中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

73キロ級

東京オリンピック柔道日本代表決定!

東京オリンピックの代表選考は、
①2019年世界柔道選手権で優勝し、2019年グランドスラム大阪で優勝
②2019年ワールドマスターズ青島、2020年ヨーロッパのグランドスラム2大会(パリ、デュッセルドルフ)の結果
③2020年全日本選抜体重別柔道選手権大会の結果
上記の①~③を満たした選手が、強化委員会で出席した委員の2/3以上の賛成があれば代表に内定します。


今回は、②の選考となり、本日27日に強化委員会が開催され、男子66キロ級を除く(女子78キロ超級は決定済み)代表選手12名が発表されました。



60キロ級 高藤直寿(パーク24)
高藤直寿(パーク24)
世界柔道 5位、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道で永山選手との直接対決に敗れるも、GS大阪ではしっかりと借りを返し、GSデュッセルドルフでは完璧な試合展開を見せる。

永山竜樹(了徳寺大学職)
世界柔道 3位、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムパリ 優勝
世界柔道で高藤選手との直接対決に勝つも、準決勝の敗れ方は印象が悪い。WM青島は制したものの、GS大阪での完敗は痛い。GSパリで優勝するも、初戦の展開は世界柔道の準決勝を思い返された。

高藤選手がオリンピック代表に選出されると思われます。
世界柔道では遅れを取りましたが、その他は完璧とも言える内容でした。永山選手も良かったのですが、時々見られる逃げの姿勢と、GS大阪での完敗のイメージが悪かったと感じます。
→予想通り高藤選手が選ばれました。特にGSデュッセルドルフでの異次元の戦いぶりは、オリンピック本番でも金メダルの本命と言える素晴らしい戦いぶりだったと思います。


66キロ級 未定
丸山城志郎(ミキハウス)
世界柔道 優勝、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムデュッセルドルフ 欠場
世界柔道の試合展開は安定していたものの、怪我の状況が心配。それが大丈夫ならば、代表には一番近い存在だと思います。

阿部一二三(日体大)
世界柔道 3位、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道で丸山選手に敗れ、GS大阪では勝ったものの、GSデュッセルドルフでの勝ち方はもう一歩でした。負けなかったという点は評価されると思いますが、内容は悪く、いつ負けてもおかしくない展開が続きました。負けられないということで、動きが前に出る思い切りの良さが無くなっていました。阿部選手が下がる展開では、勝機が薄くなると感じます。試合で左手の親指を脱臼していたそうです。たいしたことにならないといいですね。

この階級は今回で代表は決定しないと思います。選抜体重別で丸山選手が勝てば文句なし、阿部選手が勝った場合、内容も見られるのではないかと思います。未だに丸山選手が有利だと思います。
→予想通り最終決戦となる選抜体重別へ持ち越されました。


73キロ級 大野将平(旭化成)
大野将平(旭化成)
世界柔道 優勝、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 欠場、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
出場した世界柔道、GSデュッセルドルフともに他の選手との圧倒的な差を感じます。特にGSデュッセルドルフでは、相手が蛇に睨まれた蛙のような印象すらありました。
逃げる相手にややイラつきを隠せない場面もありましたが、力は抜きん出ています。

橋本荘市(パーク24)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムパリ 優勝
GS大阪での敗戦で事実上代表争いに終止符を打たれた印象です。戦いぶりは安定していましたが、それだけでは代表に選ばれないというレベルの高さでした。

海老沼匡(パーク24)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 5位
66キロ級から転向し、良い所まではいくものの最後は力尽きる印象です。ワンマッチでは大野選手ををも上回る力を見せることすらありますが、トータル的に結果からはやや厳しいです。

この階級は順当に大野選手が選出されることになると思います。
前述しましたが、戦いぶり、雰囲気は凄みを増し、威風堂々とした王者の貫禄でした。
→予想通り大野選手が選出されました。相手を飲み込む堂々とした戦いぶりは圧巻でした。


81キロ級 永瀬貴規(旭化成)
永瀬貴規(旭化成)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムデュッセルドルフ 2回戦敗退
膝の大怪我から復活し、ワールドツアー4連勝でGS大阪もライバルの藤原選手を下し優勝と登り調子でしたが、GSデュッセルドルフでは優勝した選手と初戦で対戦し、終了間際の一瞬の隙を突かれ敗退。それまでの試合展開はしっかりとコントロールしており、敗れたものの評価を下げる内容ではなかったのではないでしょうか。

藤原崇太朗(日体大)
世界柔道 2回戦敗退、ワールドマスターズ青島 2回戦敗退、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 3位
世界2位で迎えた東京の世界柔道ではよもやの初戦敗退。WM青島でも初戦の2回戦敗退となかなか結果が出ず、GS大阪は2位、GSパリ3位ともう一息でした。やや復調の兆しが見られますが、永瀬選手には水を空けられた印象です。

永瀬選手はGSデュッセルドルフでは初戦敗退したものの、内容的には悪くなく、それまでのワールドツアーでの戦いの安定度や藤原選手の戦いぶりを加味すると、代表決定もありえるのではないでしょうか。
仮にここで代表が選出されない場合、選抜体重別の結果を踏まえてとなりますが、藤原選手が優勝しても永瀬選手を推す声が出るのは間違いないと思います。とするならば、早期に代表を決定し、準備に集中させたい強化委員会とすれば、代表選出を決める可能性が意外と高いのではないかと推察します。
→GSデュッセルドルフでは初戦敗退したものの、それまでの安定感は高く、復調ぶりが際立っており、直接対決での勝利もあり、順当な選出だと思います。


90キロ級 向翔一郎(ALSOK)
向翔一郎(ALSOK)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムデュッセルドルフ 3位

世界柔道の2位は優勝も狙えただけに惜しかったです。GS大阪はGWAK,Donghan(KOR)選手に完敗し、GSデュッセルドルフは自らのミスで墓穴を掘りました。良くも悪くも波があるのが向選手の特徴で、調子に乗れば手に負えません。オリンピックを勝つのはこのような選手なんではないでしょうか。

長澤憲大(パーク24)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 5位、グランドスラム大阪 5位、グランドスラムパリ 2位
正攻法な柔道が魅力ですが、やや結果で見劣りしてしまうのも事実です。BSパリでは決勝に勝ち残りましたが、もう一歩詰め切れませんでした。

村尾三四郎(東海大)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 7位、グランドスラム大阪 7位、グランドスラムパリ 3回戦敗退
若いこともあり、短期間で化けることを期待していましたが、やや伸び悩んだ印象です。攻撃力は高いものの、防御力が弱く、失点が多いのが難点です。次回に期待です。

GSデュッセルドルフの結果はいただけないものの、それも含めて向選手の魅力であると思います。対抗馬の長澤選手、村尾選手はスマートさが目立ち、強かさに欠けるきらいがあります。
仮に今回選出されなくても、選抜体重別の結果に関わらず選出されるのは向選手と思われますので、この階級も代表が決定するのではないでしょうか。
→GSデュッセルドルフでの不用意な敗戦は、向選手らしいと言えばらしいですが、本番では許されることではありません。最高到達点は誰よりも高いと思いますので、短気を起こさず、丁寧な試合運びを期待したいと思います。


100キロ級 ウルフアロン(了徳寺大学職)
ウルフアロン(了徳寺大学職)
世界柔道 3位、ワールドマスターズ青島 2位、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムデュッセルドルフ 欠場
安定した結果を残しつつも、怪我の心配と体重別に弱い印象は拭えません。全日本での強さと100キロ級では別人の感すらあるのが心配な点です。

飯田健太郎(国士舘大)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 2回戦敗退
ウルフ選手との直接対決で敗れ、アピールする場のGSパリで初戦敗退と、逆転の目は完全に無くなってしまいました。次回に期待です。

羽賀龍之介(旭化成)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 3回戦敗退
講道館杯、GS大阪を制し、不死鳥の如く蘇るかと思いましたが、GSパリでの敗戦で厳しい状況に追い込まれました。内股は流石の切れ味ですが、過酷なトーナメント戦ではなかなか実力を発揮できなくなってきました。

ウルフ選手も万全ではありませんが、追いかける2選手もさらに不安点が多く、結果的にウルフ選手の選出が濃厚です。選抜体重別まで決定を先延ばしする必要もないように思えます。
→GSデュッセルドルフは欠場したものの、追いかける2選手の自滅により代表が転がりこみました。実力的には追いかける2者を上回っており、選出自体は順当だと思います。懸念材料は減量による影響だと思います。


100キロ超級 原沢久喜(百五銀行)
原沢久喜(百五銀行)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 欠場、グランドスラムデュッセルドルフ 欠場
世界柔道は惜しくも2位ながら、一時期の不調からは完全に脱し、強い原沢選手が戻ってきました。怪我の心配はあるものの、徐々に調子が上向いてきています。

影浦心(日本中央競馬会)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 2位
誰もが驚いたリネール戦は素晴らしい戦いで、影浦選手らしさ満載でした。しかし、出場した3試合で優勝がひとつもなく、大型選手の対策に課題を残しています。

対リネール選手ということに絞れば、原沢選手よりも影浦選手の方が可能性は高いと思いますが、それ以外の選手を含めて考えた時に、どのような判断になるでしょうか。
リネール選手には強くとも、それ以外で負ける可能性がある選手とリネール選手以外には負けずという選手、どちらを選ぶという難しい判断を強いられます。
流れ的には原沢選手がリードしている展開ですが、どう判断されるか注目です。
→GSパリでリネール選手に勝った影浦選手でしたが、それ以外での取りこぼしが尾を引いた形となり、安定感で一方上を行く原沢選手が選出されました。打倒リネール選手をぜひ東京で達成して欲しいと思います。


48キロ級 渡名喜風南(パーク24)
渡名喜風南(パーク24)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムデュッセルドルフ 2位
世界柔道ではビロディド選手を後一歩まで追い込み、GS大阪は手堅く優勝。GSデュッセルドルフでは決勝で弱い形が露呈しましたが、安定感は高かったと思います。

角田夏実(了徳寺大学職)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ、デュッセルドルフ 不出場 ※グランプリテルアビブ 優勝
52キロ級から48キロ級に落とし、体力的な不安も見せず、強豪選手をなぎ倒していた角田選手。GSデュッセルドルフで渡名喜選手が敗れたBOUKLI,Shirine (FRA)選手を相手にせず、得意な巴投げと十字固めで勝ち続けました。唯一、GS大阪でFIGUEROA,Julia(ESP)選手に不覚を取ったのが悔やまれます。

渡名喜選手が本命なのは間違いなく、今回選出される可能性は高いと思います。減量苦からか精彩を欠いているビロディド選手との対戦でも、後半勝負で勝つ可能性も高いと思います。しかし、唯一の不安点は、ここ数年今まで負け知らずだったのがBOUKLI,Shirine (FRA)選手に敗れた点です。背が低くリーチが短い渡名喜選手の泣き所を攻めた展開が続くとなかなか厳しいと思います。この負けを強化委員がどう判断するかに掛かっていると思います。
その点では角田選手の体の強さはこの階級で生きると思います。
個人的には選抜体重別で雌雄を決して欲しいと思いますが、流れ的には渡名喜選手が選出される可能性が大きいと思います。
→個人的には直接対決で決着をつけて欲しかったのですが、全体的な流れでは仕方ない選出だと思います。角田選手としては、GS大阪での敗戦が全てでした。渡名喜選手はビロディド選手だけでなく、ボウクリ選手もマークしなければならず、さらにあのような戦術に対する弱さが露呈したので、オリンピックまでに対策をしっかりと取り、対応して欲しいですね。


52キロ級 阿部詩(日体大)
阿部詩(日体大)
世界柔道 優勝、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
GS大阪での敗戦をGSデュッセルドルフの優勝でしっかりと取り返しました。

志々目愛(了徳寺大学職)
世界柔道 3位、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 3位
逆転を狙っていましたが、怪我もありGSパリでの3位で代表選出の目が途絶えたといってよいのではないでしょうか。

阿部選手がGSデュッセルドルフを優勝したことで、ほぼ代表選出の傷害がなくなりました。
優勝に一番近い選手といっても過言ではないでしょう。
→阿部選手のGSデュッセルドルフの戦いは、GS大阪の反省を生かしつつ戦えたと思います。苦手意識を作らないためにも、同じ相手への敗戦は禁物でしたので、そこは収穫です。このままの勢いで金メダルを獲得して欲しいものです。


57キロ級 芳田司(コマツ)
芳田司(コマツ)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 5位、グランドスラム大阪 5位、グランドスラムデュッセルドルフ 欠場
世界柔道以降、調子の歯車が噛み合わず、GSデュッセルドルフも欠場と苦戦が続きました。

玉置桃(三井住友海上火災保険)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 2位、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 3位
芳田選手が調子を崩し、直接対決で勝利を上げた玉置選手が猛烈に追い上げますが、勝負所のGSパリでアピールし損ねました。

この階級は芳田選手がリードしていると思いますが、その差は僅か。
選抜体重別まで代表決定は先送りされるのではないでしょうか。
→個人的には先送り止む無しと思っていましたが、芳田選手が選出されました。GSパリで玉置選手が取りこぼしたので、差が詰まらなかったのが理由だと思います。試合感覚が詰まっていたこともありますので、一旦リセットして組み立て直せば復活すると思います。負け試合は立ち技に拘り過ぎていた様に思いますので、立ち技と寝技のバランスを取りながら、あちこちに罠を仕掛けて欲しいですね。


63キロ級 田代未来(コマツ)
田代未来(コマツ)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道の2位からWM青島で鍋倉選手に敗れ、GS大阪では土井選手に敗れるなど、やや停滞気味でしたが、GSデュッセルドルフの優勝で息を吹き返しました。試合展開もまずまずで、代表入りはほぼ確定したと思います。

鍋倉那美(三井住友海上火災保険)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 2位
WM青島でアグベニュー選手を倒したのは印象的で、そこから調子の波に乗りましたが、GS大阪では3位、GSパリでは2位ともう一息でした。

土井雅子(JR東日本)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 3位
GS大阪で優勝したもののGSパリでは3位に終わり、代表争いでは一歩後退です。

この階級は第一人者の田代選手がそのまま代表に内定しそうです。鍋倉選手もあと一歩まで追い詰めましたが、逆転までは及びませんでした。
→世界柔道以降、やや調子を落としていた田代選手でしたが、GSデュッセルドルフではしっかりと結果を残し、鍋倉選手を振り切りました。世界2位の実力があるのは間違いありませんので、あとは打倒アグベニュー選手だけです。


70キロ級 新井千鶴(三井住友海上火災保険)
新井千鶴(三井住友海上火災保険)
世界柔道 3回戦敗退、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道で狂った歯車も、GSデュッセルドルフでは修正され、強い新井選手が戻ってきました。技の切れ味抜群です。

大野陽子(コマツ)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 1回戦敗退、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 優勝
調子の波が大きいのが難点ですが、良ければ優勝を狙える実力の持ち主です。GS大阪、GSパリと連勝したのは評価されると思います。

新添左季(自衛隊体育学校)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 2回戦敗退、グランドスラム大阪 2回戦敗退、グランドスラムパリ 2位
結果としてもう一息で、次回に期待です。

新井選手の調子が上向き、そのまま代表入りが決まる公算大です。
特にGSデュッセルドルフでの出来は素晴らしく、一時の不調から脱却しています。追いかける大野選手は調子の波が大きく、不安定で、新添選手はやや力的に劣る状況ですので、すんなりと選出されそうです。
→世界柔道の頃から、一発を狙いすぎる傾向にありましたが、ようやくそのリズムが良くなり、本来の切れ味鋭い技が戻ってきた新井選手が選出されました。この階級はタレントが豊富なので、気を抜けませんが、今の新井選手ならば大丈夫だと思います。


78キロ級 濱田尚里(自衛隊体育学校)
濱田尚里(自衛隊体育学校)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 欠場、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道、GS大阪と自分の柔道を見失ったかのような戦いで落とし、代表入りに黄色信号が灯りましたが、GSデュッセルドルフでは自身の柔道を遺憾なく発揮し、素晴らしい試合展開で優勝しました。

梅木真美(ALSOK)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 2回戦敗退、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 3位
WM青島での初戦敗退で取りこぼし、GS大阪では直接対決で勝利したものの、GSパリで3位に終わり、逆転は厳しい状況に追い込まれました。

濱田選手は絶対の寝技という武器で、立ち技の不安定さをカバーし、GSデュッセルドルフでは今までの迷いも消えたような戦いぶりでアピールしました。
梅木選手は、直接対決で勝利しましたが、WM青島、GSパリと優勝できず、追いかけ切れなかったと思います。
代表はすんなりと濱田選手が選ばれると思います。
→圧巻の戦いぶりで全試合一本勝ちでGSデュッセルドルフ制した濱田選手が代表に選出です。寝技の強さは世界に知れ渡り、どうやって抑え込むのか、審判までも楽しみに見てしまうような雰囲気を纏いました。決勝のアギアール選手との試合はその真骨頂が発揮され、2分近く寝技地獄に引きづり込みました。今までのIJFルールでは考えられない展開ですが、動きを切らずに攻め続ければ待てを掛けないという事です。警戒しても逃げ切れないこの寝技で、オリンピックチャンピオンを獲得して欲しいものです。


60キロ級 髙藤直寿(パーク24)
66キロ級 未定
73キロ級 大野将平(旭化成)
81キロ級 永瀬貴規(旭化成)
90キロ級 向翔一郎(ALSOK)
100キロ級 ウルフアロン(了徳寺大職)
100キロ超級 原沢久喜(百五銀行)
48キロ級 渡名喜風南(パーク24)
52キロ級 阿部詩(日本体育大1年)
57キロ級 芳田司(コマツ)
63キロ級 田代未来(コマツ)
70キロ級 新井千鶴(三井住友海上)
78キロ級 濵田尚里(自衛隊体育学校)
78キロ超級 素根輝(環太平洋大)


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Photo by IJF 

オリンピック代表は各階級1名。
惜しくも落選した選手を気遣う、井上監督の姿は胸を打ちました。

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Photo by eJudo


東京オリンピック柔道日本代表を読む!

東京オリンピックの代表選考は、
①2019年世界柔道選手権で優勝し、2019年グランドスラム大阪で優勝
②2019年ワールドマスターズ青島、2020年ヨーロッパのグランドスラム2大会(パリ、デュッセルドルフ)の結果
③2020年全日本選抜体重別柔道選手権大会の結果
上記の①~③を満たした選手が、強化委員会で出席した委員の2/3以上の賛成があれば代表に内定します。

①を満たして代表に選ばれたのが、素根輝選手。

今回は、②の選考となります。
選考は27日に行われる予定です。

各階級の候補選手と選考対象のメインとなる3大会+αの結果と私見です。

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60キロ級
高藤直寿(パーク24)
世界柔道 5位、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道で永山選手との直接対決に敗れるも、GS大阪ではしっかりと借りを返し、GSデュッセルドルフでは完璧な試合展開を見せる。

永山竜樹(了徳寺大学職)
世界柔道 3位、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムパリ 優勝
世界柔道で高藤選手との直接対決に勝つも、準決勝の敗れ方は印象が悪い。WM青島は制したものの、GS大阪での完敗は痛い。GSパリで優勝するも、初戦の展開は世界柔道の準決勝を思い返された。

高藤選手がオリンピック代表に選出されると思われます。
世界柔道では遅れを取りましたが、その他は完璧とも言える内容でした。永山選手も良かったのですが、時々見られる逃げの姿勢と、GS大阪での完敗のイメージが悪かったと感じます。


66キロ級
丸山城志郎(ミキハウス)
世界柔道 優勝、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムデュッセルドルフ 欠場
世界柔道の試合展開は安定していたものの、怪我の状況が心配。それが大丈夫ならば、代表には一番近い存在だと思います。

阿部一二三(日体大)
世界柔道 3位、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道で丸山選手に敗れ、GS大阪では勝ったものの、GSデュッセルドルフでの勝ち方はもう一歩でした。負けなかったという点は評価されると思いますが、内容は悪く、いつ負けてもおかしくない展開が続きました。負けられないということで、動きが前に出る思い切りの良さが無くなっていました。阿部選手が下がる展開では、勝機が薄くなると感じます。試合で左手の親指を脱臼していたそうです。たいしたことにならないといいですね。

この階級は今回で代表は決定しないと思います。選抜体重別で丸山選手が勝てば文句なし、阿部選手が勝った場合、内容も見られるのではないかと思います。未だに丸山選手が有利だと思います。


73キロ級
大野将平(旭化成)
世界柔道 優勝、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 欠場、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
出場した世界柔道、GSデュッセルドルフともに他の選手との圧倒的な差を感じます。特にGSデュッセルドルフでは、相手が蛇に睨まれた蛙のような印象すらありました。
逃げる相手にややイラつきを隠せない場面もありましたが、力は抜きん出ています。

橋本荘市(パーク24)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムパリ 優勝
GS大阪での敗戦で事実上代表争いに終止符を打たれた印象です。戦いぶりは安定していましたが、それだけでは代表に選ばれないというレベルの高さでした。

海老沼匡(パーク24)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 5位
66キロ級から転向し、良い所まではいくものの最後は力尽きる印象です。ワンマッチでは大野選手ををも上回る力を見せることすらありますが、トータル的に結果からはやや厳しいです。

この階級は順当に大野選手が選出されることになると思います。
前述しましたが、戦いぶり、雰囲気は凄みを増し、威風堂々とした王者の貫禄でした。


81キロ級
永瀬貴規(旭化成)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムデュッセルドルフ 2回戦敗退
膝の大怪我から復活し、ワールドツアー4連勝でGS大阪もライバルの藤原選手を下し優勝と登り調子でしたが、GSデュッセルドルフでは優勝した選手と初戦で対戦し、終了間際の一瞬の隙を突かれ敗退。それまでの試合展開はしっかりとコントロールしており、敗れたものの評価を下げる内容ではなかったのではないでしょうか。

藤原崇太朗(日体大)
世界柔道 2回戦敗退、ワールドマスターズ青島 2回戦敗退、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 3位
世界2位で迎えた東京の世界柔道ではよもやの初戦敗退。WM青島でも初戦の2回戦敗退となかなか結果が出ず、GS大阪は2位、GSパリ3位ともう一息でした。やや復調の兆しが見られますが、永瀬選手には水を空けられた印象です。

永瀬選手はGSデュッセルドルフでは初戦敗退したものの、内容的には悪くなく、それまでのワールドツアーでの戦いの安定度や藤原選手の戦いぶりを加味すると、代表決定もありえるのではないでしょうか。
仮にここで代表が選出されない場合、選抜体重別の結果を踏まえてとなりますが、藤原選手が優勝しても永瀬選手を推す声が出るのは間違いないと思います。とするならば、早期に代表を決定し、準備に集中させたい強化委員会とすれば、代表選出を決める可能性が意外と高いのではないかと推察します。


90キロ級
向翔一郎(ALSOK)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムデュッセルドルフ 3位

世界柔道の2位は優勝も狙えただけに惜しかったです。GS大阪はGWAK,Donghan(KOR)選手に完敗し、GSデュッセルドルフは自らのミスで墓穴を掘りました。良くも悪くも波があるのが向選手の特徴で、調子に乗れば手に負えません。オリンピックを勝つのはこのような選手なんではないでしょうか。

長澤憲大(パーク24)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 5位、グランドスラム大阪 5位、グランドスラムパリ 2位
正攻法な柔道が魅力ですが、やや結果で見劣りしてしまうのも事実です。BSパリでは決勝に勝ち残りましたが、もう一歩詰め切れませんでした。

村尾三四郎(東海大)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 7位、グランドスラム大阪 7位、グランドスラムパリ 3回戦敗退
若いこともあり、短期間で化けることを期待していましたが、やや伸び悩んだ印象です。攻撃力は高いものの、防御力が弱く、失点が多いのが難点です。次回に期待です。

GSデュッセルドルフの結果はいただけないものの、それも含めて向選手の魅力であると思います。対抗馬の長澤選手、村尾選手はスマートさが目立ち、強かさに欠けるきらいがあります。
仮に今回選出されなくても、選抜体重別の結果に関わらず選出されるのは向選手と思われますので、この階級も代表が決定するのではないでしょうか。


100キロ級
ウルフアロン(了徳寺大学職)
世界柔道 3位、ワールドマスターズ青島 2位、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムデュッセルドルフ 欠場
安定した結果を残しつつも、怪我の心配と体重別に弱い印象は拭えません。全日本での強さと100キロ級では別人の感すらあるのが心配な点です。

飯田健太郎(国士舘大)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 2回戦敗退
ウルフ選手との直接対決で敗れ、アピールする場のGSパリで初戦敗退と、逆転の目は完全に無くなってしまいました。次回に期待です。

羽賀龍之介(旭化成)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 3回戦敗退
講道館杯、GS大阪を制し、不死鳥の如く蘇るかと思いましたが、GSパリでの敗戦で厳しい状況に追い込まれました。内股は流石の切れ味ですが、過酷なトーナメント戦ではなかなか実力を発揮できなくなってきました。

ウルフ選手も万全ではありませんが、追いかける2選手もさらに不安点が多く、結果的にウルフ選手の選出が濃厚です。選抜体重別まで決定を先延ばしする必要もないように思えます。


100キロ超級
原沢久喜(百五銀行)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 欠場、グランドスラムデュッセルドルフ 欠場
世界柔道は惜しくも2位ながら、一時期の不調からは完全に脱し、強い原沢選手が戻ってきました。怪我の心配はあるものの、徐々に調子が上向いてきています。

影浦心(日本中央競馬会)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 2位
誰もが驚いたリネール戦は素晴らしい戦いで、影浦選手らしさ満載でした。しかし、出場した3試合で優勝がひとつもなく、大型選手の対策に課題を残しています。

対リネール選手ということに絞れば、原沢選手よりも影浦選手の方が可能性は高いと思いますが、それ以外の選手を含めて考えた時に、どのような判断になるでしょうか。
リネール選手には強くとも、それ以外で負ける可能性がある選手とリネール選手以外には負けずという選手、どちらを選ぶという難しい判断を強いられます。
流れ的には原沢選手がリードしている展開ですが、どう判断されるか注目です。


48キロ級
渡名喜風南(パーク24)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムデュッセルドルフ 2位
世界柔道ではビロディド選手を後一歩まで追い込み、GS大阪は手堅く優勝。GSデュッセルドルフでは決勝で弱い形が露呈しましたが、安定感は高かったと思います。

角田夏実(了徳寺大学職)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ、デュッセルドルフ 不出場 ※グランプリテルアビブ 優勝
52キロ級から48キロ級に落とし、体力的な不安も見せず、強豪選手をなぎ倒していた角田選手。GSデュッセルドルフで渡名喜選手が敗れたBOUKLI,Shirine (FRA)選手を相手にせず、得意な巴投げと十字固めで勝ち続けました。唯一、GS大阪でFIGUEROA,Julia(ESP)選手に不覚を取ったのが悔やまれます。

渡名喜選手が本命なのは間違いなく、今回選出される可能性は高いと思います。減量苦からか精彩を欠いているビロディド選手との対戦でも、後半勝負で勝つ可能性も高いと思います。しかし、唯一の不安点は、ここ数年今まで負け知らずだったのがBOUKLI,Shirine (FRA)選手に敗れた点です。背が低くリーチが短い渡名喜選手の泣き所を攻めた展開が続くとなかなか厳しいと思います。この負けを強化委員がどう判断するかに掛かっていると思います。
その点では角田選手の体の強さはこの階級で生きると思います。
個人的には選抜体重別で雌雄を決して欲しいと思いますが、流れ的には渡名喜選手が選出される可能性が大きいと思います。


52キロ級
阿部詩(日体大)
世界柔道 優勝、ワールドマスターズ青島 不出場、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
GS大阪での敗戦をGSデュッセルドルフの優勝でしっかりと取り返しました。

志々目愛(了徳寺大学職)
世界柔道 3位、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 3位
逆転を狙っていましたが、怪我もありGSパリでの3位で代表選出の目が途絶えたといってよいのではないでしょうか。

阿部選手がGSデュッセルドルフを優勝したことで、ほぼ代表選出の傷害がなくなりました。
優勝に一番近い選手といっても過言ではないでしょう。


57キロ級
芳田司(コマツ)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 5位、グランドスラム大阪 5位、グランドスラムデュッセルドルフ 欠場
世界柔道以降、調子の歯車が噛み合わず、GSデュッセルドルフも欠場と苦戦が続きました。

玉置桃(三井住友海上火災保険)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 2位、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 3位
芳田選手が調子を崩し、直接対決で勝利を上げた玉置選手が猛烈に追い上げますが、勝負所のGSパリでアピールし損ねました。

この階級は芳田選手がリードしていると思いますが、その差は僅か。
選抜体重別まで代表決定は先送りされるのではないでしょうか。


63キロ級
田代未来(コマツ)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道の2位からWM青島で鍋倉選手に敗れ、GS大阪では土井選手に敗れるなど、やや停滞気味でしたが、GSデュッセルドルフの優勝で息を吹き返しました。試合展開もまずまずで、代表入りはほぼ確定したと思います。

鍋倉那美(三井住友海上火災保険)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 優勝、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムパリ 2位
WM青島でアグベニュー選手を倒したのは印象的で、そこから調子の波に乗りましたが、GS大阪では3位、GSパリでは2位ともう一息でした。

土井雅子(JR東日本)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 3位
GS大阪で優勝したもののGSパリでは3位に終わり、代表争いでは一歩後退です。

この階級は第一人者の田代選手がそのまま代表に内定しそうです。鍋倉選手もあと一歩まで追い詰めましたが、逆転までは及びませんでした。


70キロ級
新井千鶴(三井住友海上火災保険)
世界柔道 3回戦敗退、ワールドマスターズ青島 3位、グランドスラム大阪 3位、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道で狂った歯車も、GSデュッセルドルフでは修正され、強い新井選手が戻ってきました。技の切れ味抜群です。

大野陽子(コマツ)
世界柔道 不出場(団体戦のみ)、ワールドマスターズ青島 1回戦敗退、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 優勝
調子の波が大きいのが難点ですが、良ければ優勝を狙える実力の持ち主です。GS大阪、GSパリと連勝したのは評価されると思います。

新添左季(自衛隊体育学校)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 2回戦敗退、グランドスラム大阪 2回戦敗退、グランドスラムパリ 2位
結果としてもう一息で、次回に期待です。

新井選手の調子が上向き、そのまま代表入りが決まる公算大です。
特にGSデュッセルドルフでの出来は素晴らしく、一時の不調から脱却しています。追いかける大野選手は調子の波が大きく、不安定で、新添選手はやや力的に劣る状況ですので、すんなりと選出されそうです。


78キロ級
濱田尚里(自衛隊体育学校)
世界柔道 2位、ワールドマスターズ青島 欠場、グランドスラム大阪 2位、グランドスラムデュッセルドルフ 優勝
世界柔道、GS大阪と自分の柔道を見失ったかのような戦いで落とし、代表入りに黄色信号が灯りましたが、GSデュッセルドルフでは自身の柔道を遺憾なく発揮し、素晴らしい試合展開で優勝しました。

梅木真美(ALSOK)
世界柔道 不出場、ワールドマスターズ青島 2回戦敗退、グランドスラム大阪 優勝、グランドスラムパリ 3位
WM青島での初戦敗退で取りこぼし、GS大阪では直接対決で勝利したものの、GSパリで3位に終わり、逆転は厳しい状況に追い込まれました。

濱田選手は絶対の寝技という武器で、立ち技の不安定さをカバーし、GSデュッセルドルフでは今までの迷いも消えたような戦いぶりでアピールしました。
梅木選手は、直接対決で勝利しましたが、WM青島、GSパリと優勝できず、追いかけ切れなかったと思います。
代表はすんなりと濱田選手が選ばれると思います。

78キロ超級(決定)
素根輝(環太平洋大)
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