高校時代の恩師が、今年の4月より母校の校長に就任しました。

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恩師は私と10歳違いで、高校入学当時は25歳。
とにかく受けの強いイメージでした。

指導方法は非常に理詰めで、知らず知らずのうちに考えながら柔道をすることが染み込んでいました。
恩師は体育大の出身ですが、考え方は少し違っていたのでしょう。

今となっては、その考え方こそ、柔よく剛を制すなのかもしれないと感じています。

私も鎌倉などで柔道の指導をすることがありますが、意外とこの基本的なことを理解していないで無理やり行っている方が多いものです。
すると、形が崩れ、相手は崩れないということが多発します。

柔道は自分の体を動かし、相手を崩し、投げたり、抑えたりする競技ですから、理屈を知っている方が有利ですよね。
これをしっかりと指導してくださった恩師には、感謝です。
1997年頃より柔道から遠ざかり、2014年に17、8年ぶりに復活して技術的に戻れたのは、この教えが根底にあったからだと思います。
体力任せ、力任せの柔道だったら、続かなかったでしょうね。


校長就任と、還暦のお祝いを近々行うと聞いています。
ぜひ、参加してお祝いしたいと思います。

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