東京オリンピックが1年程度の延期と発表されました。


ここで問題となるのが、代表選考。
柔道は男女14階級中、13階級で代表が決定。
残る1階級も4月4日、5日の全日本選抜体重別選手権大会の結果で決定する予定。




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Photo by 全日本柔道連盟


しかし、代表が内定してから1年以上の期間があり、そのまますんなりと代表でいられるかが不透明な状況です。
一旦代表を内定してから、改めて再選考を行なうかを協議するということです。

通常の状況であれば、1年以上先の大会の代表者を現時点で内定し、そのまま代表として派遣するのには異論が出ることでしょう。
しかし、今回の事例はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)という特異なものの影響で、いつ終息するかは不明。
さらに、現状ですら各種大会は軒並み中止で、この先も開催できるかは読めません。

そのような状況で、従来と同じような選考ができるのかといえば、なかなか難しい。
というよりも無理です。
では、全日本選抜体重別選手権大会のような形で選考会を行うかといえば、1試合でそれまでの実績がひっくり返るということも考え難い。

そうなると、今回選出された内定者がスライドして代表となるのがベストの判断ではないかということです。

マラソンは代表を変えないということです。



これらも、再選考のリスクを考えてのことでしょう。


状況が状況だけに、簡単に答えは出せませんが、強化する時間が増えたと前向きに捉え、オリンピック開催までの期間を過ごして欲しいですね。




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