12月15日~16日に中国 広州で行われる2018年ワールドマスターズの日本選手団が発表されました。
今大会は、世界ランク16位以上の選手に出場権がある大会です。

ワールドマスターズ詳細


男子
60キロ級 永山竜樹(東海大)
66キロ級 丸山城志郎(ミキハウス)
73キロ級 橋本壮市(パーク24)
81キロ級 佐々木健志(筑波大)
90キロ級 長澤憲大(パーク24)
100キロ級 ウルフアロン(了徳寺学園職)、飯田健太郎(国士舘大)
100キロ超級 影浦心(日本中央競馬会)


男子は、グランドスラム大阪で優勝した永山選手、丸山選手、佐々木選手、ウルフ選手が選ばれ、ケガで欠場した橋本選手、長澤選手も選ばれました。
永山選手、丸山選手は代表争いで先行する高藤選手、阿部選手に対して対外国人に対する強さをアピールしたいところです。
佐々木選手は好不調の波をなくし、安定したところを見せたいですね。
ケガでグランドスラム大阪を欠場した橋本選手は、大野選手という強烈なライバルがいますので、圧倒的な勝利でアピールしたいところでしょう。
長澤選手も向選手がグランドスラムで優勝したので、こちらも結果でアピールしたいところです。
100キロ級2人目として、アジア大会に勝ち、グランドスラム大阪で3位に入賞した飯田選手が選ばれました。ウルフ選手はケガに注意し、2番手で追いかける飯田選手に明確な差を見せたいと思うでしょうし、飯田選手はウルフ選手に勝っての優勝を目指していると思います。
苦戦が続く100キロ超級は、グランドスラム大阪で3位に入賞した影浦選手が選ばれました。グランドスラムでは全体的に苦戦が続き、苦しい戦いが続いた100キロ超級ですので、影浦選手としては切れ味鋭い背負投げと足技のコンビネーションで大型選手に対抗できるところを見せたいでしょうね。

女子
48キロ級 近藤亜美(三井住友海上火災保険)
52キロ級 角田夏実(了徳寺学園職)
57キロ級 芳田司(コマツ)、玉置桃(三井住友海上火災保険)
63キロ級 田代未来(コマツ)、鍋倉那美(三井住友海上火災保険)、能智亜衣美(了徳寺学園職)
70キロ級 大野陽子(コマツ)、新添左季(山梨学院大)
78キロ級 濵田尚里(自衛隊体育学校)、佐藤瑠香(コマツ)、梅木真美(ALSOK)
78キロ超級 素根輝(南筑高)


女子は、グランドスラム大阪で優勝して選ばれたのは78キロ級の佐藤選手のみ。
近藤選手は、このところ勝ちきれない試合が続き、何としても優勝という結果を残したいところです。
角田選手は阿部選手が世界選手権代表に内定したので、2人目の代表目指して勝ってアピールしたいところです。
57キロ級は世界チャンピオンの芳田選手と、このところ進境著しい玉置選手の直接対決を見たいですね。
63キロ級は田代選手が頭ひとつ抜け出していたと思ったら、鍋倉選手、能智選手、そして今大会は出場しませんがグランドスラム大阪優勝の土井選手の追い上げが凄いことになっています。
70キロ級は新井選手が世界選手権代表に内定したので、2人目の代表目指して大野選手と新添選手の直接対決が見たいですね。
78キロ級は世界チャンピオンの濱田選手を元世界チャンピオンの梅木選手が追いかけていたと思ったら、佐藤選手も交えた三つ巴の戦いの様相です。
78キロ超級は、朝比奈選手に3連勝し、国内では立場を逆転した感のある素根選手が、対外国人に対する強さをアピールし、世界選手権代表に1歩近づきたいところです。


組み合わせは12月14日14時からです。
日本との時差は1時間ですので、日本時間の15時から組み合わせ抽選となります。
試合は両日ともに10時(日本時間11時)開始、ファイナルブロック(決勝、3位決定戦)は17時(日本時間18時)開始予定です。