昨年11月にWBAフライ級チャンピオンを返上し、12月現役引退を宣言した井岡一翔氏が、今年の9月8日にアメリカのロサンゼルスで行われるスーパーフライ3で復帰すると発表しました。

井岡氏は、3階級制覇のチャンピオンですが、スーパーフライ級に階級を上げ、4階級制覇を目指します。
対戦相手は未定ということですが、復帰戦で誰と戦うのか注目です。

アメリカのプロモーターと契約済みで、アメリカのライセンスを取得する予定だということです。
所属はSANKYOだということです。


スーパーフライ3では、シーサケット・ソールンビサイ選手(タイ)とファン・フランシスコ・エストラーダ選手(メキシコ)のリマッチが組まれているという話ですが、シーサケット選手が失恋し、欠場するのではといわれています。
前回の対戦は2018年2月24日にアメリカのカリフォルニアで行われ12R 2-0(117-111、115-113、114-114)の判定でシーサケット選手が勝ちを納めています。
サウスポーのシーサケット選手と、オーソドックスのエストラーダ選手。
二人とも好戦的な選手ですから、試合としては噛み合います。
もし再戦となれば、エストラーダ選手がシーサケット選手の前進をどう捌いていくのかがポイントとなりそうですね。


また、井上尚弥選手が返上したWBO世界スーパーフライ級王座を、世界3階級王者のドニー・ニエテス(フィリピン)とアストン・パリクテ(フィリピン)のフィリピン勢で争う決定戦が行われるそうです。
ドニー・ニエテス(Donnie Nietes)選手は、WBOミニマム級、ライトフライ級、IBFフライ級の3階級チャンピオン。46戦40勝(23KO)1敗4分けの36歳です。エドガル・ソーサ、ファン・カルロス。レベコにも勝っています。
対するアストン・パリクテ(Aston Palicte)選手は26戦24勝(20KO)2敗の26歳。KO率77%を誇ります。

井岡氏は、今までの井岡ジムの所属を離れ、アメリカ進出ということですね。
父親の元から離れての戦いで、環境も大きく変わりますので、正念場でしょうね。

今までは厳しく指導されていたと思いますが、自分でコントロールしなければいけなくなります。
しかも、海外ですから、なおさら難しいです。

ぜひ、頑張って欲しいですね。