2019年グランドスラムエカテリンブルグが3月15日~17日でロシアのエカテリンブルグにて開催されます。


2019gseka01
Photo by 全日本柔道連盟



大会詳細

日本からは男子7名、女子7名の合計14名がエントリーです。

大会は初日の15日に男子60キロ級、66キロ級、女子48キロ級、52キロ級、57キロ級、2日目の16日に男子73キロ級、81キロ級、女子63キロ級、70キロ級、最終日17日に男子90キロ級、100キロ級、100キロ超級、女子78キロ級、78キロ超級が行なわれます。


3日目結果
男子
90キロ級
田嶋剛希(筑波大)

第1シード世界ランク3位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ5位のKUKOLJ,Aleksandar選手(SRB)
第2シード世界ランク8位、2019年グランプリマラケシュ優勝、元世界チャンピオンのMAJDOV,Nemanja選手(SRB)
第3シード世界ランク10位、2019年グランドスラムパリ2位のBOZBAYEV,Islam選手(KAZ)
第4シード世界ランク15位、2018年ワールドマスターズ5位のVAN T END,Noel選手(NED)
第5シード世界ランク17位、2018年グランドスラム大阪5位のMARGIANI,Ushangi選手(GEO)
第6シード世界ランク18位、2018年グランドスラム大阪5位のMACEDO,Rafael選手(BRA)
第7シード世界ランク19位、2018年グランドスラムパリ2位のGVINIASHVILI,Beka選手(GEO)
第8シード世界ランク22位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ3位のSMINK,Jesper選手(NED)


田嶋選手はプールCに配され、1回戦でKOCHMAN,Li選手(ISR)と対戦し、小内刈りで技ありを奪い、そのまま横四方固めに抑え込み、1分29秒合わせ技で一本勝ち。
2回戦では、第2シード世界ランク8位、2019年グランプリマラケシュ優勝、元世界チャンピオンのMAJDOV,Nemanja選手(SRB)と対戦し、ゴールデンスコア4分52秒にやぐら投げで技ありを奪い優勢勝ち。
プール決勝は、GVINIASHVILI Beka選手と対戦し、袖釣り込み腰に入ったところを小外刈りで切り返され1分58秒一本負け。

敗者復活戦
1分18秒、袖釣り込み腰で一本勝ち。
途中、MUNGAI Nicholas選手が面白い入り方で三角絞めを狙っています。

準決勝
KUKOLJ Aleksandar(SRB)△(優勢勝ち)〇VAN T END,Noel(NED)


GVINIASHVILI,Beka(GEO)〇(横四方固)△MACEDO,Rafael(BRA)

三位決定戦
田嶋剛毅〇(合せ技)△KUKOLJ Aleksandar(SRB)

決勝
VAN T END,Noel(NED)〇(一本背負)△GVINIASHVILI,Beka(GEO)


優 勝 VAN T END,Noel(NED)
準優勝 GVINIASHVILI,Beka(GEO)
第三位 MACEDO,Rafael(BRA)
第三位 田嶋剛希(筑波大)
第五位 KUKOLJ Aleksandar(SRB)
第五位 SMINK,Jesper(NED)
第七位 MARGIANI,Ushangi(GEO)
第七位 MUNGAI Nicholas(ITA)


100キロ級
羽賀龍之介(旭化成)

第1シード世界ランク3位、2018年ワールドマスターズ5位のPALTCHIK,Peter選手(ISR)
第2シード世界ランク8位、2018年世界選手権7位のKORREL,Michael選手(NED)
第3シード世界ランク9位、2018年世界選手権3位、2018年ワールドマスターズ2位のLKHAGVASUREN,Otgonbaatar選手(MGL)
第4シード世界ランク13位、2019年グランプリマラケシュ2位のNIKIFOROV,Toma選手(BEL)
第5シード世界ランク16位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ3位のBOEHLER,Laurin選手(AUT)
第6シード世界ランク17位、2019年グランドスラムパリ3位のBILALOV,Niiaz選手(RUS)
第7シード世界ランク18位、2019年グランプリアガディール優勝のDENISOV,Kirill選手(RUS)
第8シード世界ランク20位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ7位のBORODAVKO,Jevgenijs選手(LAT)


羽賀選手はプールBに配され、1回戦で地元のADAMIAN,Arman選手(RUS)と対戦し、ゴールデンスコア5分28秒、大内刈りで技ありを奪われ優勢負け。ADAMIAN,Arman選手はこのまま勢いに乗り優勝。

準決勝
PALTCHIK,Peter(ISR)△(小内刈り)〇ADAMIAN,Arman(RUS)


DENISOV,Kirill(RUS)〇(大内刈り)△BILALOV,Niiaz(RUS)

決勝
ADAMIAN,Arman(RUS)〇(優勢勝ち)△DENISOV,Kirill(RUS)


優 勝 ADAMIAN,Arman(RUS)
準優勝 DENISOV,Kirill(RUS)
第三位 ELNAHAS,Shady(CAN)
第三位 PALTCHIK,Peter(ISR) 
第五位 BILALOV,Niiaz(RUS)
第五位 KORREL,Michael(NED)
第七位 BORODAVKO,Jevgenijs(LAT)
第七位 LKHAGVASUREN,Otgonbaatar(MGL)


100キロ超級
小川雄勢(明治大)
太田彪雅(東海大)

第1シード世界ランク3位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ3位のULZIIBAYAR,Duurenbayar選手(MGL)
第2シード世界ランク4位、2018年ワールドマスターズ3位のMOURA,David選手(BRA)
第3シード世界ランク6位、2018年ワールドマスターズ2位のSILVA,Rafael選手(BRA)
第4シード世界ランク8位、2018年ワールドマスターズ7位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ3位のHEGYI,Stephan選手(AUT)
第5シード世界ランク9位、2018年ワールドマスターズ3位のBASHAEV,Tamerlan選手(RUS)
第6シード世界ランク17位、2019年グランドスラムパリ5位のSASSON,Or選手(ISR)
第7シード世界ランク18位、2018年グランドスラムアブダビ3位のKRAKOVETSKII,Iurii選手(KGZ)
第8シード世界ランク22位、2018年グランプリハーグ2位のSIMIONESCU,Vladut選手(ROU)


小川選手はプールBに配され、2回戦で地元のBASHAEV,Tamerlan選手(RUS)と対戦し、1分1秒小外掛けで一本負け。BASHAEV,Tamerlan選手は勢いに乗り優勝。


太田選手プールDに配され、1回戦で2018年世界ジュニアチャンピオンのZAALISHVILI,Gela選手(GEO)と対戦し、指導3による反則勝ち。
2回戦では、第6シード世界ランク17位、2019年グランドスラムパリ5位のSASSON,Or選手(ISR)と対戦し、指導3による反則負け。

準決勝
KRIVOBOKOV,Anton(RUS)△(小内巻込)〇BASHAEV,Tamerlan(RUS)


MOURA,David(BRA)△(背負投げ)〇SASSON,Or(ISR)

決勝
BASHAEV,Tamerlan(RUS)〇(優勢勝ち)△SASSON,Or(ISR)


優 勝 BASHAEV,Tamerlan(RUS)
準優勝 SASSON,Or(ISR)
第三位 MOURA,David(BRA)
第三位 SILVA,Rafael(BRA)
第五位 HEGYI,Stephan(AUT)
第五位 KRIVOBOKOV,Anton(RUS)
第七位 SHAKHBAZOV,Ruslan(RUS)
第七位 TOKTOGONOV,Bekbolot(KGZ)


女子
78キロ級
髙山莉加(三井住友海上火災保険)
泉真生(山梨学院大)

第1シード世界ランク4位、2018年ワールドマスターズ3位のPOWELL,Natalie選手(GBR)
第2シード世界ランク6位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ優勝のAGUIAR,Mayra選手(BRA)
第3シード世界ランク8位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ5位のTCHEUMEO,Audrey選手(FRA)
第4シード世界ランク9位、2018年世界選手権3位のVERKERK,Marhinde選手(NED)

第5シード世界ランク14位、2019年グランプリマラケシュ5位のSTEVENSON,Karen選手(NED)
第6シード世界ランク17位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ3位のGRAF,Bernadette選手(AUT)
第7シード世界ランク19位、2018年グランドスラムエカテリンブルグ優勝の髙山莉加選手
第8シード世界ランク21位、2018年世界選手権3位のBABINTSEVA,Aleksandra選手(RUS)

高山選手はプールCに配され、2回戦で地元のKACHOROVSKAYA,Alena選手(RUS)と対戦し、3分18秒十字固めで一本勝ち。
プール決勝では、第2シード世界ランク6位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ優勝のAGUIAR,Mayra選手(BRA)と対戦し、17秒体落としで一本負け。


泉選手はプールBに配され、2回戦で第5シード世界ランク14位、2019年グランプリマラケシュ5位のSTEVENSON,Karen選手(NED)と対戦し、2分1秒体落としで一本勝ち。
プール決勝では、SHMELEVA Antonina選手(RUS)との対戦し、大内刈りで技ありを奪った後、3分17秒大外刈りで一本勝ち。
準決勝
POWELL,Natalie(GBR)△(内股)〇泉真生(山梨学院大)

1分34秒相手の内股を隅落しで捲り上げ技ありを奪い先制。POWELL,Natalie選手が密着しての大内刈りは、主審が技ありを宣するも取消、最後は3分20秒内股で一本勝ち。

AGUIAR,Mayra(BRA)〇(優勢勝ち)△GRAF,Bernadette(AUT)

三位決定戦
大腰で技ありを奪い、そのまま袈裟固めに抑え込み、2分15秒合せ技で一本勝ち。

決勝


優 勝 泉真生(山梨学院大)
準優勝 AGUIAR,Mayra(BRA)
第三位 GRAF,Bernadette(AUT)
第三位 髙山莉加(三井住友海上火災保険)
第五位 BABINTSEVA,Aleksandra(RUS)
第五位 POWELL,Natalie(GBR)
第七位 SHMELEVA Antonina(RUS)
第七位 TCHEUMEO Audrey(FRA)

78キロ超級
稲森奈見(三井住友海上火災保険)

第1シード世界ランク2位、2018年ワールドマスターズ3位のCERIC,Larisa選手(BIH)
第2シード世界ランク5位、2018年ワールドマスターズ3位、2019年グランドスラムデュッセルドルフ3位のALTHEMAN,Maria Suelen選手(BRA)
第3シード世界ランク9位、2018年世界ジュニア2位、2018年グランドスラム大阪5位のSOUZA,Beatriz選手(BRA)
第4シード世界ランク13位、2018年グランドスラムアブダビ2位のM BAIRO,Anne Fatoumata選手(FRA)
第5シード世界ランク15位、2019年グランプリマラケシュ5位のADLINGTON,Sarah選手(GBR)
第6シード世界ランク16位、2019年グランプリマラケシュ2位のSAVELKOULS,Tessie選手(NED)

第7シード世界ランク20位、2018年グランドスラムエカテリンブルグ5位のCHIBISOVA,Kseniia選手(RUS)
第8シード世界ランク22位、2019年ブランプリトビリシ3位のJABLONSKYTE,Sandra選手(LTU)


稲森選手はプールAに配され、1回戦で第1シード世界ランク2位、2018年ワールドマスターズ3位のCERIC,Larisa選手(BIH)と対戦し、ゴールデンスコア6分48秒外巻き込みで技ありを奪われ優勢負け。

準決勝
CERIC,Larisa(BIH)△(棄権)〇M BAIRO,Anne Fatoumata(FRA)


ALTHEMAN,Maria Suelen(BRA)〇(裏投げ)△SOUZA,Beatriz(BRA)

決勝
M BAIRO,Anne Fatoumata(FRA)△(合せ技)〇ALTHEMAN,Maria Suelen(BRA)

優 勝 ALTHEMAN,Maria Suelen(BRA)
準優勝 M BAIRO,Anne Fatoumata(FRA)
第三位 JABLONSKYTE,Sandra(LTU)
第三位 NUNES,Rochele(POR)
第五位 CERIC,Larisa(BIH)
第五位 SOUZA,Beatriz(BRA)
第七位 ADLINGTON,Sarah(GBR)
第七位 SAVELKOULS,Tessie(NED)

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