今週は後味の悪いニュースが続きました。


まずは、ボクシング山中選手の世界戦。

チャンピオンだったルイス・ネリ選手が2.3キロのウェイトオーバーという信じられない大失態。
体重別競技で、これは有り得ない。

しかも再計量までの約2時間で1キロほど体重が落ちています。
極限まで絞り込んでいれば、短時間でここまで落ちることはありません。

明らかに意図的に落としていなかったのでしょう。

まともにやったら山中選手に敵わないと思ったからそういう行動に出たのかも知れません。

山中選手は、残念ながらボクサーとしてのピークを越えてしまっていましたね。
打たれ弱さがここ数試合見られましたし、ディフェンス力も落ちてきていた気がします。
反応速度も落ちていたのかもしれませんね。

さすがのWBCも、ネリ選手にファイトマネーの支払いを一時ストップさせるように指示したり、無期限の資格停止処分を検討したりしているようです。
時既に遅しの感がしますが。
本来であれば、前回の試合でそうしておくべきでしたからね。


そして、もうひとつ。
レスリングの伊調選手のパワハラ問題。

五輪選手含む複数の協会関係者の依頼で担当弁護士が告発したそうですが、当の伊調選手は関与していないといいます。

これが本当ならば、ちょっとおかしな話に聞こえてきます。

伊調選手がパワハラを受けたという話であるのに、本人に自覚がないというのであれば、成立しない話です。

事実はどうなんでしょうかね?
最近、何とかハラスメントという事案が多いですが、これに限らずブラック企業や先生と生徒の関係など含めちょっと行き過ぎている感じがします。
もちろん、実際にあってはいけないことですから、本当であればダメな話ですが、周囲が何かに利用しているようにも感じます。

そんな声も聞こえてきましたね。

こうなると可愛そうなのは選手です。
何とかならないものですかね。