10月8日全日本柔道連盟は、書面決議による評議員会で2019年度の決算で約1億1000万円の赤字となったことを報告したそうです。





全日本柔道連盟(全柔連)は8日、書面決議による評議員会で約1億1000万円の赤字となった2019年度の決算を報告したと発表した。会員登録者数が前年度から約5800人減ったことや、昨夏の世界選手権東京大会開催の事業費がかさんだことが主な理由。

 19年度の会員登録者は14万3549人で、過去最少を更新。少子化とともに柔道離れが進む状況が続き、全柔連は「高校生も含めた少年柔道人口の減少に歯止めをかけることが引き続きの課題」とした。

会員登録が前年度より5,800人減少したことと、世界選手権の開催が主な理由ということです。
会員登録には、役員(2,600円)、社会人(1,600円)、大学生(1,300円)、高校生(1,000円)、中学生(800円)、小学生(500円)、未就学児(0円)必要です。

1名1,000円と仮定して、5,800人の減少ですから580万円の収入減となります。
仮に一番高い役員(2,600円)が減少したとしても、1,508万円の減少ですから、会員登録数の問題ではなく、世界選手権の開催費が嵩んだと見るべきでしょう。


世界選手権は一過性のものですから、2020年度は大丈夫でしょうが、新型コロナウイルス感染症の影響による柔道離れの危険はありますね。


しかし、世界選手権を開催して、1億近くの赤字を出すようではどこの国も開催したくないはず。
事業の中身は大丈夫なんでしょうか?


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