COVID-19(新型コロナウイルス感染症)による影響が依然として世界各地で見られ、オリンピック予選についても、競技によりまちまちの状況になっています。

7月24日の東京オリンピックまで、残すところ4ヶ月。
そろそろ動向が気になるところですが、このような記事が掲載されていました。




IOCのディック・パウンド氏がUSAトゥデーの取材で話したそうです。
IOCの関係者の話ですから、ほぼ間違いないのではと思われますが、開催の可否の決定権を持つ理事ではないとのこと。


WHOの3月24日に更新された情報によるとCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)は、全世界で334,981人が感染し、死者14,652人で190の国と地域で発生しているということです。2019年の世界人口は77億1500万人ですから、感染率0.0043%(23,031人に一人)、死亡率0.00019%(526,549人に一人)。

上位10カ国
中国 81,603人
イタリア 59,138人
アメリカ 31,573人
スペイン 28,572人
ドイツ 24,774人
イラン 23,049人
フランス 15,821人
韓国 8,961人
スイス 6,971人
イギリス 5,687人

ヨーロッパの国が多く見られる状況です。
日本は23位の1,089名、死亡者41名ですが、予断は許せない状況ということです。
日本の人口は1億2,595万人(2019年10月時点)ですから、感染率0.00086%(115,657人に一人)、死亡率0.000033%(3,071,951人に一人)。


個人的には、予定を崩さず開催して欲しいですが、なかなか難しいと思います。
大多数の方が軽症であっても、高齢者中心に死者が多く出ているのも事実。
感染する確率は低いとはいえ、ゼロではありません。
日本国内だけを考えれば、感染者は11.5万人に一人ですから、国内の閉鎖空間でこれだけの人数を集める会場はないと思いますので、感染する確率はかなり低いです。
しかし、狭い会場であっても、一人紛れ込むと感染するリスクは高くなります。

多くの海外の方が来日するようなオリンピックは、感染リスクが極端に高まるのは間違いないですね。
感染しても症状が軽い人が大部分でも、根治療法が確立されていないだけに、不安に思う人も多いでしょう。
延期止む無しですかね~。

さらに、オリンピック以外の国内外のスポーツの動向も気になります。
私の身近な神奈川県の高校柔道でも、春の関東大会の開催是非やインターハイ予選の開催について協議されているようです。
こちらもオリンピック同様に気になるところです。

全日本選抜体重別柔道選手権大会は、いまのところ予定通り無観客で開催予定ということです。
選手の努力を無にしたくはないし、かといって危険にも晒したくない。
前門の狼、後門の虎ですね。

2020senbatsu01
Photo by 全日本柔道連盟


全日本柔道連盟から、下記の通達が発表されています。



これによると、

高校生以下は3月31日まで柔道の練習は自粛
練習開始前の検温
37.5度以上の発熱、咳、痰などの呼吸器症状を有する者は練習に参加させない
1週間以内に発熱や呼吸器症状を有した者は練習に参加させない
過去14日以内に感染者、もしくは感染が強く疑われる者と接触した者は練習に参加させない

ということです。

大会開催は、4月12日までのものは、中止、延期、規模の縮小の対応。
観客の制限や選手の検温等の実施と感染症予防に最大限取り組むほか、練習の内容と同じ形で選手の出場に制限が掛けられます。

全国高段者大会も、中止の可能性大ですね。




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