中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

ベテランズ

2024年日本ベテランズ国際柔道大会(第18回日本マスターズ柔道大会)

2024年日本ベテランズ国際柔道大会(第18回日本マスターズ柔道大会)が講道館で開催されました。

私は昨年に続き、M5 66キロ級にエントリーです。
M5 66キロ級は海外からの2名を含め、13名がエントリーしました。

M5 66キロ級は第2試合場で行われ、私は1回戦シード。
2回瀬で金井政史(兵庫県)選手とミソノアツシ(MYS)選手の勝者と対戦です。

勝ち上がると準決勝は愛媛大会で一本負けし、前回大会も優勝している西尾真治(東京都)選手との対戦が濃厚です。

最初に発表された組み合わせは↑のような感じでしたが、何故か18日に大幅に変更されました。

それによると、
1回戦シード。
2回戦は浦郷道仁(神奈川県)選手とアゴスティニ エマヌエル(BEL)選手の勝者と対戦です。
どうやらアゴスティニ エマヌエル(BEL)選手は現役時代ベルギーのチャンピオンのようです。
準決勝は、金井政史(兵庫県)選手と荒井良昭(愛媛県)選手と野島秀雄(広島県)選手の勝ち上がった選手と対戦です。

と組み合わせ上はなっていたのですが、アゴスティニ エマヌエル(BEL AGOSTINI emanuele)選手がアゴスティニ エルマノ(ITA  AGOSTINI ermanno)選手になって出場してきました。
何が何だか分かりません。

確かに当初のエントリーリストには、アゴスティニ エルマノ(ITA  AGOSTINI ermanno)選手になっていたのですが、組み合わせ発表では入れ替わっていました。
で、試合会場に現れたのは、アゴスティニ エルマノ(ITA  AGOSTINI ermanno)選手。

さらに表彰では、アゴスティニ エマヌエル(ITA AGOSTINI emanuele)選手と国名が変わっています。

国が違うのか、名前が違うのか、誰が世界チャンピオンなのか、大混乱です。




60キロ級はアゴスティニ エルマノ(BEL  AGOSTINI ermanno)選手に。




どれが正しいのか全く不明。






一応、フェイスブックの全日本柔道連盟の公式発表に倣いますので、アゴスティニ エマヌエル(ITA AGOSTINI emanuele)選手とします。(釈然としませんが)


試合展開はこんな感じです。



左の相四つ。
開始後、引手を抑えるも捨て身の小内刈りに潰れられ待て。
次いで、組手争いに陥り両者に取り組まない指導。
再開後、私の左手が相手の顔に当り待て。

次いで最初同様に引手を抑え、小内払いから巴投げに繋ぐも効果なく待て。
ここでアゴスティニ選手が戦略を変更し、右手で奥襟を叩きに来ますが、私も想定しており持たせません。すると前襟狙いに変更してきます。私は上から釣り手を取ろうとするも、やや距離があり、相手の釣り手を抑え、片手の状態を回避するために引手で襟を取り、形上右組の形になります。

ここまでの流れでやや攻勢を得ていたであろうという思いから、自分が技を掛けて展開を切りたいと考え、手堅く左小内巻き込みを打ち込みますが、これが甘かった。
距離があったこともあり、足が届かず浮落とし様に透かされ技あり。
感覚的にはないと感じていましたが、動画で確認すると間違いなく技あり相当です。

取られてしまったものは仕方ありませんので、挽回を考えます。

アゴスティニ選手は先ほど同様に右組を選択し、掛け逃げ気味の肩車で展開を切りにかかりますが、これを読んだ私は左足を引いて潰し、そのまま浮落としで捲り背中は着かせられなかったものの、体側を付かすことに成功します。
しかし、主審、副審、ジュリーともにスルー。
考えられるのは、捲りのノーポイントの定義に引っかかるのか?
捲りに該当しないと思うのですがね。

ここから時間を消費するための掛け潰れが1回。
次いで、私が隅返しを狙うも腰を引いて防御に徹しているため効なく待て。

何とか捕まえたいのですが、潰れた相手に指導が追加されるもタイムアップ。


掛け潰れて展開を切ろうとした安易な考えが良くなかったですね。
肩車を浮落としに切り返したのは、ポイント対象なのか否かの判断を聞きたいところです。
審判としても興味があります。

20240121_141014

20240121_141019

20240121_144135
後輩二人は見事に優勝。残念な先輩でした。

鎌倉の仲間たちは8名が参加し、2位1名、3位2名という結果でした。

ということで、5回目のチャレンジで、初戦敗退し、入賞もならずで終了しましたが、海外の選手と試合できたのは、いい財産になりました。

益々、世界ベテランズにチャレンジしたい気持ちが大きくなりました。


試合結果
隅落としで一本負けになっていますが、技あり優勢負けです。


ブログランキングに参加しました。

柔道ランキング
にほんブログ村 格闘技ブログへ
にほんブログ村 

2022年日本ベテランズ国際柔道大会

2023年1月21日~22日の2日間、2022年日本ベテランズ国際柔道大会(第17回日本マスターズ柔道大会)が講道館で開催されます。

最後に開催されたのは2019年の5月の福井大会ですから、3年8か月振りの開催です。

LINE_P20230124_061928299





2022_A2ポスター_page-0001-737x1024


計量当日、母校日大藤沢高校で調整稽古をやりました。
高校生も翌日に高校選手権団体戦の神奈川県予選を控えており、試合に向けて良い稽古ができました。


その後スーパー銭湯で汗を流し、講道館に向かい、無事に計量をパス。
受付も終了し、翌日の試合は11時ごろと言われました(翌日、これが間違いだと知ります)

いったん帰宅し、翌日に向け鋭気を養いました。

翌朝、9時半に講道館に着き、着替えて準備運動を始め、10時40分前には7階の大道場に上がりますが、どう見ても試合進行が遅いです。

DSC_2092

DSC_2093

ここで、係の人に伝えられた時間が間違っていることに気づきます。


LINE_P20230124_061928304
母校のボンネルを久しぶりに纏いました。あったかい。

ということで、私の試合開始は13時でした。

組み合わせは1回戦はシードされ、準々決勝からです。
DSC_2086

DSC_2084

初戦の相手は佐賀県の柿原清剛選手。

柿原選手は中学、高校と60キロ級の強化選手で、大学は鹿屋体育大学出身というエリート。
2018年日本ベテランズ国際柔道大会M4クラス60キロ級のチャンピオンです。
初戦を右袖釣り込み腰で一本勝ちしています。

組手は左の相四つ。
初戦ということで慎重に入ります。
組み合い、前に引きずりだしながら巴投げを打つも防がれてうつ伏せになり待て。
再開後、引手を抑えると柿原選手が切り離してしまい指導。
次いで同じような展開で再び指導。
私らの年代では、このように組手を切るのは常套手段で、身に沁みついています。
恐らく、癖が抜けていないのだと思います。

3度同じような切り方をされるも主審はスルー。
引手を抑え、釣り手で奥を狙いながらプレッシャーを掛けつつ、時計を進めることに。
そしてそのまま時間となり、指導2による優勢勝ち。



組手で上回ったのが勝因でした。


続く準決勝は島根県の田中敏通選手。

これまた左の相四つです。
偶然、午前中に試合を待っている間に声を掛けられ、少しお話をしたのですが、その際の話の内容が「初めての参加で、よくわからないんですよ~」というようなホンワカした感じでした。
私はこの瞬間「柔道部物語」の三五十五選手が、初めてインターハイに出た時のやり取りを思い出し、実際に試合をしたらやりにくいのかもしれないな~なんて思っていたのです。
まさに、その予感は的中でした。

試合は慎重に入りますが、リーチ、組力ともにある選手でした。
組み合っての展開となり、盛んに足を飛ばすと、それを狙われました。
小内払いに入ったタイミングで右の出足払いを受け、横倒しとなり技ありを奪われます。
佐賀の日本ベテランズでやられたのと同じ展開です。

ここから挽回せんと、積極的に組み内股、巴と攻めるも、防御をしっかりと固められ有効に攻めることが出来ませんでした。
肩越しに背中にアプローチしたり、支えを交えたりという変化技を入れなければいけませんでしたね。
しかし、直前の稽古を積めなかったこともあり、体力的に限界でした。
そんなこんなで指導1は挽回するも優勢負け。




決勝に上がって、愛媛の日本ベテランズの雪辱を西尾選手に果たすということは達成出来ず。
3位で終了しました。

LINE_P20230124_061928299




鎌倉柔道協会の関係者は私を含め6名エントリーし、優勝1名、3位4名と健闘しました。
特に優勝した小池絵里奈選手は、対戦相手が現役の57キロ級のフィリピンチャンピオンで、昨年末のグランドスラム東京にも出場した選手。

DSC_2090


規定では日本代表者の出場は認められていませんが、海外の代表者は参加資格があると言うことで、こんな組み合わせが実現しました。
これに見事勝利したのですが、小池選手も皇后盃の関東地区大会に出場する選手ですから、どっちもどっちですよね。


今回も出場にあたり、ホームの鎌倉柔道協会の他、母校日大藤沢高校、錬成塾、大和柔勇会などにお世話になりました。
また、私に関わった方全てにこの場を借りて御礼申し上げます。

新型コロナも問題で、稽古をやりにくい環境となり、なかなかモチベーションも上がりませんでしたが、何とか再び日本ベテランズの試合場に戻れました。
目標とした2連覇は達成出来ませんでしたが、それもこれも自分の準備不足に力不足が招いたものですから致し方ありません。

いつの日か世界ベテランズの舞台に立ち、テッペンを取れるようになるために、日々精進したいと思います。









ブログランキングに参加しました。

柔道ランキング
にほんブログ村 格闘技ブログへ
にほんブログ村
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

読者登録
LINE読者登録QRコード
広告
アーカイブ
お問い合わせ
プライバシーポリシー
広告の配信について 当サイトは第三者配信の広告サービス「Google Adsense グーグルアドセンス」を利用しています。 広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた広告を表示するためにCookie(クッキー)を使用することがあります。 Cookie(クッキー)を無効にする設定およびGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご覧ください。 また、[サイト名]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。 第三者がコンテンツおよび宣伝を提供し、訪問者から直接情報を収集し、訪問者のブラウザにCookie(クッキー)を設定したりこれを認識したりする場合があります。 アクセス解析ツールについて 当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。 このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。この規約に関して、詳しくはここをクリックしてください。 当サイトへのコメントについて 当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。 これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。 ・特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。 ・極度にわいせつな内容を含むもの。 ・禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。 ・その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。 免責事項 当サイトで掲載している画像の著作権・肖像権等は各権利所有者に帰属致します。権利を侵害する目的ではございません。記事の内容や掲載画像等に問題がございましたら、各権利所有者様本人が直接メールでご連絡下さい。確認後、対応させて頂きます。 当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。 当サイトのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなっていることもございます。 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
  • ライブドアブログ