。


決勝
東海大相模VS桐蔭学園


東海大相模
先鋒 平下麟太郎
次鋒 石川智啓
中堅 山科良吾
副将 宮原崚汰
大将 笹谷健

桐蔭学園
先鋒 賀持喜道
次鋒 関根聖隆
中堅 村尾三四郎
副将 千野根有我
大将 湯本祥真

このようなオーダーでした。
ほぼ、予想通りでしたね。

先鋒
平下VS賀持
何としても取りたい相模は、この先鋒戦を優勢勝ちで勝利しました。

次鋒
石川VS関根
ここは実力者同士の試合でしたが、関根選手が実力発揮し、優勢勝ちです。

中堅
山科VS村尾
ポイントゲッター同士の戦いは、村尾選手が内股で一本勝ち。

副将
宮原VS千野根
追う相模は、取りたいところでしたが、千野根選手はそれを許さず、引き分け。

大将
笹谷VS湯本
笹谷選手は、小兵湯本選手を取りきれず、大将戦も引き分け。


2対1で桐蔭学園が優勝です。
予想とは、マッチアップが多少違いましたが、概ね予想通りの結果になりました。
東海大相模は先鋒戦を取ったところまでは予定通りでしたが、桐蔭学園の関根選手、村尾選手を止められなかったことが痛かったですね。
桐蔭学園は、11年ぶり6回目のインターハイ団体出場。
高校3冠に向けて難しい神奈川県の関門を潜り抜けました。


続いて、女子団体です。

Aブロック
女王桐蔭学園が圧勝で決勝トーナメント進出です。
母校、日大藤沢も湘南学園、神奈川工・横浜桜陽を3対0で下しましたが、桐蔭学園には3対0で敗れました。


Bブロック
白鵬女子が法政二には2対0でしたが、他は3対0で圧倒し、順当に決勝トーナメントに進出です。


Cブロック
三浦学園が予選リーグ3試合を3対0で圧倒です。
優勝を狙うに良いスタートです。


Dブロック
混戦模様のDブロックですが、横須賀学院が新羽・日大、光明相模原を3対0、相洋を2対1で振り切り決勝トーナメント進出です。
光明相模原と相洋の戦いは2対1で光明相模原が勝利です。


ということで、ベスト4には、桐蔭学園、白鵬女子、三浦学園、横須賀学院が進出。
すべて、予想的中でした。


準決勝第1試合
桐蔭学園VS白鵬女子


桐蔭学園の1対0ないしは2対0と予想しましたが、思わぬ大差で3対0で桐蔭学園が勝利。
インターハイまであと1勝に迫りました。


準決勝第2試合
三浦学園VS横須賀学院


三浦半島の学校同士の争いは、三浦学園の勝利を予想していましたが、予想通りに2対1で勝利です。
春の選手権予選に敗れた桐蔭学園へのリベンジの権利を得ました。


決勝
桐蔭学園VS三浦学園


これも宿命の対決といっても良いですね。

桐蔭学園
先鋒 朝飛七海
中堅 朝飛真実
大将 野澤知莉

三浦学園
先鋒 三浦百香
中堅 石岡美樹
大将 伊庭ゆうか

桐蔭学園は先鋒に朝飛七選手が入り、三浦学園は当初のメンバーから変更なし。
この組み合わせは桐蔭学園が有利ですね。

先鋒
朝飛七VS三浦
三浦学園は何としてもここを止めたいところでしたが、朝飛七選手は強かった。
得意の寝技で確実に仕留めました。
袈裟固めで一本勝ち。
桐蔭学園が有利に展開です。

中堅
朝飛真VS石岡
三浦学園は、ここも最低でも引き分けたいところですが、成長著しい朝飛真選手が内股で一本勝ち。
チームの優勝に貢献です。

大将
野澤VS伊庭
伊庭選手はチームの負けが決まったものの、優勢勝ちで一矢報いました。


桐蔭学園は6年連続10度目のインターハイ団体出場です。


男女ともに桐蔭学園が制し、春の選手権に続きアベック出場です。
神奈川県を代表し、両チームとも頑張って欲しいですね。


今年のインターハイは、福島県郡山市の郡山総合体育館で8月8日~12日の日程で開催です。
夏の郡山は暑いですが、そのれに負けない熱い戦いを期待しましょう!


 
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