世界選手権3連覇、オリンピック2大会連続銅メダル(何れも66キロ級)で、先日の全日本選抜体重別73キロ級優勝の海老沼匡選手が現役引退を発表しました。






背負い投げ、内股と切れ味鋭い技で活躍された名選手でした。
全日本選抜体重別でも73キロ級で初優勝を飾り、もうひと頑張りして欲しいところでしたが、講道館杯で負けたことをきっかけに引退を決めたそうです。




優勝したにも関わらず、代表に選ばれない矛盾。
73キロ級は、代表となった橋本壮市選手は出場していたものの初戦で敗れ、それまでの実績で代表となりましたが、他の階級では第1シードの選手の欠場が目立ちました。

上記リンクにも書かれていますが、佐々木選手が選ばれなかったのは不思議なことでしかありません。
海老沼選手に代表の目はなかったと、海老沼選手本人も自覚していたようですが、それでもすっきりしない選考でありました。

代表に選ばれなかったから引退したのかと思いましたが、ちょっとそこは違ったようです。


73キロ級に転向後、初の全日本選抜体重別制覇ということで、引退を既に決めていた海老沼選手には複雑な優勝だったのではないでしょうか。

いつかは引退というものから逃げられませんので、仕方のないことでもあります。
長い選手生活、お疲れ様でした。

今後は指導者としての活躍を祈念しております。




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