夏休みに入り、いよいよ先輩方が引退し、自分たちの代になりました。


自分が主将に就任し、チームを引っ張っていく立場に。



最初の試合から大変な日程でした。


福島県郡山市の日大東北高校でオール日大の付属校大会、翌日は前年優勝した神奈川県の新人戦。
連荘で試合です。



まずは、日大東北でのオール日大。


予選リーグは、地元の日大東北、土浦日大、日大一と一緒のグループです。


私は切り込み隊長の先鋒です。



日大東北戦
相手は一学年下で同じ階級の佐藤裕隆選手。
後にインターハイに出場し、日体大で全国的に活躍した選手です。(今は地元福島県で教員をしているそうです)
稽古は何回もやっていましたが、合口があまりよくない。
この試合は確か引き分けてしまいました。
同期にインターハイに出場し、ベスト8になった選手がいたのですが、その選手とは相性がよく負けたことなかったのですが、佐藤選手は苦手でしたね。
チームはしっかりと勝ちました。



土浦日大戦
相手は、60キロ以下の高校強化選手大幡悦雄選手。
彼は後に65キロ級で日本代表となった選手です。
階級がひとつ下ということもあり、しっかりと取らなければいけなかったのですが、上手くいなされて引き分けでした。
チームは私が取れなかったこともあり、敗れました。
練習試合等では負けることなかったのですが、本番で敗れてしまいました。
3チームのリーグ戦で上位2校が決勝トーナメント進出ですから、後がなくなりました。



日大一戦
この年の日大一はなかなか強く、後の春の選手権関東大会で確かベスト4に入ったはず。

世田谷学園の吉田秀彦選手に5人抜きされて負けましたが(^^ゞ

大型選手を揃えていましたね。
私の相手は覚えていませんが、自分よりも大きかった。
恐らく80~90キロ。
しかし、この試合は合わ技1本で快勝!
チームは大将がポイントを取られ残念ながら逆転負け。
大将に勝負する形に持っていかれたのが良くなったですね。


この結果、リーグ戦で敗退ということに。


優勝目指していただけに、この結果にはがっかりでした。


優勝したのは日大一でしたね。


団体戦は個人の勝ち負けの積み重ねですが、流れや組み合わせにより結果が大きく変わることもあります。オーダー次第で随分違うのですよね。
各自が状況に合わせた役割を果たせば、結果はついてきます。
引き分けも団体戦においては立派な戦法です。



惨敗した試合終了後、お決まりの練習試合に突入。
私はほとんどやらなかったと思いますが、熱が入りすぎ帰りの新幹線に乗り遅れ、自由席で帰るハメに。
連休ということもあり、満員で郡山から大宮まで立ちっぱなしで帰りましたよ。

この悔しさを胸に、翌日は戦いました。