7月24日から7月31日まで、東京オリンピック2020柔道競技が行われます。
7月24日 男子60キロ級、女子48キロ級
7月25日 男子66キロ級、女子52キロ級
7月26日 男子73キロ級、女子57キロ級
7月27日 男子81キロ級、女子63キロ級
7月28日 男子90キロ級、女子70キロ級
7月29日 男子100キロ級、女子78キロ級
7月30日 男子100キロ超級、女子78キロ超級
7月31日 男女混合団体戦
代表選手
男子
60キロ級 髙藤直寿(パーク24)
66キロ級 阿部一二三(パーク24)
73キロ級 大野将平(旭化成)
81キロ級 永瀬貴規(旭化成)
90キロ級 向翔一郎(ALSOK)
100キロ級 ウルフアロン(了德寺大学)
66キロ級 阿部一二三(パーク24)
73キロ級 大野将平(旭化成)
81キロ級 永瀬貴規(旭化成)
90キロ級 向翔一郎(ALSOK)
100キロ級 ウルフアロン(了德寺大学)
100キロ超級 原沢久喜(百五銀行)
女子
48キロ級 渡名喜風南(パーク24)
女子
48キロ級 渡名喜風南(パーク24)
52キロ級 阿部詩(日本体育大学)
57キロ級 芳田司(コマツ)
63キロ級 田代未来(コマツ)
70キロ級 新井千鶴(三井住友海上火災保険)
78キロ級 濵田尚里(自衛隊体育学校)
78キロ超級 素根輝(パーク24)
7日目は男子100キロ超級と女子78キロ超級です。
男子100キロ超級
第1シード BASHAEV,Tamerlan(ROC)
第2シード 原沢久喜(百五銀行)
第3シード KRPALEK,Lukas(CZE)
第4シード TUSHISHVILI,Guram(GEO)
第5シード SILVA,Rafael(BRA)
第6シード GROL,Henk(NED)
第7シード KHAMMO,Yakiv(UKR)
第8シード SASSON,Or(ISR)
原沢選手はプールCに配され、2回戦でKIM,Minjong(KOR)選手と対戦し、指導2まで先に失いますが、小内刈りで技ありを奪い優勢勝ち。
注目のRINER,Teddy(FRA)選手はプールAに配されました。
準々決勝
BASHAEV,Tamerlan(ROC)〇(GS優勢勝ち 4:29)△RINER,Teddy(FRA)
TUSHISHVILI,Guram(GEO)〇(GS反則勝ち 4:41)△SILVA,Rafael(BRA)
原沢久喜(百五銀行)〇(GS内股 6:10)△KHAMMO,Yakiv(UKR)
KRPALEK,Lukas(CZE)〇(優勢勝ち 4:00)△OLTIBOEV,Bekmurod(UZB)
BASHAEV,Tamerlan(ROC)選手がRINER,Teddy(FRA)選手を破る。ゴールデンスコアに入り右背負投げに入り、それを返そうとするRINER,Teddy(FRA)選手が体制を崩し、BASHAEV,Tamerlan(ROC)選手が覆いかぶさります。審議の結果技ありと判定。RINER,Teddy(FRA)選手は納得いっていないようですが、映像で見る限り返したというよりも足元おぼつかずよろけたように見られ、技ありも致し方ないと思います。やはり膝は良くなかったのか。
プール決勝はドーハマスターズで敗れているKHAMMO,Yakiv(UKR)選手と対戦し、先に場外指導1を失いゴールデンスコアへ。ゴールデンスコアに入り攻勢を増し、内股から相手の返し技に合わせて浮落としを仕掛け、映像チェックが入るもノーポイント。次いで相手の技の潰れたところで袖車絞めを狙ったKHAMMO,Yakiv(UKR)選手を逆に抑え込むも9秒で解け、ノーポイント。この争いで両者とも疲労困憊。次いで組み合い、前に引きずり出しながらの内股が決まり、6分10秒一本勝ち。大熱戦を制し、リベンジ成功し、準決勝進出。
準決勝
BASHAEV,Tamerlan(ROC)△(隅落 3:09)〇TUSHISHVILI,Guram(GEO)
原沢久喜(百五銀行)△(GS優勢勝ち 7:59)〇KRPALEK,Lukas(CZE)
序盤から組み勝つシーンが多かったものの、攻めることのできない原沢選手。そのままあっという間に本戦は終了しゴールデンスコアへ。ゴールデンスコアでも流れは同様で、時折手数をKRPALEK,Lukas(CZE)選手がまとめて返す。原沢選手の息が次第に上がり、力があまり入らないように見受けられる。良い形になっても攻められず、逆にKRPALEK,Lukas(CZE)選手の大外刈りで大きく飛び、これが技ありとなる。3位決定戦でRINER,Teddy(FRA)選手と対戦です。
3位決定戦
RINER,Teddy(FRA)〇(GS反則勝ち 5:04)△原沢久喜(百五銀行)
KHAMMO,Yakiv(UKR)△(合わせ技 2:40)〇BASHAEV,Tamerlan(ROC)
原沢選手何も出来ず完敗。
試合中盤から体に力が入らないような状態。準々決勝から毎試合このような状態でした。調整の失敗でしょうか?
これではRINER,Teddy(FRA)選手には勝てません。技らしい技を掛けられずに終了です。途中、片襟を握るシーンが何度か見られましたが、危険を察知したRINER,Teddy(FRA)選手に全て対応されていました。
決勝
TUSHISHVILI,Guram(GEO)△(合わせ技 3:47)〇KRPALEK,Lukas(CZE)
優 勝 KRPALEK,Lukas(CZE)
準優勝 TUSHISHVILI,Guram(GEO)
第三位 BASHAEV,Tamerlan(ROC)
第三位 RINER,Teddy(FRA)
第五位 KHAMMO,Yakiv(UKR)
第五位 原沢久喜(百五銀行)
第七位 SILVA,Rafael(BRA)
第七位 OLTIBOEV,Bekmurod(UZB)
女子78キロ超級
第1シード ORTIZ,Idalys(CUB)
第2シード KINDZERSKA,Iryna(AZE)
第3シード 素根輝(パーク24)
第4シード ALTHEMAN,Maria Suelen(BRA)
第4シード ALTHEMAN,Maria Suelen(BRA)
第5シード DICKO,Romane(FRA)
第6シード SAYIT,Kayra(TUR)
第7シード SLUTSKAYA,Maryna(BLR)
第8シード CHEIKH ROUHOU,Nihel(TUN)
素根選手はプールDに配され、2回戦でHERSHKO,Raz(ISR)選手と対戦し、大内刈り二発の後片襟の体落としで技ありを先制。相手の肩車を潰して抑え込みますが不十分なため7秒で逃がす。後ろに継足で下がりながら前に引き出し、体落とし一閃。3分3秒体落としで一本勝ち。
準々決勝
ORTIZ,Idalys(CUB)〇(合わせ技 2:25)△XU,Shiyan(CHN)
ALTHEMAN,Maria Suelen(BRA)△(棄権 1:15)〇DICKO,Romane(FRA)
KINDZERSKA,Iryna(AZE)〇(大外刈り 2:39)△HAN,Mijin(KOR)
素根輝(パーク24)〇(合わせ技 3:44)△SAYIT,Kayra(TUR)
プール決勝はSAYIT,Kayra(TUR)選手と対戦し、大内刈り、体落とし中心で攻めるも決め切れずポイント奪えません。ようやく良い組手になり、体落としで技ありを奪い、そのまま横四方固めに抑え込み、3分44秒合わせ技で一本勝ち。
準決勝
ORTIZ,Idalys(CUB)〇(優勢勝ち 4:00)△DICKO,Romane(FRA)
KINDZERSKA,Iryna(AZE)△(合わせ技 3:04)〇素根輝(パーク24)
得意の大内刈りで技ありを奪い、崩袈裟固めに抑え込み、3分4秒合わせ技で一本勝ち。
3位決定戦
XU,Shiyan(CHN)△(合わせ技 1:41)〇KINDZERSKA,Iryna(AZE)
SAYIT,Kayra(TUR)△(合わせ技 1:13)〇DICKO,Romane(FRA)
決勝
ORTIZ,Idalys(CUB)△(GS反則勝ち 8:52)〇素根輝(パーク24)
素根輝(パーク24)選手の完勝!
あの策士ORTIZ,Idalys(CUB)選手に付け入る隙を一切与えず、一方的に指導3を奪い、8分52秒反則勝ち。試合途中、ORTIZ,Idalys(CUB)選手が万策尽きている状況にあるのが伺えました。
今日のORTIZ,Idalys(CUB)選手の出来は非常に良かったです。準決勝のDICKO,Romane(FRA)選手との試合では、全く相手にせず完勝。決勝はどうなることかと思わされましたが、それを上回る素根選手の出来栄えでした。3倍努力の稽古は嘘つかない。
優 勝 素根輝(パーク24)
準優勝 ORTIZ,Idalys(CUB)
第三位 DICKO,Romane(FRA)
第三位 KINDZERSKA,Iryna(AZE)
第五位 SAYIT,Kayra(TUR)
第五位 XU,Shiyan(CHN)
第七位 ALTHEMAN,Maria Suelen(BRA)
第七位 HAN,Mijin(KOR)