第34回皇后盃全日本女子柔道選手権大会の組み合わせが発表されました。

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Photo by 全日本柔道連盟

昨年優勝の素根輝選手(推薦・南築高)が第1シード、準優勝の冨田若春選手(推薦・コマツ)が第2シード、3位の朝比奈沙羅選手(推薦・パーク24)が第3シード、同じく3位の井上舞子選手(関東・淑徳大)となっています。


出場選手
北海道地区
優 勝 吉岡優里(北海道・旭川刑務所)
準優勝:薮内美咲(北海道・北海高)

東北地区
優 勝 菅原歩巴(東北・久慈東高教)
準優勝:市川香代子(東北・宮城県警)

関東地区
優 勝 泉真生(関東・山梨学院大)
準優勝 粂田晴乃(関東・筑波大)
第三位 朝飛真実(関東・桐蔭学園高)
第四位 佐俣優依(関東・ヴィレッジ)
第五位 井上舞子(関東・淑徳大)
第六位 大辻瑛美(関東・自衛隊体育学校)
第七位 寺田宇多菜(関東・桐蔭横浜大)
泉真生辞退のため補欠の佐藤果(淑徳大)が出場

東京地区
優 勝 稲盛奈見(東京・三井住友海上)
準優勝 高山莉加(東京・三井住友海上)
第三位 中山有加(東京・JR東日本)
第三位 佐々木ちえ(東京・東京学芸大)
第五位 高橋瑠璃(東京・帝京高)
第五位 中村美里(東京・三井住友海上)
第五位 鶴岡来雪(東京・コマツ)
第五位 荒谷莉佳子(東京・帝京科学大)

北信越地区
優 勝 山本沙羅(北信越・福井県スポーツ協会)
準優勝 渡辺心実(北信越・金沢学院大)

東海地区
優 勝 米川明穂(東海・藤枝順心高)
準優勝 佐藤陽子(東海・大成高)

近畿地区
優 勝 山部佳苗(近畿・ミキハウス)
準優勝 桑形萌花(近畿・夙川学院高)
第三位 小林幸奈(近畿・龍谷大)
第三位 黒木七都美(近畿・龍谷大)
第五位 出村花恋(近畿・龍谷大)

中国地区
優 勝 秋場麻優(中国・環太平洋大)
準優勝:古賀早也香(中国・広陵高)

四国地区
優 勝 立川桃(四国・新田高)
準優勝 村井杏弥(四国・高松商高)

九州地区
優 勝 児玉ひかる(九州・敬愛クラブ)
準優勝 井上愛美(九州・JR九州)

推薦
素根輝(推薦・南築高)
冨田若春(推薦・コマツ)
朝比奈沙羅(推薦・パーク24)


プールA
1回戦

①立川桃(四国・新田高)対荒谷莉佳子(東京・帝京科学大)

2回戦
②素根輝(推薦・南築高)対小林幸奈(近畿・龍谷大)
③佐々木ちえ(東京・東京学芸大)対市川香代子(東北・宮城県警)
④稲盛奈見(東京・三井住友海上)対古賀早也香(中国・広陵高)
⑤粂田晴乃(関東・筑波大)対①の勝者

3回戦
⑥②の勝者対③の勝者
⑦④の勝者対⑤の勝者

準々決勝
⑧⑥の勝者対⑦の勝者

素根選手は比較的組み合わせにマグ稀、準々決勝までは問題なく進みそうです。
準々決勝では、稲森選手との対戦が濃厚です。


プールB
1回戦
①吉岡優里(北海道・旭川刑務所)対鶴岡来雪(東京・コマツ)

2回戦
②井上舞子(関東・淑徳大)対渡辺心実(北信越・金沢学院大)
③佐藤陽子(東海・大成高)対中山有加(東京・JR東日本)
④山部佳苗(近畿・ミキハウス)対寺田宇多菜(関東・桐蔭横浜大)
⑤桑形萌花(近畿・夙川学院高)対①の勝者

3回戦
⑥②の勝者対③の勝者
⑦④の勝者対⑤の勝者

準々決勝
⑧⑥の勝者対⑦の勝者

昨年3位の井上選手は比較的恵まれた組み合わせで、準々決勝までは進出しそうです。
反対の山からは山部選手の勝ち上がりが濃厚ですが、成長著しい桑形選手の戦いぶりにも注目です。やや攻めが遅い山部選手の先手を桑形選手が取るようだと、番狂わせが起きても不思議ではありません。桑形選手が3回戦に進めば、この対決が見られます。ぜひ、見たいですね。

プールC
1回戦
①菅原歩巴(東北・盛岡農高教)対朝飛真実(関東・桐蔭学園高)

2回戦
②冨田若春(推薦・コマツ)対黒木七都美(近畿・龍谷大)
③薮内美咲(北海道・北海高)対佐俣優依(関東・ヴィレッジ)
④児玉ひかる(九州・敬愛クラブ)対中村美里(東京・三井住友海上)
⑤高橋瑠璃(東京・帝京高)対①の勝者

3回戦
⑥②の勝者対③の勝者
⑦④の勝者対⑤の勝者

準々決勝
⑧⑥の勝者対⑦の勝者

昨年2位の冨田選手は比較的組み合わせに恵まれ、準々決勝までは勝ち上がりそうです。佐俣選手にも頑張って欲しいですね。
反対の山では2回戦で児玉選手と中村選手の注目のカードがあります。体格差はかなりありますが、中村選手の戦いぶりに注目です。
1回戦では先日の高校選手権無差別級を制した朝飛選手が菅原選手と対戦します。2回戦では一昨年の高校選手権、インターハイチャンピオンの高橋選手が待ち受ける組み合わせです。朝飛選手と高橋選手の対戦が見たいですね。
準々決勝は冨田選手と児玉選手の対戦が濃厚です。


プールD
1回戦

①佐藤果(関東・淑徳大)対出村花恋(近畿・龍谷大)
②大辻瑛美(関東・自衛隊体育学校)対井上愛美(九州・JR九州)

2回戦
③朝比奈沙羅(推薦・パーク24)対山本沙羅(北信越・福井県スポーツ協会)
④米川明穂(東海・藤枝順心高)対①の勝者
⑤秋場麻優(中国・環太平洋大)対高山莉加(東京・三井住友海上)
⑥村井杏弥(四国・高松商高)対②の勝者

3回戦
⑦③の勝者対④の勝者
⑧⑤の勝者対⑥の勝者

準々決勝
⑨⑦の勝者対⑧の勝者

昨年苦杯を喫した朝比奈選手は2回戦、3回戦とも78キロ超級の選手との対戦になりそうで、比較的戦いやすいのではないでしょうか。反対の山では、秋葉選手と高山選手の戦いに注目です。高山選手はヨーロッパシリーズで結果を残せずにいましたが、実力は高いです、対する秋場選手も成長著しいですから、どうなるでしょうか。勝った方が準々決勝まで進みそうです。