インドネシアの首都ジャカルタにて、8月29日~9月1日の日程で第18回アジア競技大会柔道競技が開催されます。35の国と地域から男子130名、女子94名の合計224名がエントリーしています。
日本からは、男女の個人戦各7階級と団体戦にエントリーしています。
スケジュール
8月29日 男子60キロ級、66キロ級、女子48キロ級、52キロ級
8月30日 男子73キロ級、81キロ級、女子57キロ級、63キロ級、70キロ級
8月31日 男子90キロ級、100キロ級、100キロ超級、女子78キロ級、78キロ超級
9月1日 男女混合団体戦
男子個人戦
日本からは、男女の個人戦各7階級と団体戦にエントリーしています。
スケジュール
8月29日 男子60キロ級、66キロ級、女子48キロ級、52キロ級
8月30日 男子73キロ級、81キロ級、女子57キロ級、63キロ級、70キロ級
8月31日 男子90キロ級、100キロ級、100キロ超級、女子78キロ級、78キロ超級
9月1日 男女混合団体戦
男子個人戦
60キロ級 志々目徹(了德寺学園)
66キロ級 丸山城志郎(ミキハウス)
73キロ級 大野将平(旭化成)
81キロ級 佐々木健志(筑波大学)
90キロ級 ベイカー茉秋(日本中央競馬会)
100キロ級 飯田健太郎(国士館大学)
100キロ超級 王子谷剛志(旭化成)
女子個人戦
女子個人戦
48キロ級 近藤亜美(三井住友海上火災)
52キロ級 角田夏実(了德寺学園)
57キロ級 玉置桃(三井住友海上火災)
63キロ級 鍋倉那美(三井住友海上火災)
70キロ級 新添左季(山梨学院大学)
78キロ級 佐藤瑠香(コマツ)
78キロ超級 素根輝(南筑高校)
団体戦
団体戦
73キロ級 海老沼匡(パーク24)
90キロ級 小林悠輔(旭化成)
90キロ超級 影浦心(日本中央競馬会)
57キロ級 舟久保遥香(三井住友海上火災)
70キロ級 田中志歩(環太平洋大学)
70キロ超級 山本沙羅(福井県スポーツ協会)
アジア大会組み合わせ
男子個人戦
70キロ超級 山本沙羅(福井県スポーツ協会)
アジア大会組み合わせ
男子個人戦
90キロ級 参加17名
世界ランク43位のベイカー茉秋選手(日本中央競馬会)が第5シード。
世界ランク5位のGWAK,Donghan選手(KOR)が第1シード、世界ランク7位のUSTOPIRIYON,Komronshokh選手(TJK)が第2シード、世界ランク8位のGANTULGA,Altanbagana選手(MGL)が第3シード、世界ランク12位のBOZBAYEV,Islam選手(KAZ)が第4シード。
怪我から復帰し、グランドスラムデュッセルドルフでは2位、選抜体重別でも2位と勝ちきれていませんので、ここはしっかりと優勝したいベイカー選手です。
プールBのベイカー選手は、2回戦で世界ランク105位の BULEKULOV, Faruh選手 (KGZ)と対戦し、2分31秒指導3による反則勝ちです。
プール決勝で、世界ランク12位第4シードのBOZBAYEV,Islam選手(KAZ)との対戦し、3分39秒指導3による反則勝ちです。
準決勝では、世界ランク5位第1シードのGWAK,Donghan選手(KOR)との対戦です。この対戦が事実上の決勝戦といえます。
3分48秒、ベイカー選手に3つ目の指導が入り反則負け。3位決定戦に挑みます。
3位決定戦
SABIROV, Shakhzodbek (UZB) △ 崩れ袈裟固め 〇 ベイカー茉秋(日本中央競馬会)
3位決定戦はベイカー選手が2分13秒崩れ袈裟固めで一本勝ちし、3位を確保。
決勝
GWAK,Donghan(KOR) 〇 袖釣り込み腰 △ GANTULGA, Altanbagana (MGL)
2分23秒袖釣り込み腰でGWAK,Donghan選手(KOR)の一本勝ち。
世界ランク43位のベイカー茉秋選手(日本中央競馬会)が第5シード。
世界ランク5位のGWAK,Donghan選手(KOR)が第1シード、世界ランク7位のUSTOPIRIYON,Komronshokh選手(TJK)が第2シード、世界ランク8位のGANTULGA,Altanbagana選手(MGL)が第3シード、世界ランク12位のBOZBAYEV,Islam選手(KAZ)が第4シード。
怪我から復帰し、グランドスラムデュッセルドルフでは2位、選抜体重別でも2位と勝ちきれていませんので、ここはしっかりと優勝したいベイカー選手です。
プールBのベイカー選手は、2回戦で世界ランク105位の BULEKULOV, Faruh選手 (KGZ)と対戦し、2分31秒指導3による反則勝ちです。
プール決勝で、世界ランク12位第4シードのBOZBAYEV,Islam選手(KAZ)との対戦し、3分39秒指導3による反則勝ちです。
準決勝では、世界ランク5位第1シードのGWAK,Donghan選手(KOR)との対戦です。この対戦が事実上の決勝戦といえます。
3分48秒、ベイカー選手に3つ目の指導が入り反則負け。3位決定戦に挑みます。
3位決定戦
SABIROV, Shakhzodbek (UZB) △ 崩れ袈裟固め 〇 ベイカー茉秋(日本中央競馬会)
3位決定戦はベイカー選手が2分13秒崩れ袈裟固めで一本勝ちし、3位を確保。
決勝
GWAK,Donghan(KOR) 〇 袖釣り込み腰 △ GANTULGA, Altanbagana (MGL)
2分23秒袖釣り込み腰でGWAK,Donghan選手(KOR)の一本勝ち。
優 勝 GWAK,Donghan(KOR)
準優勝 GANTULGA, Altanbagana (MGL)
第3位 ベイカー茉秋(日本中央競馬会)
第3位 USTOPIRIYON,Komronshokh(TJK)
100キロ級 参加17名
世界ランク25位の飯田健太郎(国士館大学)が第2シード。
世界ランク14位のCHO,Guham選手(KOR)が第1シード、世界ランク27位のLKHAGVASUREN,Otgonbaatar選手(MGL)が第3シード、世界ランク35位のREMARENCO,Ivan選手(UAE)が第4シード。
全日本選手権で復活の印象を植え付けたものの、続くグランプリザグレブでは3位ともう1歩だった飯田選手。世界チャンピオンのウルフ選手を追いかけるためにも、ここは結果、内容ともに良い形で終わりたいところです。
プールCの飯田選手は2回戦で、世界ランク273位のLI, Huilin選手 (CHN)と対戦し、1分30秒内股で一本勝ちです。
プール決勝で 世界ランク49位のHOJAMUHAMMEDOV, Batyr 選手(TKM)と対戦し、1分23秒再び内股で一本勝ちです。
準決勝は、世界ランク27位第3シードのLKHAGVASUREN,Otgonbaatar選手(MGL)との対戦です。
ゴールデンスコア1分36秒、指導3の反則勝ちで飯田選手が決勝進出。
決勝
CHO, Guham (KOR) △ 反則勝ち 〇 飯田健太郎(国士館大学)
ゴールデンスコア2分19秒、指導3による反則勝ちで飯田選手の勝ち。
何とかアジアのタイトルを奪取。
世界ランク25位の飯田健太郎(国士館大学)が第2シード。
世界ランク14位のCHO,Guham選手(KOR)が第1シード、世界ランク27位のLKHAGVASUREN,Otgonbaatar選手(MGL)が第3シード、世界ランク35位のREMARENCO,Ivan選手(UAE)が第4シード。
全日本選手権で復活の印象を植え付けたものの、続くグランプリザグレブでは3位ともう1歩だった飯田選手。世界チャンピオンのウルフ選手を追いかけるためにも、ここは結果、内容ともに良い形で終わりたいところです。
プールCの飯田選手は2回戦で、世界ランク273位のLI, Huilin選手 (CHN)と対戦し、1分30秒内股で一本勝ちです。
プール決勝で 世界ランク49位のHOJAMUHAMMEDOV, Batyr 選手(TKM)と対戦し、1分23秒再び内股で一本勝ちです。
準決勝は、世界ランク27位第3シードのLKHAGVASUREN,Otgonbaatar選手(MGL)との対戦です。
ゴールデンスコア1分36秒、指導3の反則勝ちで飯田選手が決勝進出。
決勝
CHO, Guham (KOR) △ 反則勝ち 〇 飯田健太郎(国士館大学)
ゴールデンスコア2分19秒、指導3による反則勝ちで飯田選手の勝ち。
何とかアジアのタイトルを奪取。
優 勝 飯田健太郎(国士館大学)
準優勝 CHO, Guham (KOR)
第3位 LKHAGVASUREN,Otgonbaatar(MGL)
第3位 JURAEV, Sherali (UZB)
100キロ超級 参加11名
世界ランク19位の王子谷剛志選手(旭化成)が第4シード。
世界ランク10位のKIM,Sungmin選手(KOR)が第1シード、世界ランク11位のULZIIBAYAR,Duurenbayar選手(MGL)が第2シード、世界ランク13位のMAHJOUB,Javad選手(IRI)が第3シード。
プールBの王子谷選手は、プール決勝で 世界ランク42位第6シードのOLTIBOEV, Bekmurod選手 (UZB)と対戦し、3分47秒一本勝ちです。
準決勝は、世界ランク10位第1シードのKIM,Sungmin選手(KOR)との対戦です。両者は2018年のグランドスラムデュッセルドルフで対戦し、王子谷選手が大外刈りで一本勝ちしています。
しかし、今回は2分9秒肘関節を極めながら体を捨てた行為(袖釣り込みを掛けて腕を極めたと取られた)で反則負け。
3位決定戦
決勝
KIM,Sungmin(KOR) 〇 優勢勝ち △ ULZIIBAYAR,Duurenbayar(MGL)
KIM,Sungmin選手(KOR)が、払い腰で技ありを奪い優勢勝ち。
女子個人戦
世界ランク19位の王子谷剛志選手(旭化成)が第4シード。
世界ランク10位のKIM,Sungmin選手(KOR)が第1シード、世界ランク11位のULZIIBAYAR,Duurenbayar選手(MGL)が第2シード、世界ランク13位のMAHJOUB,Javad選手(IRI)が第3シード。
プールBの王子谷選手は、プール決勝で 世界ランク42位第6シードのOLTIBOEV, Bekmurod選手 (UZB)と対戦し、3分47秒一本勝ちです。
準決勝は、世界ランク10位第1シードのKIM,Sungmin選手(KOR)との対戦です。両者は2018年のグランドスラムデュッセルドルフで対戦し、王子谷選手が大外刈りで一本勝ちしています。
しかし、今回は2分9秒肘関節を極めながら体を捨てた行為(袖釣り込みを掛けて腕を極めたと取られた)で反則負け。
3位決定戦
MIRMAMADOV, Shakarmamad (TJK) 〇 出場停止 △ 王子谷剛志(旭化成)
3位決定戦は前戦で反則負けとなった王子谷選手が規定により出場できず、不戦敗。決勝
KIM,Sungmin(KOR) 〇 優勢勝ち △ ULZIIBAYAR,Duurenbayar(MGL)
KIM,Sungmin選手(KOR)が、払い腰で技ありを奪い優勢勝ち。
優 勝 KIM,Sungmin(KOR)
準優勝 ULZIIBAYAR,Duurenbayar(MGL)
第3位 OLTIBOEV, Bekmurod (UZB)
第3位 MIRMAMADOV, Shakarmamad (TJK)
女子個人戦
78キロ級 参加9名
世界ランク7位の佐藤瑠香選手(コマツ)が第1シード。
世界ランク22位のPARK,Yujin選手(KOR)が第2シード、世界ランク33位のRAIFOVA,Zarina選手(KAZ)が第3シード、世界ランク49位のMA,Zhenzhao選手(CHN)が第4シード。
グランドスラムデュッセルドルフ、グランプリフフホトと連勝し、対外国人に強い佐藤選手は、今大会でも結果を残し、濱田選手、梅木選手、高山選手といったライバルに対し、アピールしたいところです。参加選手とは、やや実力差がありますので、しっかりと勝って欲しいですね。
プールAの佐藤選手は、プール決勝で CHANTHAKOUMMANE, Khonema選手 (LAO)と対戦し、19秒大外刈りで一本勝ちです。
準決勝では、 世界ランク49位第4シードのMA, Zhenzhao選手 (CHN)と対戦し、3分39秒指導3による反則勝ちです。
決勝は第2シードのPARK,Yujin選手(KOR)。
決勝
佐藤瑠香(コマツ) 〇 支え釣り込み足 △ PARK,Yujin(KOR)
3分24秒佐藤選手の支え釣り込み足が決まり一本勝ち。3試合とも一本勝ち(反則勝ち1試合含む)でした。
世界ランク7位の佐藤瑠香選手(コマツ)が第1シード。
世界ランク22位のPARK,Yujin選手(KOR)が第2シード、世界ランク33位のRAIFOVA,Zarina選手(KAZ)が第3シード、世界ランク49位のMA,Zhenzhao選手(CHN)が第4シード。
グランドスラムデュッセルドルフ、グランプリフフホトと連勝し、対外国人に強い佐藤選手は、今大会でも結果を残し、濱田選手、梅木選手、高山選手といったライバルに対し、アピールしたいところです。参加選手とは、やや実力差がありますので、しっかりと勝って欲しいですね。
プールAの佐藤選手は、プール決勝で CHANTHAKOUMMANE, Khonema選手 (LAO)と対戦し、19秒大外刈りで一本勝ちです。
準決勝では、 世界ランク49位第4シードのMA, Zhenzhao選手 (CHN)と対戦し、3分39秒指導3による反則勝ちです。
決勝は第2シードのPARK,Yujin選手(KOR)。
決勝
佐藤瑠香(コマツ) 〇 支え釣り込み足 △ PARK,Yujin(KOR)
3分24秒佐藤選手の支え釣り込み足が決まり一本勝ち。3試合とも一本勝ち(反則勝ち1試合含む)でした。
優 勝 佐藤瑠香(コマツ)
準優勝 PARK,Yujin(KOR)
第3位 OEDA, Ikumi (THA)
第3位 MA, Zhenzhao(CHN)
78キロ超級 参加9名。
世界ランク9位の素根輝選手(南筑高校)が第2シード。
世界ランク1位のKIM,Minjeong選手(KOR)が第1シード、世界ランク26位のISSANOVA,Gulzhan選手(KAZ)が第3シード、世界ランク28位のWANG,Yan選手(CHN)が第4シード。
以前は対外国人に弱さを見せていましたが、このところの安定感は抜群な素根選手。今大会もしっかりと結果を残し、日本代表に向けて進んで欲しいですね。
世界ランク9位の素根輝選手(南筑高校)が第2シード。
世界ランク1位のKIM,Minjeong選手(KOR)が第1シード、世界ランク26位のISSANOVA,Gulzhan選手(KAZ)が第3シード、世界ランク28位のWANG,Yan選手(CHN)が第4シード。
以前は対外国人に弱さを見せていましたが、このところの安定感は抜群な素根選手。今大会もしっかりと結果を残し、日本代表に向けて進んで欲しいですね。
プールBの素根選手は、プール決勝で 世界ランク122位の KAUR, Rajwinder選手 (IND)と対戦し、1分41秒合わせ技で一本勝ちです。
準決勝では、 世界ランク26位第3シードのISSANOVA,Gulzhan選手(KAZ)と対戦し、3分30秒指導3による反則勝ちです。
もうひとつの準決勝は、世界ランク1位第1シードのKIM,Minjeong選手(KOR)が世界ランク28位第4シードのWANG,Yan選手(CHN)に一本勝ちしました。
素根選手は、グランプリフフホトの決勝でKIM,Minjeong選手(KOR)と対戦し、大内刈りで技ありを奪い、そのまま抑え込んで合わせ技で一本勝ちしています。
決勝
KIM,Minjeong(KOR) △ 優勢勝ち 〇素根輝(南筑高校)
ゴールデンスコア27秒、素根選手の背負投げが技ありになり優勢勝ちで優勝。
対海外勢に弱さを見せていましたが、このところはそのようなこともなく、安定感が高くなってきました。
もうひとつの準決勝は、世界ランク1位第1シードのKIM,Minjeong選手(KOR)が世界ランク28位第4シードのWANG,Yan選手(CHN)に一本勝ちしました。
素根選手は、グランプリフフホトの決勝でKIM,Minjeong選手(KOR)と対戦し、大内刈りで技ありを奪い、そのまま抑え込んで合わせ技で一本勝ちしています。
決勝
KIM,Minjeong(KOR) △ 優勢勝ち 〇素根輝(南筑高校)
ゴールデンスコア27秒、素根選手の背負投げが技ありになり優勢勝ちで優勝。
対海外勢に弱さを見せていましたが、このところはそのようなこともなく、安定感が高くなってきました。
優 勝 素根輝(南筑高校)
準優勝 KIM,Minjeong(KOR)
第3位 ISSANOVA,Gulzhan選手(KAZ)
第3位 WANG,Yan選手(CHN)
明日は最終日の男女混合団体戦です。