中学時代に始めた柔道の魅力に嵌り、格闘技全般が好きになりました。
柔道整復師の資格を取得し、一時期は仕事として取り組んでいました。
柔道、格闘技、トレーニング、治療のことを中心に書いていきます。
よろしくお願いします。

審判

Referee Seminar 2020 IJFルール

2020年1月11日~12日の2日間、カタールのドーハにてIJFのレフリーセミナーが開催されました。




状況による説明等が行われたようで、テキストと動画で解説されています。

解説テキスト(英文)(PDF)

解説動画



全日本柔道連盟の説明


テキストと動画を一緒に見る事で、正しいジャッジが出来るようになりますので、見る事をお勧めします。

テキスト4ページ 動画「05_Kaeshi-waza」
返し技のポイントになる場合の説明です。
動画の40a、42b の場合は返し技の仕掛けが遅いため、技を仕掛けた方のポイントとジャッジされます。
動画の43a、45b の場合は返し技が有効とジャッジされます。

テキスト11ページ 動画「01_Waza-ari_vs_Ippon」
技ありと一本の説明です。
動画の1a、3b の場合は技あり、4a、6b の場合は一本とジャッジされます。

テキスト15ページ 動画「 02_Waza-ari_vs_No_score」
技ありになる場合の説明です。
動画の14a、16b の場合は技ありとジャッジされます。
両方の場合とも、体側が畳に着いているためです。

テキスト17ページ 動画「 02_Waza-ari_vs_No_score」
技ありにならない場合の説明です。
動画の11b の場合は技ありとは認められません。
体側が畳に接していないためです。

テキスト23ページ 動画「 12_Grip_below_the_belt」「17_Miscellaneous」
ダイビングによる反則負けの場合の説明です。
動画「 12_Grip_below_the_belt」の99a、99b、 動画「 17_Miscellaneous」の135a、135bの場合は反則負けとなります。
99a、99bの場合、袖釣り込み腰のダイビング、135a、135bの場合も袖釣り込み腰のダイビングと取られます。
ただし、反則負けした場合でも敗者復活戦や3位決定戦などがある場合出場は可能です。

テキスト24ページ 動画「 05_Kaeshi-waza」
カウンターアタック場合の説明です。技を仕掛けた方と返した方のいずれかの技が効果的かのジャッジになります。
動画の41a、41b の場合、技を仕掛けた青のポイントと認められます。
動画の44a、44b の場合、技を返した白のポイントと認められます。

テキスト28ページ 動画「 07_Osae_Komi_vs_No_Osae_Komi」
抑え込みにならない場合の説明です。
動画の59a、59b の場合、足のみで相手の首を固定しているので、抑え込みは無効となり待てを掛ける。
動画の60a、60b の場合、腕のみで相手の首を固定しているので、抑え込みは無効となり待てを掛ける。

テキスト33ページ 動画「17_Miscellaneous」
待てを掛ける場合の説明です。
動画の136a、136b の場合、腕返しを仕掛けているため即時に待てを掛け、仕掛けた選手に指導を与えます。

テキスト52~53ページ 動画「13_Bear_Hug」
ベアハグの有効、無効の説明です。
少なくとも片手はしっかりと組んでいる状態からでないと無効になります。
動画の103a、103b の場合はベアハグと判断されます。

テキスト64ページ 動画「15_Kansetsu_from_Tachi_waza_-_Shido」
立ち技からの関節技、絞め技は待てとなり、仕掛けた方に指導が与えられる。
動画の117a、117b 、118a、118b の場合、立ち技からの関節技と認められるため指導となります。
怪我を負わせるような危険な行為と判断されると反則負けになります。
捨て身技を投げるようにしっかりと掛けた上での関節技は問題ありません。


判断に迷うシーンもありますが、選手のためにも正しいジャッジをしなければなりません。
日頃から勉強しないとダメですね。


国際大会の審判のランキング表なるものがありました。
IJF Referee Ranking List

審判も判断される時代になりましたね。


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審判の技術

9月は2試合の審判を経験させてもらいました。
2試合ともに3審制での試合でしたので、それを基に考えたいと思います。

DSC_0531

副審は対角線に陣取ります。
開始戦の関係で、1名の副審は主審との距離が近づきます。
その結果、開始当初は、主審と副審の1名は、近い位置から見るため、同じような方向から選手を見る事になります。

反対方向にはもう一人の副審がいますが、左右からは誰も見ていないことになり、死角が増えます。

これを防止するために、主審をした際には選手の動きに合わせて、副審2名と常に三角形を保てる位置に立つように意識していました。
そして、ジャッジをした後は、必ず副審の異議がないかを確認しました。

副審をしている際には、時計の進行や指導、技のポイントが間違っていないか、抑え込みの時計進行が遅れていないかなどを確認するようにも注意していました。実際、逆についていたこともありましたので、確認の重要性を認識しました。

一度、副審をやっている際に主審が勘違いし、勝ち名乗りを逆に上げましたが、すぐに副審2名で異議を唱え、すぐに修正することができました。

難しい部分は、指導を取るタイミングや待てを掛けるタイミングです。
場外指導は、最初の試合でも難しいジャッジを強いられましたので、改めて慎重に注意深く見ていきました。

細かなルール変更があり、また試合当日の申し合わせ事項による判定基準の変更があるので、その点にも注意しなければなりません。
今回は、柔道着を直すことをしないと指導が与えられるルールが採用され、また、ゴールデンスコアを採用しないため通常は指導2差(これも大会によって異なる)で判定基準になることが多いのですが、指導2が片方に与えられると判定の基準になるなどが挙げられます。
これらを正確に把握しておかなければなりませんね。

また、両袖を持った技についての注意も今回はありました。
頭から落ちる可能性が高いため、有段者でも注意するようにという事でしたので、将来的にルール変更に組み込まれるかもしれません。

控えで試合を見ている時は、自分が主審をやっているつもりで見るようにして、主審とのジャッジの差を比較したりもしました。


選手として長く活動してきたので、選手側の気持ちは非常に分かります。
私自身、中学最後の県大会は、ジャッジののミスで負けたので、そのような思いをして欲しくはありません。
正しいジャッジを行えるように、精進していきたいと思います。

今回少し残念だったのは、あまりに勉強不足なのではと感じた方もいらしたことです。
せっかくのお休みの日にお手伝いいただいているので、それはありがたいと思いますが、選手のことを考えると、やはり審判もしっかりと勉強して、正しいジャッジをしなければならないと思います。
ある意味、審判としてのプロ意識(スペシャリスト)を持たないとならないのではないかと思います。
柔道の実力や段位と審判の技術は別物だと私は思いますので、審判としての技術を所作含めさらに磨いていきたいと思います。



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