2018年のインターハイ柔道競技が昨日で終了しました。


男子団体戦
天理が国士舘の3冠を阻み、見事に27年ぶり14回目のインターハイチャンピオンになりました。
ベスト8には、国士舘(東京都)、作陽(岡山県)、白鷗大足利(栃木県)、名張(三重県)、九州学院(熊本県)、桐蔭学園(神奈川)、鹿児島情報(鹿児島県)、天理(奈良県)の8校が残りました。

当初の私の予想は、国士舘作陽木更津総合埼玉栄東海大甲府桐蔭学園福井工大福井天理という予想でした。
黒字太字が正解、赤字太字が不正解ということで、正答率50%でした。

今年の木更津総合はまとまった好チームでしたので、勝った白鷗大足利を褒めるべきですね。
木更津総合は、福岡大大濠を3対1、崇徳を2対0で下しています。エースの浅野選手が一本負けしたのが痛かったですね。

地元名張の頑張りも特筆ものでしたね。
埼玉栄は津幡に0対3で敗れ、その津幡を2対2の代表戦で下してのベスト8でした。名張は2回戦で新田も2対2の内容差で下しての進出ですから、しぶといチームです。

九州学院も東海大甲府を4対1の大差で下し、地元四日市中央工とは1対1の内容差で勝っての進出でした。

鹿児島情報はつくば秀英を1対0、福井工大福井を2対1で下してのベスト8。いずれも最少得点差でした。


桐蔭学園は、賀持選手の怪我が痛すぎましたね。
勝負にタラレバは禁物ですが、万全の体勢ならば2連覇も十分ありましたね。

国士舘は安定していました。
決勝も勝ちパターンでした。あの形で負けたのならば仕方ないところです。
先鋒の藤永選手が止められたのが痛かったですね。そして長谷川選手の不調も予定外だったかもしれませんね。
受けの弱い安藤選手を使い続ける選択となり、決勝では植岡選手に得点を許しました。

優勝の天理は、中野選手の活躍はもちろんですが、植岡選手が確実にポイントを挙げていたのが大きかったですね。


女子団体戦
夙川学院が春夏連覇を飾りました。
ベスト8には埼玉栄(埼玉)、桐蔭学園(神奈川)、北海(北海道)、夙川学院(兵庫)、富士学苑(山梨)、藤枝順心(静岡)、熊本西(熊本)、敬愛(福岡)の8校が残りました。

予想では、埼玉栄桐蔭学園鹿児島南夙川学院富士学苑帝京熊本西大成でした。

北海は鹿児島南を2対1で下してベスト8でした。
優勝候補の帝京を1対1の内容差で下した藤枝順心の戦いも素晴らしかったです。0対1で迎えた大将戦での逆転の一本勝ちです。
大将戦での逆転の一本勝ちは、敬愛対大成でも同様でした。

夙川学院は、大将の吉峰選手が頑張りましたね。
特に準決勝の桐蔭学園戦では逆転の一本勝ちですから。
決勝は思いのほか大差がつきました。


男子個人戦
60キロ級、66キロ級、73キロ級は比較的順当な結果でした。

60キロ級の近藤選手(佐賀工)は、椙本選手(東海大相模)との準々決勝がポイントでしたね。
逆転の一本勝ちで勢いに乗りました。

66キロ級の桂選手(長崎日大)は、初戦の松村選手(足立学園)との試合がポイントでしたね。一度敗れた相手にリベンジし、勢いに乗りましたね。決勝は手の内の知れた者同士。これから何度も戦うことになるのでしょう。

73キロ級の内村選手は力強かったですね。決勝の狙い澄ました谷落としは見事でした。
その他の有力選手が途中で脱落した印象です。


81キロ級は、竹市選手(大牟田)と板東選手(木更津総合)の一騎打ちかと思いましたが、押領司選手(足立学園)が素晴らしい試合ぶりで割り込んできましたね。

90キロ級は、村尾選手(桐蔭学園)の独壇場でした。

100キロ級は、団体戦から好調な植岡選手(天理)、団体戦では不本意な結果だった八木選手(崇徳)、藤鷹選手(大成)が活躍しましたが、決勝は皆川選手(千葉経済大付)に敗れました。

100キロ超級は、なんといっても3回戦での斉藤選手(国士舘)と中野選手(天理)の戦いですね。
頭ひとつこの二人が抜きんでていました。


女子個人戦
怪我などで有力選手が欠場するのが目立ちましたね。
48キロ級は選手権2位の村川選手(夙川学院)と3位の渡邉選手が2回戦で潰し合う展開。
渡邉選手は、選手権優勝の芳田選手(比叡山)も下す活躍でしたが、悲願の優勝には届きませんでしたね。
世界ジュニアチャンピオンの久保井選手(京都文教)の敗戦も意外でした。
荒れた試合を制したのは、昨年のチャンピオン古賀選手(南筑)でした。

52キロ級は、阿部選手不在の中、選手権優勝の大森選手(帝京)が準決勝で對馬選手(東北)に敗れ、決勝では藤本選手(敬愛)が對馬選手を破る荒れた展開でした。
對馬選手は選手権に続き悔しい2位でした。

57キロ級は、古賀選手(創志学園)が欠場。選手権優勝の金選手も準決勝で敗れるなど、荒れました。
最後は全日本カデチャンピオンの岡田選手(立命館宇治)が優勝でした。

63キロ級は、結城選手(富士学苑)が欠場、選手権優勝の浦選手(創志学園)も準決勝で敗れ、浦選手を破った壇野選手(星翔)がそのまま勢いに乗って優勝でした。

70キロ級は、全日本カデチャンピオンの朝飛選手がベスト8で多田選手(敬愛)に敗れ、準決勝は瀬戸選手(富士学苑)が不戦敗。多田選手に勝った桑形選手(夙川学院)が優勝しました。

78キロ級は、団体戦でも活躍した長谷川選手(夙川学院)と野澤選手(桐蔭学園)の決勝となり、長谷川選手が優勝。怪我で1年近く実戦を離れていた野澤選手の準優勝は見事でした。

78キロ超級は、選手権無差別級チャンピオンの高橋選手(帝京)が優勝。団体戦の憂さを晴らしました。


こうやって振り返ると、ちょっとしたことで試合の流れは変わるということですね。
改めてメンタルの重要性を感じました。