令和7年全国柔道高段者大会が10月26日東京都の講道館で開催され、参加してきました。


講道館に到着し、受付をしてパンフレットをもらい、対戦相手を確認すると、なんと昨年の関東高段者大会で対戦した、同級生と対戦。

関東高段者では、その圧倒的なパワーに驚き、押されつつも何とか引き分け。
練習会場で嶌田君を見つけると、お互い苦笑い。
もう一度やりたいと思っていたそうです。
そんな風に言ってもらえるのは嬉しいこと。
前回の対戦を思い出し、引き分け濃厚だと思いつつ、どうにか投げてやろうと、練習不足ながら考えていました。
これが同級生対決の面白いところ(笑)
安房高には負けられません(笑)
ちなみに嶌田君は。日大藤沢には負けられないと言ったとか言わないとか。

試合は第4試合場の34試合目。
9時半ごろから試合が始まり、11時を回っていました。
全、関東の高段者大会は、正面への礼もあります。
これは何となく身が引き締まる思いがし、良いものです。
嶌田君は右組で私とケンカ四つ。
まずは釣り手争いですが、お互いに譲らずなかなか組み合えない。
何とか下から釣り手を挿しこみ、引手でフォローして釣り手を掴みます。
嶌田君も上から釣り手を持ち、次いで引手争いに。
嶌田君が釣り手で上から圧を掛け、私の釣り手を下げて抑えにかかりますが、私が釣り手を上にずらし、その瞬間に引手を抑えることに成功。
嶌田君に引手を与えず、釣り手を上げて上体を起こさせ、左足払いを一発。
後で聞いたのですが、嶌田君はこの足払いと巴投げを警戒していたそうです。
何とか引き手を持ち返したい嶌田君ですが、私が上手くコントロールできました。
展開を打開しようと、右小外刈りのモーションを起こしてきたので、私が瞬時に反応したので技に入れません。
嶌田君は股中に右体落としを打ち込んできたので、その足を跨ぎ、左内股を打ち返します。
やや強引だったものの、引手を引けていたので嶌田君の上半身は崩れ気味でした。
私の狙いは、内股をチラつかせて、後ろの技を狙っていたので、嫌がらせるのが目的だったのですが、上半身が崩れていたので大きく浮き上がりました。
技を掛けた私もびっくり。
このチャンスをモノにしないとと思い、回しに掛かりますが、最後の接地時に肝心の引手が切れてしまい、釣り手のみで押し込むことに。
接地は体側が90度で着いているので、IJFルールでは技あり相当。
しかし、今回は講道館ルールなので、恐らくノーポイントですが、技の勢いと気合(笑)で有効と主審、副審ともに判断。
ラッキーでした。
そのまま抑え込みを狙うも、足を絡められ待て。
再開後、挽回せんと嶌田君は奥襟から背中を叩き、距離を詰めにきます。
私は、釣り手で距離を作りますが、突く位置が嶌田君の左胸の方にズレてしまい、思うように距離が取れません。
後退しつつスペースを作ろうとしますが、させてくれません。
場外が迫り、IJFルールならば、そのまま出てしまえるのですが、講道館ルールでは反則。
何とか回り込み、左小内刈りを打ち込み、流れで潰れ展開を切ります。
再開後、組手争いで、私が上から持とうとした際に嶌田君の肘が入り極まってしまい待て。
大事に至らず何より。
再開後、組手争いで十分時間を使い、クロスグリップから釣り手を奥襟に入れ、頭を下げさせます。
すると嶌田君は引手を深く持ち、正対する位置に出て距離を潰そうとしてきます。
このまま抱き勝負になるのは体に力のある嶌田君が有利。
クロスの時間も長くなってきたので、釣り手を背中に持ち替え、隅返しで展開を切ります。
時計を見ると、残り時間43秒。
長い(笑)
組手争いで十分に時間を使い、嶌田君の釣り手を抑え、両袖の展開に持ち込み、足を飛ばして牽制。
そしてここで時間。
何とか優勢勝ちできました。
試合後、それはそれは悔しがっていた嶌田君。
それでも試合は楽しかったと言ってました。
それは私も同感。
また、やりましょう。
それまで修行をしておくように(笑)
別角度
六段昇段への道(2025年10月26日時点)
22戦16勝1敗5分け
16勝 × 1点=16点(高段者大会 12勝、日本ベテランズ 3勝)
5分け × 0.5点=2.5点
参加奨励点(全国 7試合、関東 4試合)
10試合 × 0.25点=2.75点
合計 21.25点
2018年1月24日昇段のため、2025年1月23日で丸7年が経過します。
優の評定基準では、得点は16点以上で7年の修行が必要です。
16点をクリアしました。
7年が経過した時点で申請を行いましたが、条件を満たしていないと判断され、否決されました。
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講道館に到着し、受付をしてパンフレットをもらい、対戦相手を確認すると、なんと昨年の関東高段者大会で対戦した、同級生と対戦。

関東高段者では、その圧倒的なパワーに驚き、押されつつも何とか引き分け。
練習会場で嶌田君を見つけると、お互い苦笑い。
もう一度やりたいと思っていたそうです。
そんな風に言ってもらえるのは嬉しいこと。
前回の対戦を思い出し、引き分け濃厚だと思いつつ、どうにか投げてやろうと、練習不足ながら考えていました。
これが同級生対決の面白いところ(笑)
安房高には負けられません(笑)
ちなみに嶌田君は。日大藤沢には負けられないと言ったとか言わないとか。

試合は第4試合場の34試合目。
9時半ごろから試合が始まり、11時を回っていました。
全、関東の高段者大会は、正面への礼もあります。
これは何となく身が引き締まる思いがし、良いものです。
嶌田君は右組で私とケンカ四つ。
まずは釣り手争いですが、お互いに譲らずなかなか組み合えない。
何とか下から釣り手を挿しこみ、引手でフォローして釣り手を掴みます。
嶌田君も上から釣り手を持ち、次いで引手争いに。
嶌田君が釣り手で上から圧を掛け、私の釣り手を下げて抑えにかかりますが、私が釣り手を上にずらし、その瞬間に引手を抑えることに成功。
嶌田君に引手を与えず、釣り手を上げて上体を起こさせ、左足払いを一発。
後で聞いたのですが、嶌田君はこの足払いと巴投げを警戒していたそうです。
何とか引き手を持ち返したい嶌田君ですが、私が上手くコントロールできました。
展開を打開しようと、右小外刈りのモーションを起こしてきたので、私が瞬時に反応したので技に入れません。
嶌田君は股中に右体落としを打ち込んできたので、その足を跨ぎ、左内股を打ち返します。
やや強引だったものの、引手を引けていたので嶌田君の上半身は崩れ気味でした。
私の狙いは、内股をチラつかせて、後ろの技を狙っていたので、嫌がらせるのが目的だったのですが、上半身が崩れていたので大きく浮き上がりました。
技を掛けた私もびっくり。
このチャンスをモノにしないとと思い、回しに掛かりますが、最後の接地時に肝心の引手が切れてしまい、釣り手のみで押し込むことに。
接地は体側が90度で着いているので、IJFルールでは技あり相当。
しかし、今回は講道館ルールなので、恐らくノーポイントですが、技の勢いと気合(笑)で有効と主審、副審ともに判断。
ラッキーでした。
そのまま抑え込みを狙うも、足を絡められ待て。
再開後、挽回せんと嶌田君は奥襟から背中を叩き、距離を詰めにきます。
私は、釣り手で距離を作りますが、突く位置が嶌田君の左胸の方にズレてしまい、思うように距離が取れません。
後退しつつスペースを作ろうとしますが、させてくれません。
場外が迫り、IJFルールならば、そのまま出てしまえるのですが、講道館ルールでは反則。
何とか回り込み、左小内刈りを打ち込み、流れで潰れ展開を切ります。
再開後、組手争いで、私が上から持とうとした際に嶌田君の肘が入り極まってしまい待て。
大事に至らず何より。
再開後、組手争いで十分時間を使い、クロスグリップから釣り手を奥襟に入れ、頭を下げさせます。
すると嶌田君は引手を深く持ち、正対する位置に出て距離を潰そうとしてきます。
このまま抱き勝負になるのは体に力のある嶌田君が有利。
クロスの時間も長くなってきたので、釣り手を背中に持ち替え、隅返しで展開を切ります。
時計を見ると、残り時間43秒。
長い(笑)
組手争いで十分に時間を使い、嶌田君の釣り手を抑え、両袖の展開に持ち込み、足を飛ばして牽制。
そしてここで時間。
何とか優勢勝ちできました。
試合後、それはそれは悔しがっていた嶌田君。
それでも試合は楽しかったと言ってました。
それは私も同感。
また、やりましょう。
それまで修行をしておくように(笑)
別角度
六段昇段への道(2025年10月26日時点)
22戦16勝1敗5分け
16勝 × 1点=16点(高段者大会 12勝、日本ベテランズ 3勝)
5分け × 0.5点=2.5点
参加奨励点(全国 7試合、関東 4試合)
10試合 × 0.25点=2.75点
合計 21.25点
2018年1月24日昇段のため、2025年1月23日で丸7年が経過します。
優の評定基準では、得点は16点以上で7年の修行が必要です。
16点をクリアしました。
7年が経過した時点で申請を行いましたが、条件を満たしていないと判断され、否決されました。
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