2019年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会が10月19日から20日の2日間、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で開催され、その組み合わせが発表されました。


2019o
Photo by 全日本学生柔道連盟

大会スケジュール
10月19日
男子 1回戦から2回戦まで
女子 1回戦から3回戦まで

10月20日
男子 3回戦から決勝まで
女子 準決勝から決勝まで


チーム構成
男子
60キロ級、66キロ級、73キロ級、81キロ級、90キロ級、100キロ級、100キロ超級の7人制の点取り試合で、各階級の登録は2名以内とする。
オーダーは、初日、2日目ともに抽選で決定する。

女子
48キロ級、52キロ級、57キロ級、63キロ級、70キロ級、78キロ級、78キロ超級の7人制の点取り試合で、各階級の登録は2名以内とする。
オーダーは、初日、2日目ともに抽選で決定する。

初日オーダー
   男子       女子
先鋒 90キロ級     52キロ級
次鋒 81キロ級     48キロ級
五将 66キロ級     63キロ級
中堅 60キロ級     70キロ級
三将 73キロ級     57キロ級
副将 100キロ超級     78キロ超級 
大将 100キロ級      78キロ級


男子組み合わせ

1回戦
A①北陸大〇対〇大阪産業大
A②上武大〇対〇帝京大
A③関西大〇対〇秋田大
A④福岡大〇対〇山梨学院大
A⑤専修大〇対〇中京大
B①近畿大〇対〇星槎道都大
B②静岡産業大〇対〇帝京科学大
B③大阪商業大〇対〇東海大九州
B④仙台大〇対〇法政大
B⑤国際武道大〇対〇甲南大
C①大東文化大〇対〇松山大
C②慶応義塾大〇対〇金沢学院大
C③大阪体育大〇対〇札幌大
C④中央大〇対〇流通経済大
C⑤鹿屋体育大〇対〇皇學館大
D①福井工業大〇対〇桐蔭横浜大
D②早稲田大〇対〇北海学園大
D③龍谷大〇対〇岡山商科大
D④京都産業大〇対〇埼玉大
D⑤順天堂大〇対〇東日本国際大
D⑥同志社大〇対〇日本文理大

2回戦
①日本体育大〇対〇A①の勝者
②徳山大〇対〇A②の勝者
③明治大〇対〇A③の勝者
④A④の勝者〇対〇A⑤の勝者
⑤東海大〇対〇B①の勝者
⑥清和大〇対〇B②の勝者
⑦國學院大〇対〇B③の勝者
⑧B④の勝者〇対〇B⑤の勝者
⑨筑波大〇対〇C①の勝者
⑩天理大〇対〇C②の勝者
⑪東洋大〇対〇C③の勝者
⑫C④の勝者〇対〇C⑤の勝者
⑬国士舘大〇対〇D①の勝者
⑭D②の勝者〇対〇D③の勝者
⑮日本大〇対〇D④の勝者
⑯D⑤の勝者〇対〇D⑥の勝者

3回戦
〇対〇
〇対〇
〇対〇
〇対〇
〇対〇
〇対〇
〇対〇
〇対〇

準々決勝
〇対〇
〇対〇
〇対〇
〇対〇

準決勝
〇対〇
〇対〇

決勝
〇対〇
先鋒 90キロ級     
次鋒 81キロ級     
五将 66キロ級     
中堅 60キロ級     
三将 73キロ級     
副将 100キロ超級      
大将 100キロ級

優 勝 
準優勝 
第三位 
第三位 


男子は日体大、筑波大、国士舘大、東海大の昨年ベスト4の4校が優勝候補となりそうです。
日体大はベスト8までは問題なく進出できそうです。ベスト8では明治大と山梨学院大の勝者と対戦することになりそうですが、明治大の勝ち上がりと予想します。準々決勝はかなりの接戦になるのではないでしょうか。
東海大はベスト8で國學院大との対戦が予想されます。國學院大は軽量級に好選手が多いため、重量級の踏ん張り次第では勝機もあると思います。
筑波大は3回戦で天理大、ベスト8で東洋大との対戦が予想されます。天理大との3回戦が山場です。
この勝者がベスト4に進出しそうです。
国士舘大はベスト8で日本大との対戦になりそうです。ここも一進一退の攻防が続く、好試合となりそうです。
東海大は満遍なく選手が揃っており、死角が少ないのが有利です。国士舘大も同様で、この2校が一番優勝に近いのではないでしょうか。昨年優勝の日体大は、勢いに乗ると実力以上の力を発揮しますので、明治大との準々決勝が大きなカギを握ると思います。筑波大はやや苦しい状況に感じます。逆に天理大は充実していますので、上位進出が期待できます。日本大もまとまっており、取りこぼしが無ければ、優勝するチャンスも低くないと思います。


女子組み合わせ

1回戦
①武庫川女子大〇対〇国士舘大
②仙台大〇対〇立命館大
③天理大〇対〇日本大
④大阪体育大〇対〇星槎道都大

2回戦
龍谷大〇対〇環太平洋大
桐蔭横浜大〇対〇①の勝者
筑波大〇対〇東京学芸大
福岡大〇対〇②の勝者
東海大〇対〇近畿大
金沢学院大〇対〇③の勝者
山梨学院大〇対〇中京大
帝京大〇対〇④の勝者

準々決勝
〇対〇
〇対〇
〇対〇
〇対〇

準決勝
〇対〇
〇対〇

決勝
〇対〇
先鋒 52キロ級
次鋒 48キロ級
五将 63キロ級
中堅 70キロ級
三将 57キロ級
副将 78キロ超級 
大将 78キロ級

優 勝 
準優勝 
第三位 
第三位 

女子は昨年優勝の龍谷大がいきなり環太平洋大と初戦の2回戦でぶつかります。戦力的には環太平洋大の方が充実しているように感じますが、どうでしょうか?
勝ち上がったチームは、ベスト8で桐蔭横浜大との対戦になりそうですが、勢いでベスト4まで進出しそうです。
筑波大も初戦の2回戦で東京学芸大と対戦します。ここも競った展開になると思われます。ベスト8では福岡大と仙台大の何れかと対戦になりそうですが、ここも筑波大と東京学芸大の勝者がベスト4に勝ち上がりそうです。
東海大はベスト8で金沢学院大と対戦になりそうですが、戦力が充実しておりベスト4まで進出しそうです。
山梨学院大はやや戦力ダウンしている印象です。ベスト8で帝京大との対戦が予想されますが、帝京大はまとまっていますので、かなりの接戦となると思います。軽量級の結果が勝敗を分けるのではないでしょうか。
今年は東海大の戦力がまとまっており、昨年2位から優勝を狙えるチームだと思います。環太平洋大も初戦の龍谷大戦を勝ち抜けば、決勝まで来る力があると思います。それは昨年優勝の龍谷大にも言えることです。山梨学院大はやや戦力ダウンが否めず、帝京大の後塵を拝しそうですが、意地を見せたいところです。