グランドスラム東京2017の2日目は、男子81キロ級、90キロ級、100キロ級、100キロ超級の4階級、女子70キロ級、78キロ級、78キロ超級の3階級が行われました。

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男子81キロ級
佐々木 健志(筑波大学3年)
小原 拳哉(パーク24)
山本 悠司(天理大学4年)
藤原 崇太郎(日本体育大学1年)
山本選手は、3回戦で世界ランク1位のオランダのDE WIT選手にゴールデンスコアで指導3による反則負けで敗退。
藤原選手は、2回戦でポルトガルのEGUTIDZE選手に技ありを奪われ敗退。
小原選手は、3回戦でモンゴルのNYAMSUREN 選手に技ありを奪われ敗退。
佐々木選手は、2回戦でブラジルの
SANTOS選手に一本負けで敗退。
四人全員がクォーターファイナルに進出出来ず、敗者復活戦も無しに終わりました。
永瀬選手がいない時に存在感を示したかったのですが、世界との差を見せつけられる残念な結果でした。


決勝
OTGONBAATAR Uuganbaatar選手(モンゴル)対LEE Sungho(韓国)
OTGONBAATAR選手が2分7秒で一本勝ちで優勝。

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男子90キロ級
長澤 憲大(パーク24)
向 翔一郎(日本大学4年)
釘丸 太一(センコー)
小林 悠輔(旭化成)
釘丸選手は、1回戦で韓国のJUNG選手にゴールデンスコアで技ありを奪われ敗退。
向選手は、準々決勝でブラジルのBETTONI選手に技ありを奪われ敗退し、敗者復活戦を勝ち上がり三位決定戦に進出。
小林選手は、準決勝でチェコのKLAMMERT選手に一本勝ちし、決勝に進出。
長澤選手も、準決勝でブラジルのBETTONI選手に技ありを2つ取って一本勝ちで決勝へ。


3位決定戦
向選手対BETTONI選手(ブラジル)
向選手が技ありを奪い優勢勝ちで三位入賞。

決勝
長澤選手対小林選手
世界選手権団体メンバーの長澤選手が31秒で一本勝ちし優勝。

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男子100キロ級
熊代 佑輔(ALSOK)
西山 大希(新日鉄住金)
飯田 健太郎(国士舘大学1年)
下和田 翔平(京葉ガス)
熊代選手は、3回戦でハンガリーのCIRJENICS 選手に一本負け。
西山選手は、2回戦でベルギーのNIKIFOROV選手に一本負け。
下和田選手は、3回戦でオランダのKORREL選手にゴールデンスコアで技ありを奪われ敗退。
飯田選手は、準々決勝で韓国のCHO選手にゴールデンスコアで指導を受け敗退。敗者復活戦でポルトガルのFONSECA選手に技あり1つ取ったものの、2つを奪われ優勢負け。
100キロ級は世界チャンピオンのウルフ選手、オリンピック銅メダリストの羽賀選手とその他の選手の差が81キロ級同様に開いた感じです。


決勝
KORREL選手(オランダ)対CHO選手(韓国)
CHO選手が指導3で反則勝ちで優勝。

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男子100キロ超級
王子谷 剛志(旭化成)
上川 大樹(京葉ガス)
影浦 心(東海大学4年)
小川 雄勢(明治大学3年)
王子谷選手は、準々決勝でチェコのKRPALEK選手に一本負け。敗者復活戦は棄権。
影浦選手は、準決勝に進出しチェコのKRPALEK選手ゴールデンスコアで一本負け。三位決定戦へ。
上川選手、小川選手は準決勝で対戦し、小川選手が2分12秒で一本勝ち。


3位決定戦
影浦選手対HEGYI選手(オーストリア)
影浦選手が技ありを奪い優勢勝ちで三位入賞。


上川選手対MOURA選手(ブラジル)
MOURA選手が技ありを奪い、さらに技ありを追加し、一本勝ち。

決勝
小川選手対KRPALEK選手(チェコ)
小川選手が、ゴールデンスコア10分1秒で指導により優勝。
本戦の4分と合わせ14分の熱戦でした。

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女子70キロ級
新井 千鶴(三井住友海上)
新添 左季(山梨学院大学3年)
田中 志歩(環太平洋大学1年)
大野 陽子(コマツ)
新井選手と新添選手は準々決勝で対戦し、新井選手がゴールデンスコアに入り2分17秒で一本勝ち。新添選手は敗者復活戦でも敗退。
新井選手は準決勝でプエルトリコのPEREZ選手に一本勝ちし、決勝へ。
田中選手と大野選手は準決勝で対戦し、指導3による反則負けで大野選手が決勝へ。

3位決定戦
田中選手対GAHIE選手(フランス)
田中選手が、1分16秒で一本勝ちし三位入賞。

決勝
新井選手対大野選手
大野選手が指導3による反則勝ちで世界チャンピオンの新井選手を破り優勝。

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女子78キロ級
梅木 真美(ALSOK)
佐藤 瑠香(コマツ)
濵田 尚里(自衛隊体育学校)
和田 梨乃子(大成高校3年)
和田選手は、2回戦でオランダのSTEENHUIS選手にゴールデンスコアで技ありを奪われ敗退。
佐藤選手は、準々決勝でフランスのTCHEUMEO選手に一本負け。敗者復活戦を勝ち上がり、三位決定戦へ。
梅木選手は、準決勝でオランダのSTEENHUIS選手に一本負け。佐藤選手との三位決定戦へ。
濱田選手は、準決勝でフランスのTCHEUMEO選手に一本勝ちし決勝へ。

3位決定戦
佐藤選手対梅木選手
開始早々に佐藤選手が一本勝ちし、三位入賞。

決勝
濱田選手対STEENHUIS選手(オランダ)
濱田選手が、3分41秒一本勝ちで優勝。

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女子78キロ超級
朝比奈 沙羅(東海大学3年)
井上 あかり(環太平洋大学3年)
素根 輝(南筑高校2年)
稲森 奈見(三井住友海上)
井上選手は、1回戦でリトアニアのJABLONSKYTE選手にゴールデンスコアで技ありを奪われ敗退。
素根選手は、準決勝で韓国のKIM選手に一本勝ちし決勝へ。
朝比奈選手と稲森選手は準決勝で対戦し、朝比奈選手が技あり優勢勝ち。稲森選手は、三位決定戦へ。

3位決定戦
稲森選手対ALTHEMAN選手(ブラジル)
ALTHEMAN選手が技ありを奪い、優勢勝ちし三位入賞。

決勝
朝比奈選手対素根選手
朝比奈選手が指導3による反則勝ちで優勝。
素根選手、朝比奈選手越えならず。

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2日目は、男子90キロ級、100キロ超級、女子70キロ級、78キロ級、78キロ超級の5階級を制しました。
初日と合わせ12階級を制しましたが、東京開催でしたので、その分は差し引かなければなりませんね。

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女子は全階級を優勝で飾りました。
男子は、81キロ級の永瀬選手に続く選手、100キロ級は期待の飯田選手がもう一息と、課題の残る戦いだったように思います。


世界チャンピオンも出場していましたが、国内の争いも厳しく、そのまま代表に決まらないケースも多かったです。
この争いがまた強くなるためには必要ですので、楽しみですね。