中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

2020年04月

柔道部物語(高校編)⑭関東ジュニア柔道体重別選手権大会

ひょんなことから出場権を得た関東ジュニア柔道体重別選手権大会。

私の他に60キロ級で松澤、95キロ級で柏木もエントリーしました。
他の階級はあまり覚えていないのですが、71キロ級は濱田選手(桐蔭学園)、78キロ級は石井選手(東海大相模)、86キロ級は上村選手(桐蔭学園)、95キロ超級は佐藤篤人選手(東海大相模)だったでしょうか。

会場は地元神奈川県の神奈川県立武道館。
慣れ親しんだ会場です。

私がエントリーした65キロ級は、高校にこの階級がなかったこともあり、埼玉県、群馬県、栃木県、山梨県からのエントリーがなく、茨城県代表の筑波大の選手と千葉県代表の国際武道大学の代表者との3名での争いとなりました。

抽選の結果、私は決勝へシードされ、筑波大と国際武道大の勝者と対戦することになりました。

筑波大の選手(確か宮崎選手だったと思います)は左組で背が高い選手でした。
対する国際武道大の選手(確か大田原選手だったと思います)は右組でガッチリした体形でした。
両者の対戦は、国際武道大の選手が勝ち、私の決勝の相手が決まりました。

試合展開ははっきりと覚えていないのですが、途中で得意な出足払いで横倒しにし、有効のポイントはないものの明確なポイントをあげました。
それ以外は一進一退の攻防だったと思います。
試合時間が終了し、旗判定となりました。
その時点では全く勝敗が自分ではわかりませんでした。

自分から見える側の副審が自分の旗を揚げているのが見え、後ろの副審を振り返って見ると自分の旗が揚がっています。
2対0の判定勝ちです。

まさか、ジュニアの全国大会に出場できるとは思いませんでした。
この時代、大学生と高校生の力の差は大きく、なかなか壁が厚かったです。
神奈川県から全国に出場したのは私だけでした。
関東から高校生が全国に行ったのも、前橋商の岡泉選手のみ。
1名しか全国大会に出場できない、狭き門でした。

この時、私自身の思いは、積み重ねてきたものは嘘をつかないんだなということです。
目標としていたインターハイには出場できませんでしたが、ある意味インターハイより出場が難しい全日本新人体重別に出場できたのですからね。

神様に対し、もう少し早く結果を出させてよと思いましたが、それでも今までの努力が報いられた思いが強かったです。
この経験から、努力すれば報われるというよりも、努力をしない奴は報われないという思いになり、結果というものはそれまでの積み重ねだという考えが強くなりました。
「継続は力なり」
この考えにつながるようになりました。



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鎌倉市体育功労者表彰 鈴木隆氏

鎌倉市体育協会主催の「鎌倉市体育功労者表彰」です。

対象は、鎌倉市民もしくは在勤の方となります。

この鎌倉市体育功労者表彰を鎌倉柔道協会、玉縄中学柔道部の先輩である鈴木隆先輩
が受賞することが決まりました。

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鎌倉市民大会で審判をしたとき

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神奈川県高段者大会 後列左が鈴木先輩、右端が息子さん


鈴木先輩は、中学から柔道を始め、団体戦のレギュラーメンバーに入るか入らないかの存在でした。
高校でも柔道を続け、2段を取得。
決して器用ではないものの、コツコツと柔道に取り組み続けていました。

そして鎌倉柔道協会でも柔道に取り組み、数年前に3段を取得。

私が一番凄いというか、羨ましく思えたのが、鶴岡八幡宮の奉納試合の団体戦に息子さん2人と出場したことです。
これは、なかなか出来ることではありません。

私が柔道を再開するきっかけを作ってくれた一人でもあります。
鈴木先輩が、鎌倉柔道教会で柔道をやっていなければ、私も再開していたか甚だ怪しいものです。

鈴木先輩は柔道を中学で始めてから今年で40年、そして、鎌倉柔道教会で柔道を始めてから今年で10年という節目の年に、鎌倉市体育功労者として表彰されるのは、自分のことのように嬉しいです。

巷では新型コロナウイルス感染症の話題ばかりですが、そんな時にとってもいい話が聞けました。


鈴木隆先輩、おめでとうございます。





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