COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響は世界的に続き、アメリカでは世界一の感染数と死者数(4/13現在 感染者数586,941人 死者23,640人)を記録しています。

そのアメリカで、プロレスリングのWWEの開催許可をフロリダ州で出したということです。
もちろん、観客を集めてということではなく無観客での開催ですが、何ともアメリカらしい判断だなと感じます。

フロリダ州でも非常事態宣言が出され、4月30日まで自宅待機令が出ているということです。
そのような中でも、重要なビジネスということで開催が許可されました。

難しい判断ですが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)は感染しやすいものの重症化しにくく、重症化する方は60歳以上の高齢者や肥満、喫煙、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等),透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方等)のある方ということですから、経済の停滞も避けたいというギリギリの判断で許可されたのだと思います。

4月13日時点で、世界では約77億の人口のうち1,923(千人)の感染が確認されています。感染率は0.025%で約4,000人に一人感染していることになります。
重症化した方は51,747人で死者は119,618人ですので、症状が悪化した方は171,365人で重症化率は感染した方の8.9%です。人口に対し約45,000人に一人が重症化する確率です。
感染して死亡する確率は6.22%で、人口から見ると約64,400人に一人です。

日本では、人口約1.26億人のうち7,618人が感染し、感染率は0.006%で、約16,500人に一人の感染です。
重症化した方は135人で死者は143人ですので、症状が悪化した方は278人で重症化率は感染した方の3.6%です。人口に対し約453,600人に一人が重症化する確率です。
感染して死亡する確率は1.88%で、人口から見ると約881,800人に一人です。

日本の状況は世界に比べ非常によく抑えられていると感じます。
検査結果が少ないからだという指摘もあるようですが、重症化した方や死者数に変わりはないはずですので、検査が増えると感染者数も増えますが重症化(死者含め)する方の確率は下がります。
そうなると、インフルエンザの死亡率と大差ないか下回るのではないかという予測も出ています。

医療現場の破壊を防ぐためにも、爆発的な感染拡大は防がなければなりませんが、必要以上に規制を強化し経済を疲弊させても、その先には健康な方までもが生活が成り立たなくなる状況に陥ります。
そうなっては、日本という国が滅んでしまいかねません。
どちらが優先という事ではなく、どちらも重要なことなのです。

恐らく、ある程度長い期間での自粛にならざるを得ないと思いますが、感染確率の低いものについては、自粛の緩和も必要な気がします。
その意味では、柔道はなかなか難しいかもしれませんが、明けない夜はありませんので、精力善用、自他共栄、力必達で日々がんばりたいと思います。

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そしてついにこんな記事も


現時点でインターハイ開催は目指しているということですが、北海道の陸上予選は中止になるそうです。
なんとも言えないですね。




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