12月には、日本各地で高校生の新チームによる試合が行なわれます。
2018年においては、下記のような結果でした。

第42回黒潮旗武道大会 12月16日
男子 5人、女子3人 点取り試合(1試合毎のオーダー変更あり 体重順配列)
男子
優 勝 東海大学付属相模高校(神奈川県)
準優勝 木更津総合高校(千葉県)
第3位 大成高校(愛知県)
第3位 日本体育大学荏原高校(東京都)

女子
優 勝 富士学苑高校(山梨県)
準優勝 夙川学院高校(兵庫県)
第3位 藤枝順心高校(静岡県)
第3位 東海大学付属静岡翔洋高校(静岡県)

第32回松尾三郎杯争奪全国選抜高等学校柔道大会 12月23日
男子 5人 点取り試合(1試合毎のオーダー変更あり)
男子
優 勝 国士舘高校(東京都)
準優勝 日体育大学荏原高校(東京都)
第3位 崇徳高校(広島県)
第3位 作陽高校(岡山県)

第18回水田三喜男杯争奪選抜高等学校柔道大会 12月26日
男子 5人、女子3人 点取り試合(1試合毎のオーダー変更あり)
男子
優 勝    大牟田高校(福岡県)
準優勝    修徳高校(東京都)
第三位    崇徳高校(広島県)
第三位    東海大浦安高校(千葉県)

女子
優 勝    富士学苑高校(山梨県)
準優勝    藤枝順心高校(静岡県)
第三位    夙川学院高校(兵庫県)
第三位    桐蔭学園高校(神奈川県)

第17回宮崎ひむか旗高等学校男子柔道競技大会・第13回宮崎ひむか杯高等学校女子柔道競技大会 12月26日
男子 5人、女子3人 点取り試合(1試合毎のオーダー変更あり)
男子
優 勝 福井工大福井高校A(福井県)
準優勝 育英高校(兵庫県)
第三位 延岡学園高校A(宮崎県)
第三位 京都学園高校A(京都府)

女子
優 勝 比叡山高校A(滋賀県)
準優勝 比叡山高校B(滋賀県)
第三位 宮崎日本大学高校A(宮崎県)
第三位 南筑高校(福岡県)

第35回若潮杯争奪武道大会柔道大会 12月27日
男子 5人、女子3人 点取り試合(1試合毎のオーダー変更あり)
男子
優 勝 国士舘高校(東京都)
準優勝 東海大学付属相模高校(神奈川県) 
第三位 天理高校(奈良県)
第三位 東海大学付属大阪仰星(大阪府)

女子
優 勝 富士学苑高校(山梨県)
準優勝 敬愛高校(福岡県) 
第三位 藤枝順心高校(静岡県)
第三位 夙川学院高校(兵庫県)

男子
昨年まで、超高校級の村尾三四郎選手を擁した桐蔭学園(神奈川県)は、大幅に戦力ダウンし入賞ならず。逆に桐蔭学園の後塵を拝していた東海大相模は、黒潮旗で優勝、若潮旗で2位、松尾三郎杯は優勝の国士舘に敗れるも安定した成績を残しました。(水田杯、ひむか旗は不参加)
国士舘は安定した強さを発揮し、出場した2大会(松尾三郎杯、若潮旗)を優勝。
水田杯を圧倒的な強さで制した九州チャンピオンの大牟田も好調です。天理も安定した強さを発揮するも、昨年よりも小粒になった感は否めません。
高校選手権は、出場権が確定していないものの、国士舘、大牟田の2強に東海大相模、天理が第1シード、続いて作陽、崇徳、木更津総合もしくは東海大浦安、大成、日体荏原、東海大大阪仰星あたりが第2シードを争う展開となりそうです。
優勝争いは超高校級のエース斉藤立選手を擁する国士舘の優位は動きそうにありません。他校とすれば、国士舘が追いかける展開を作り、二人、三人掛かりで斉藤選手を止めなければなりませんが、前年からのレギュラーメンバーの藤永選手、道下選手、長谷川選手の牙城は高く、穴がありません。

女子
女子は富士学苑が黒潮旗、水田杯、若潮旗と3連勝。藤枝順心、夙川学院が僅差で追いかけます。敬愛、桐蔭学園、ひむか旗を4連覇した比叡山が続く展開です。
高校選手権は体重別団体戦なので、冬季シリーズとは試合形式も違い、アテにならない部分も多いです。その分を考慮すると、夙川学院がやや有利に感じます。桐蔭学園、比叡山も体重別の試合では強さを発揮しそうですが、いずれにしても富士学苑、夙川学院、藤枝順心の3校から優勝するチームが出るのではないかと思います。