8月29日から9月1日にインドネシア・ジャカルタで開催される、アジア競技大会柔道競技の代表選手が確定しました。

男女の個人戦各7階級と団体戦が開催されます。

男子個人戦
60キロ級     志々目徹(了德寺学園職員)
66キロ級     丸山城志郎(ミキハウス)
73キロ級     大野将平(旭化成)
81キロ級     佐々木健志(筑波大学)
90キロ級     ベイカー茉秋(日本中央競馬会)
100キロ級     飯田健太郎(国士館大学)
100キロ超級 王子谷剛志(旭化成)

男子個人戦は、ほぼベストメンバーといってもいい布陣です。
志々目選手は、やや調子を落としていましたが、60キロ級では高藤選手、永山選手に次ぐ力を持っています。
66キロ級の丸山選手も阿部選手に次ぐ選手。
73キロ級の大野選手と90キロ級のベイカー選手は、言わずと知れたオリンピックチャンピオン。
81キロ級の佐々木選手は、永瀬選手が怪我で不在の81キロ級で、藤原選手とトップを争っています。
100キロ級の飯田選手は、東京オリンピックのホープと言われ、一時期調子を落としていましたが、全日本選手権でベスト8に入り、復調傾向です。
100キロ超級の王子谷選手は、全日本選手権を3回制覇しています。


女子個人戦
48キロ級  近藤亜美(三井住友海上火災保険)
52キロ級  角田夏実(了德寺学園職員)
57キロ級  玉置桃(三井住友海上火災保険)
63キロ級  鍋倉那美(三井住友海上火災保険)
70キロ級  新添左季(山梨学院大学)
78キロ級  佐藤瑠香(コマツ)
78キロ超級 素根輝(南筑高校)

女子も男子に劣らず有望選手が多数います。
48キロ級の近藤選手は世界チャンピオン、52キロ級の角田選手は世界2位、57キロ級の玉置選手は2015年のアジア選手権チャンピオン、63キロ級の鍋倉選手は2017年のアジア選手権チャンピオン、70キロ級の新添選手は2017年の世界団体の金メダリスト、78キロ級の佐藤選手は2018年のグランドスラム大会で優勝があり、78キロ超級の素根選手は、全日本選抜体重別を2連覇し、全日本女子も初優勝を飾るなど勢いがあります。


団体戦
73キロ級  海老沼匡(パーク24)
90キロ級  小林悠輔(旭化成)
90キロ超級 影浦心(日本中央競馬会)
57キロ級  舟久保遥香(三井住友海上火災保険)
70キロ級  田中志歩(環太平洋大学)
70キロ超級 山本沙羅(福井県スポーツ協会)

団体戦の追加メンバーも66キロ級の世界チャンピオンの海老沼選手を筆頭に、期待の選手が選ばれています。
団体戦は、オリンピックでも種目となり、金メダルが期待されます。
個人戦と違い、駆け引きも重要になってきますので、そのあたりにも注目したいと思います。