10月31日、11月1日に千葉ポートアリーナで開催される、2020年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会兼全日本選抜柔道体重別選手権大会の組み合わせが発表されました。

2020kdkcup01
Photo by 全日本柔道連盟

組み合わせ

男子
60キロ級(19名)
第1シード 青木大(パーク24)
第2シード 古賀玄暉(日本体育大)
昨年優勝、準優勝の2名がシード。
青木大(パーク24)選手は右田晃介(福岡県警察)選手、古賀玄暉(日本体育大)選手は福田大晟(筑波大)選手と対戦です。
大島優磨(旭化成)選手、上領教史郎(東洋大)選手、山本達彦(北関東綜合警備保障)選手がつぶし合う1、2回戦は注目です。
大学生となった近藤隼斗(国士舘大)選手も楽しみです。


66キロ級(22名)
第1シード 相田勇司(國學院大)
第2シード 西山祐貴(警視庁)
昨年優勝、準優勝の2名がシード。
相田勇司(國學院大)選手は初戦で橋口祐葵(パーク24)選手、次いで藤阪太郎(大阪府警察)、野原広夢(日本大)選手、湯本祥真(筑波大)選手の勝者と対戦です。
田川兼三(学習院中等科教員)選手は、初戦で階級を上げた志々目徹(了德寺大職員)選手との対戦がありそうです。3回戦では武岡毅(國學院大)選手との対戦もありそうな厳しい組み合わせです。
西山祐貴(警視庁)選手には西願寺哲平(筑波大学)選手が挑みます。
磯田範仁(国士舘大職員)選手、藤阪泰恒(パーク24)選手、桂嵐斗(日本大)選手の争いも見どころです。
大学に進学した唯野己哲(国士舘大学)選手と神奈川県出身の新井雄士(國學院大学)選手の1回戦も楽しみです。


73キロ級(21名)
第1シード 海老沼匡(パーク24)
第2シード 原田健士(日本体育大)
昨年優勝、準優勝の2名がシード。
海老沼匡(パーク24)選手は、石郷岡秀征(筑波大)選手と初戦です。その後も塚本綾(日本体育大)選手、村上洋平(大阪府警察)選手、田中裕大(国士舘大)選手の勝者と対戦です。
原田健士(日本体育大)選手は、昨年も1回戦で対戦した竹内信康(立川拘置所)選手と対戦です。
清水健登(パーク24)選手と大学進学した有馬雄生(東海大)選手の1回戦も楽しみです。
立川新(旭化成)選手は、西園航太(セントラル警備保障)選手と佐藤凛太郎(陸上自衛隊第1空挺団)選手の勝者と対戦し、3回戦は島田隆志郎(パーク24)選手との対戦が濃厚ですが」、桐蔭学園出身の佐藤虎太郎(早稲田大)選手にも頑張って欲しいですね。


81キロ級(23名)
第1シード 友清光(国士舘大)
第2シード 小原拳哉(パーク24)
昨年優勝、準優勝の2名がシード。
友清光(国士舘大)選手は、佐藤佑樹(山形刑務所)選手と初戦を戦い、3回戦では渡邊神威(東海大)選手と対戦か?
第2シード 小原拳哉(パーク24)選手は青木雅道(旭化成)選手と溝口琢海(桐蔭横浜大)選手の勝者と対戦。同じブロックには、大学に進学した竹市大祐(国士舘大)選手がおり、岡虎(東海大)選手と笠原大雅(天理大)選手の勝者と対戦です。この勝者が小原選手に挑戦します。
一時期はこの階級の代表の本命だった佐々木健志(ALSOK)選手が、若い老野祐平(帝京平成大)選手と賀持喜道(日本大)選手の勝者の挑戦を受けます。


90キロ級(18名)
第1シード 村尾三四郎(東海大)
第2シード 田嶋剛希(パーク24)
昨年優勝の村尾三四郎(東海大)選手、3位の田嶋剛希(パーク24)がシード。
村尾選手は東京オリンピック以降を見据え、すっきりと勝ちたいところです。初戦は清崎竜平(明治大)選手と対戦です。
増山香補(明治大)選手には、大学進学した道下新大(早稲田大)選手が挑戦。この勝者が村尾選手に挑む構図です。
田嶋選手は、金山天地(東京拘置所)選手と対戦。
前田宗哉(自衛隊体育学校)選手と大学進学した森健心(明治大)選手の一戦は注目です。


100キロ級(19名)
第1シード 飯田健太郎(国士舘大)
第2シード 羽賀龍之介(旭化成)
昨年不出場の飯田健太郎(国士舘大)選手と優勝の羽賀龍之介(旭化成)選手がシード。
飯田選手は、東京オリンピック代表を逃し、リスタートです。ここは力の違いを見せつけたいところです。初戦は皆川大記(東洋大)選手との対戦です。準決勝は垣田恭平(旭化成)選手との対戦でしょうか。
ベテラン羽賀選手は、昨年の講道館杯で対戦した高校生中野智博(桐蔭学園高)選手と再び対戦です。3回戦は山口貴也(日本大)選手と大辻康太(桐蔭横浜大学教員)選手、梅野雅崇 (国士舘大)選手の勝者と対戦です。個人的には羽賀選手と山口選手の試合を見たいです。
こちらもベテラン、昨年2位の西山大希(日本製鉄)選手も意地を見せたいところです。


100キロ超級(17名)
第1シード 影浦心(日本中央競馬会)
第2シード 熊代佑輔(ALSOK)
昨年不出場の影浦心(日本中央競馬会)と優勝の熊代佑輔(ALSOK)選手がシード。
影浦選手は久野壱虎(国士舘大)選手の挑戦を受けます。3回戦では木元拓人(日本製鉄)選手と松村颯祐(東海大)選手の勝者と対戦です。
昨年2位の香川大吾(ALSOK)選手は高校生菅原光輝(東海大相模高)選手の挑戦を受けます。3回戦は小川雄勢(パーク24)選手との対戦が濃厚です。小川選手も存在感をしっかりとアピールしたいところです。
熊代選手は中野寛太(天理大)選手の挑戦を受けます。3回戦は太田彪雅(旭化成)選手との対戦が濃厚です。昨年準決勝で対戦し、見事な出足払いで熊代選手が技ありを奪い優勢勝ちでしたが、今年は如何に?
王子谷剛志(旭化成)選手は、髙橋翼(国士舘大)選手と中村雄太(東海大大阪仰星高)選手の勝者と対戦です。高橋選手とは昨年の大会で対戦し、王子谷選手が一本勝ちしています。成長期の高橋選手との試合が濃厚ですが、楽しみな一戦です。



女子
48キロ級(14名)
第1シード 角田夏実(了德寺大職員)
第2シード 古賀若菜(山梨学院大)
昨年優勝の角田夏実(了德寺大職員)選手と3位の古賀若菜(山梨学院大)選手がシード。
角田選手は、階級を下げた立川莉奈(福岡県警察)選手と初戦で対戦するのが濃厚。
遠藤宏美(ALSOK)選手と山崎珠美(自衛隊体育学校)選手は生き残りを懸け、角田選手への挑戦権を争います。
古賀選手は、吉岡光(八千代高)選手と白石響(環太平洋大)選手の勝者と対戦です。
昨年近藤亜美(三井住友海上火災)選手を破った稲毛ゆか(アセットホームサービス)選手と小倉葵(岡山県警察)選手の1回戦は好カードです。


52キロ級(10名)
第1シード 志々目愛(了德寺大職員)
第2シード 前田千島(三井住友海上火災保険)
昨年不出場の志々目愛(了德寺大職員)選手と3位の前田千島(三井住友海上火災保険)選手がシード。
志々目選手は中内柚里(龍谷大)選手、前田選手は新城凜子(環太平洋大)と初戦で対戦です。
両者が決勝で対戦することが濃厚です。ここに武田亮子(龍谷大)選手が割って入れるか?


57キロ級(17名)
第1シード 玉置桃 (三井住友海上火災保険)
第2シード 舟久保遥香(三井住友海上火災保険)
昨年優勝、準優勝の2名がシード。
玉置桃 (三井住友海上火災保険)選手は、西尾果連(山梨学院大)選手と対戦。
昨年3位の柴田理帆(JR東日本)選手は、江口凛(桐蔭学園高)選手と対戦です。竹内鈴(パーク24)選手と五十嵐日菜(国士舘高校)選手の対戦も好カードです。
舟久保遥香(三井住友海上火災保険)選手は浦明澄(日本体育大学)選手と対戦です。この対戦は要注目です。
大ベテラン宇髙菜絵(ブイ・テクノロジー)選手は瀧川萌(筑波大)選手と対戦です。
大学に進学した中水流りり(早稲田大)選手の戦いぶりも楽しみです。


63キロ級(15名)
第1シード 鍋倉那美(NAWACLUB)
第2シード 土井雅子(JR東日本)
昨年優勝、準優勝の2名がシード。
所属を変えた鍋倉那美(NAWACLUB)選手は、能智亜衣美(了德寺大職員)選手と長内香月(JR東日本)選手の勝者という厄介な相手が初戦となります。
土井雅子(JR東日本)選手は、工藤七海(府中刑務所)選手と対戦です。
ここに山本杏(パーク24)選手、幸田奈々(自衛隊体育学校)選手、荒木穂乃佳(兵庫県警察)選手が絡んでくるか。


70キロ級(14名)
第1シード 大野陽子(コマツ)
第2シード 新添左季(自衛隊体育学校)
昨年初戦敗退の大野陽子(コマツ)選手と3位の新添左季(自衛隊体育学校)選手がシード。
大野選手は、赤嶺麻佑(沖縄県警察)選手と寺田宇多菜(桐蔭横浜大)選手、新添選手は青柳麗美(JR九州)選手と山本杏(帝京科学大)選手のの勝者と対戦です。
昨年優勝の田中志歩(環太平洋大)選手は、佐藤みずほ(三井住友海上火災保険)選手と対戦です。
大学進学した瀬戸亜香音(東京学芸大)選手、高校生の桑形萌花(須磨学園夙川高校)選手の若い二人にも注目です。


78キロ級(13名)
第1シード 梅木真美(ALSOK)
第2シード 泉真生(コマツ)
昨年優勝の梅木真美(ALSOK)選手とベスト4の泉真生(コマツ)選手がシード。
梅木選手は、初戦で池田紅(藤村女子高)選手と黒田亜紀(早稲田大)選手の勝者と対戦です。
昨年3位の佐藤瑠香(コマツ)選手と髙山莉加(三井住友海上火災保険)選手は、2回戦での対戦が予想されます。
泉選手は、鈴木伊織(日本エースサポート)選手と梅津志悠(三井住友海上火災保険)選手の勝者と対戦です。
昨年2位で所属を変えた和田梨乃子(NAWACLUB)選手は、平野友萌(富士学苑高)選手の挑戦を受けます。


78キロ超級(15名)
第1シード 冨田若春(コマツ)
第2シード 児玉ひかる(東海大)
昨年優勝の冨田若春(コマツ)選手と3位の児玉ひかる(東海大)選手がシード。
冨田選手は、稲森奈見(三井住友海上火災保険)選手と2回戦で対戦しそうです。初戦の相手としては楽ではありません。準決勝は山部佳苗(ミキハウス)選手と対戦が濃厚です。
児玉選手は橋本朱未(コマツ)選手と対戦です。
このところやや不調な秋場麻優(ALSOK)選手は、廣谷姫奈(仙台大)選手と対戦です。この勝者と髙橋瑠璃(山梨学院大)選手と米川明穂(筑波大)選手のフレッシュな対戦の勝者が対戦です。






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