東京都の高校生の学年別大会である「2020 Tokyo Thanks Match」兼第70回東京都高等学校学年別大会が、10月3日に東京武道館で開催されます。



柔道と言えば、濃厚接触の極みのような競技ですが、国立感染症研究所によると濃厚接触の定義は「発症の2日前から」、「1メートル以内を目安に、感染予防策なしで15分以上接触した人」としています。

稽古ならばいざ知らず、通常の柔道の試合では、同一人物と15分以上やり合うことはゴールデンスコアがあっても稀なことです。
つまり、濃厚接触者とはならないということになります。

また、日本全国の10代での陽性者(感染者ではありません)は、9月16日時点の累計で3,999人(陽性者の5.1%)。死亡者は0人です。

ということで、限りなくリスクが低いと判断されたのでしょう。
もちろん、防止策を取りながらの開催ですが、試合を開催する東京都高体連柔道専門部の英断だと思います。
神奈川県も同じような考えということで、先日横浜市の高校新人戦が開催されていました。

来春の全国高等学校柔道選手権も開催方向だとは思いますが、ぜひやって欲しいですね。


さらに、東京都高体連柔道専門部が凄いと思うのは、今大会のネット配信を行うということ。










インハイTVでもアーカイブで見られるようです。





解説は、リオデジャネイロオリンピック金メダリストの田知本遥さんが務めるという布陣です。


このあたりの取り組みは素晴らしいですね。
もっと、他の県でも取り組んで欲しいことです。
今は、ケアシステムが配備されていますので、それを利用すればそこまで難しくはないと思います。

3年生にとっては、高校時代の区切りの大会です。
思い切り、暴れて欲しいですね。



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