2018年1月1日から新しい国際柔道連盟試合審判規定が施行され、適用されていますが、いまひとつ不明瞭だった寝技なのか立ち技なのかの解釈の補足説明がIJFより2019年1月31日付けで発表され、即日適用となりました。


国際柔道連盟試合審判規定(2018年1月1日より適用)


立ち技から一方が膝を着き従来ならば寝技と解釈されていたような状態でも、一方が立ち姿勢ならば立ち技として認められ、技のポイント計上が認められます。
昨年行なわれた世界選手権や国際大会でもこのシーンは良く目にしましたが、やや判定が不明瞭だと感じる場面もありました。

特に相手が両膝を着いている場合、引き込み返しなどで返した場合も技のスコア対象になっており違和感を感じていましたが、今回の補足説明ですっきりしました。


国際柔道連盟試合審判規定2019年1月31日付け(補足)


一方の選手が両肘、両膝が着いた状態は寝技と見なされるということです。
ここでは投げられてもスコアには反映されず、下半身を触っても反則となりません。

一方の選手だけが、片膝もしくは両膝をついた状態の時は立った状態の選手が投げ技で投げるとスコアになります。
この場合、膝を着いている選手が下半身に触れた場合、指導が与えられます。
立った状態の選手が、直ちに攻めない場合は待てとなります。

同じような形として、一方が四つんばいであっても、一方の選手が立っていれば立ち技継続と見なされます。(寝姿勢は、両肘、両膝が着いた状態)
従来は、四つんばい=寝技という解釈だったと思いますが、違うということです。
ここで立ち姿勢の選手が技を施し、投げればスコアになります。
ここは癖が残るところだと思いますので、特に注意が必要ですね。


競技をする選手もルールはしっかりと把握しなければいけませんし、そのルールに対応しなければなりません。
審判もルール変更に対応し、選手を泣かすような審判にならないようにしないといけませんね。